千鶴の夜明け～わたしに一途な旦那さま～

みんなのレビュー

1. 5.0

   2024/11/02 16:59

   これは大作の予感！！

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   え、これ、もしかしてものすっごい大作になるんじゃないですか？？無料分だけで一気に惹き込まれました！
   なんといっても生贄になったヒロイン、時が戻ってめちゃくちゃ強くなってかっこいい（もちろん更に美しい）し、藤真はちゃんと後悔して、その場で切腹しちゃうなんて。表現的に変だけど、それって素敵だし溺愛レベルじゃない。めちゃくちゃいい男！からのやり直しでしょ？これはもう、何があっても乗り越えてほしいし、読者も乗り越えられる！
   山神様の本意も気になるけど、このまま良作展開で進んでほしい！

   by ANRD

   • 112

2. 5.0

   2024/11/01 14:23

   開き直りの美学

   　流されるまま受け身で生きるか、目標を定めて主体的に生きるか、どちらの生き方でも構わないと思う。ただ、もし同じ人物が、二つの生き方をどちらも経験できるとしたら…きっとその二つの生は、大きく違ったものになるだろう…「千鶴の夜明け」これは、そんな物語。
   　１周目の千鶴は、自分が「育ててもらった」引け目から、全て周囲の意のまま、流されるままに生き、その結果、大きな後悔を残して、愛する人藤四郎を失った。
   　対する２周目の千鶴は、自分が生贄となる運命は受け入れつつも、そこに後悔を残さないよう、能動的に生きることを選択する。人間は、経験を重ねることによって、賢くなり、主体的に動くことによって、相手に先んじることができると、千鶴の行動から学ばされる。そして、千鶴が変わることによって、１周目では本音で向き合えなかった藤四郎との関係も、新しい局面を迎えることは、想像に難くない。何せ本当は、「一途な旦那さま」ですから。
   　そもそも「生贄」とか「人柱」とかは、ときの権力者たちが、自分の都合の良いように、状況を変えるために利用したもの。ましてや、たかが村長程度の娘の香織某とやらに、大きな顔をさせる程度の低レベル集団。「山神」が本当に望んでいることなのか、甚だ疑わしい。
   「もういっかい　きて」…１年後に迎える千鶴の夜明けは、１周目同様、生贄としての悲しい結末を迎えるのか、それとも、文字どおり千鶴と藤四郎にとっての新しい夜明けとなるのか…後者であることを、かたく願いつつ、次の配信を待ち遠しく思う自分がいる。

   by Mayaya

   • 258

3. 5.0

   2024/11/03 9:58

   SORAJIWA作品好きで最新話まで読破

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   私もSORAJIWA作品好きで、最新１４話まで読みました。生贄になるために村で育てられたヒロインとその事に罪悪感がある藤四郎、いきなり２人の悲劇から始まりますが、１年前にタイムスリップしてからは、ヒロインがアクティブになり、２人の関係が良くなりますね。
   生贄なんてありえない習慣、意地悪な村人たち、戦争の英雄藤四郎の力で変えられそうな気もするが、藤四郎も訳ありの出生経験があるみたい。もしかすると、ヒロインの母の死にもからんでいるのかも。
   超ド田舎の村の村長とその娘がその村ではえらい権力を持っているみたいだが、そんな村を出て２人で幸せになって欲しいです。
   絵が綺麗で、ストーリーも面白く、テンポも早く、１話が長いのは良いですが、月１更新は続きが待ち遠しいです。

   by 奈良のよっくん

   • 18

4. 5.0

   2025/03/23 14:52 NEW

   覚悟と選択で未来は変わることに気づいて！

   地方の因習を利用した人間の醜さと恐ろしさに翻弄される若い夫婦の物語なんだけど、この時代錯誤が余計読者の興味をかきたてているようだ。　読んでいると何故という疑問が多くて、どうしてここまで酷いことができるのかと憤りすら感じる。生贄と言いながら躊躇いなく非道な行為が行われる地方の因習の恐ろしさは、まるで魔女裁判のようだ。　誰かを虐げ、見下さないと自己を正当化できない愚かな集団によって、罪のない人々が犠牲になるなんて理不尽なことが、かつては平然と行われてきたことも現代の私たちには驚きだ。　しかし、現代も種類は違っても理不尽なことや、不公平なことは、数えきれないくらいあるのも事実だ。　この若い夫婦のこれからの選択に期待したい。　二人の覚悟と選択によって、これからの未来は変えられることに気づいて欲しいと心から願う。

   by れれれこしゃんしゃん

   • 0

5. 5.0

   2024/11/01 22:52

   2人に幸せになってほしい！

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   無料分読みました。
   絵が綺麗で引き込まれます。
   
   ずっと好きだった藤四郎と結婚した千鶴。
   その結婚生活はとても寂しいものだったようです。1年後、生贄になったとき、岩の外で泣きながら詫びて、ずっと好きだったと、普通の夫婦になりたかったと伝えてくれた藤四郎さんに涙が出ました。
   生贄なんて文化良くないよ…
   天災とかを全て神だとか鬼だとかのせいにして気休めみたいに人の命を奪うなんてさ！
   周りはみんな他人事だし。
   藤四郎は千鶴を一人逝かせまいと、自らも腹を切り、村人にも文句を言われながら最期を迎えてしまった。なんとも怒りしかない！
   
   千鶴のもとに山神？が現れ、結婚して間もない頃にタイムスリップ。
   千鶴の命は使命のままに、周りの人を守り、藤四郎に後悔させないようにと二度目の一年を過ごす決意をする。
   心優しい二人が現世でも来世でもずっと結ばれることを願います。
   
   まずは1年後どうなるのかが気になります。

   by おむすびへあ

   • 9

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