5.0
全編を通して漂う切なさが光る!
全編を通して、真摯に生きることと命の大切さが問われ、登場人物全員の性格が克明に描かれ、彼らの優しさと思いやりが心に沁みる作品。須和はずるくない、正直なだけ。 翔はナイーブ過ぎて守りたくなる。菜穂は意気地なしだけど、心底優しい。貴子は強くて頼りになる。アズは明るくて癒しになる。萩田は天然ボケだけどバカじゃない。彼らが織りなす優しさと思いやりが翔の命を救い、未来へと繋ぐパラレルワールドを紡ぎだす。 現実にはあり得ないようなメルヘンかもしれないけれど、全編を通して感じる切なさが心に響いて涙を誘う。 切なさは弱く脆い感情だけど、この切なさがなんとも愛おしく、心に残る作品のひとつ!
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