声なき贄姫と黒龍の結婚

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あらすじ
龍神・黒龍の加護のもと、人々を声で癒す能力を持つ巫女の家系に生まれた彩芽(あやめ)。両親の死をきっかけに声を失い、引き取られた叔父家族に虐げられて育った彼女は叔父の娘・茉莉(まり)に巫女の座を奪われ、さらには黒龍への生贄として捧げられてしまう。『どうしてこんな殺され方をしなければいけないの!? 誰か助けて!』彩芽の強い願いとともに、空から黒龍が現れた。降臨した黒龍は美しい青年へと姿を変え、彩芽の手を優しく取り飛び立つ。こうして彩芽は黒龍・朔(さく)の花嫁として、天界と人間界のはざまの黒龍の屋敷で暮らし始めるも、美しい黒龍の花嫁となった彩芽に嫉妬した茉莉が黒龍を奪おうと虎視眈々と狙い続けていて……!?声を失った心優しい少女と誇り高くも優しい黒龍が織りなす和風シンデレラストーリー!
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みんなのレビュー
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5.0
NEW10話の2人のシーンが好きです
両親を亡くした主人公は、居候先の叔父夫婦といとこに心身共に苛まれているのですが、本当にいたたまれません。それ故に黒龍さんに救われた時は、生きてて良かったね、と安堵しました。
周囲の人にも恵まれ、主人公の心が少しずつ癒されてきた矢先、黒龍さんと主人公が2人で寄り添って見上げた空の絵がとても素敵でした。うわぁ〜って声が漏れちゃいました。
これからまた試練が待っているかもしれませんが、益々2人の絆が深まり、幸せであるといいなと思います😊by あーみんさんありがとう😊-
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5.0
早く彩芽さんの声を聞かせて
特殊能力「『浄化』を持つ光月家の娘として生まれた彩芽さん。光月家は土地の穢れや、身体の不調を声で癒す事が出来る。全て龍人様のご加護があってこそ。…彩芽さんも龍人様に仕える巫女として人を癒すはずだった…
彩芽さんが14歳の時に、突然両親が何者かの手にかかって命を落とした。
そこへ叔父夫婦と娘茉莉がやって来て、両親の後を引き継いだ。これが彩芽さんにとって、辛い生活の始まりになってしまった。彩芽さんを殴る蹴る…。親を見て育つから娘の茉莉も、彩芽さんの物を全て奪って、気に食わないと親と同じ事をした。
叔父になってから、祈祷料があがり、彩芽さんと一緒に講義した世話役達を解雇してしまった。腹癒せに彩芽さんを殴る蹴るしたために彩芽さんはショックで声を失った。
その頃から干ばつで作物も取れなくなって来て、周りの声を鎮める為に取った叔父の行動が彩芽さんを黒龍様の生け贄にする事だった。それも酷いやり方で、終いには手を後ろに縛って、祠に閉じ込めて、祠に油まいて火を放った。それを見て笑っていた茉莉は正気の沙汰では無い。その時に黒龍(朔)が舞い降りて来て、彩芽さんを助けてくれた。怒った黒龍が土砂崩れで叔父親子を葬ろうとしたが、帝都に被害が及ぶからと彩芽さんが黒龍を止めた。
それから徐々に、叔父親子には不運の兆しが出始まった。帝の許しも得ず、勝手に生け贄を捧げた事。帝が光月の信頼回復に向かわせた土地の神主から、光月の娘に見放されたと報告があったと。陛下の顔に泥を塗る事をしてしまった。
それと並行して、帝都には不吉な『呪い』が出て来ていた。
陛下の成年の儀式を行う時に、朔の計らいで巫女の舞をする彩芽さん。朔には死者を送る事しかできない。成年の儀式の時に浄化をして欲しいと頼んだ。一生懸命練習する彩芽さんを、あんなに嫌っていた朔さんの弟繊月が指導してくれた。彩芽さんを満更嫌いでも無かったのか…。そして彩芽さんの霊力を強める為に毎晩続けたキス💏
当日になっていよいよと言う時、舞姫が彩芽さんだと知った茉莉が、使用人の女を使って蔵に閉じ込めた…。帝都に屋敷を移した時も、偶々出くわした茉莉がしつこく彩芽さんに絡んだりしてきていたから、また閉じ込めただけでは済まないかも…。朔さん早く彩芽さんを助けて!by ヨルネズコ-
9
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4.0
NEW早く彩芽ちゃんが声を取り戻しますように
家族に虐待されるヒロインはたくさん見てきましたが、このヒロインに対する虐待はひどすぎます。命を奪うギリまでやってませんか?
なんとか幸せになってほしいです。
あの極悪家族がいる以上、これから波乱万丈なストーリーが続くのでしょうが、早く彩芽と黒龍様が幸せになりますように!楽しみに読み進めます。by さんちゃん5-
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4.0
意外にも続きが待ち遠しい
両親が殺され、親戚に引き取られる。そこで不当な扱いを受ける。ついには、生贄にされ、、、…と思ったら、迷信かと思われた黒龍が迎えにに来て、嫁として丁重に迎えられる。最近ではよくある話だし、正直もの珍しさはもはや無い。なのに、なぜか続きが気になってしまうのは、その作画力、縦読みを巧妙に使った立体感と迫力に尽きる。次の展開も予想できそうだが、わくわくな自分もいる。ボリュームもあるので購入しても良いと感じる。
by 匿名希望310-
9
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5.0
彩芽の成長した姿が見たい!
黒龍、朔と彩芽の出会いは、彼女が生贄として捧げられたものであったが、朔は不幸な生い立ちから声を失った彩芽の悲しみを知り、彼女を慈しみ大切にする。彩芽も彼の優しさや深い思いやりに触れ、二人は心を通わせ、寄り添い共に生きたいと願うようになる。話せない彩芽の筆談で気持ちを伝える健気な姿が朔の心を打つ。今は名ばかりの夫婦で、彩芽は朔のために何をしていいかわからないが、これから色々学んで、困難や試練を乗り越えて、ただ愛されるだけではなく、朔を心から愛し支える強い妻になれることを願い祈る。いつか名実ともに朔の妻と胸を張れる彩芽に会いたいと思う。
by れれれこしゃんしゃん-
7
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