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ひと味違う転生物語!
主人公のレオニは、三度の結婚通し、夫の死別や失踪、子供との悲しい別れを体験し、策略にはまり命を落としてしまった後、10歳の自身に転生する。 転生時に異能を授かり、非常に稀な才能を持つことになった。 しかし、ただ自分を陥れれた者たちへの復讐だけではないのがこの物語の特徴かもしれない。 転生した10歳の少女が出会う過去の夫たちとの関係を通し、前世での誤解や疑問が浮き彫りになり、それらを解決する過程で、苦しみ悩む姿が興味深い。 生き別れた幼子への愛情も深く、その悲しみは計り知れない。 ただ転生した10歳の少女には過酷すぎるのが痛々しいくらいだ。 でもレオニは決して諦めない。 未来を変えてしまう不安を抱きながらも、自分の信じた道を突き進む信念と覚悟が素晴らしい。 彼女の苦しみと悲しみが少しでも癒されることを心から願う。
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私の破滅を願う人々へ