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転生しても余命一年
余命宣告されていたら、まったり、のんびり、好きなように暮らしたい、誰しもが思うこと。それが、さまざまなことで阻害されている。そんなところが面白い。
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20078位 ?
余命宣告されていたら、まったり、のんびり、好きなように暮らしたい、誰しもが思うこと。それが、さまざまなことで阻害されている。そんなところが面白い。
目立ちたい人もいれば、目立ちたくない人もいる。世の中、目立った者勝ちの流れの昨今、目立ちたくない人は、冷静に人や社会の流れを見ている。考え過ぎて行動できなくても、本作のヒロインのように、自分にできることをする在り方は実に好ましい。それを、ちゃんと見ている五十嵐君にも拍手を!
家政婦として働いた経験と、得意な家事。どちらも、相手に対する思いやりが必要。その心が愛されることに繋がるのだろうなぁ
自分の心のままに振る舞う彼は、魅力的、個性的、そういう評価もされるのか、と思う一方、一つ間違えば、究極の自己中。どうにも共感できない。
そういうものか、とあるがままを受け入れているヒロイン。夫の様子は明らかにおかしい。服装の変化、食べ物の好みetc.、仕事にかまけていて気づかないのかなぁ。いずれ破綻する様子は描かれているけれど、この鈍さは、どうにも好きになれない。
転生ものが多いけれど、続けて読みたいのは、この作品のように、過去の焼き直しではなく、積極的に運命にあらがうもの。かつては言えなかった、できなかったことを実践していく前向きさに乾杯!
Kyのシンママ。娘の方が鋭いかもしれない。彼の行動は、シミュレーションというより、どう見ても実践。さて、彼女の心は、自身の気持ちにいつ気づくのか。
あまりのことに唖然。でも、ここまでではないけれど、似た経験多々あり。コレ、ちょうだい!と言われてフリーズしたし、服を貸してと言われ、断ったら関係が切れたことも。貸し倒れは本、CD他、数えきれず。ビシッと言えばよかった、と過去の自分を反省。ラストで子どものお菓子を全部持っていく姿を見て、人間の本質は変わらないのか、とため息。
設定は面白いけれど、絵が荒いし、潤平が、自身の心の声を押さえつけている描写が長い。彼の友人関係も、今一つ把握しづらくて。とはいえ、続きが気になるのは、この作品の魅力かな?
他というの方のレビューを読むと、賛否両論。定型化されているし、目が開けられないというものの、並んでいる時には目は開いているし。まぁ、直接、見つめ合うことができない、そういうことだろう。今は何ができるのかはわからなぬヒロインだけど、必ずや、彼の、そして、彼の仲間達のために、役立つ存在になるのだろう。きっとその時、誰とでも見つめ合えるのだろう。
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遺書を残して隠居するつもりがなぜか溺愛されてます