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何やらトラウマなのか?
スタッフ達とは和気藹々。しかし、肝心の夫とは、まだまだ疎遠。彼にはトラウマがあるのか。謎は深まるばかり。美しい女性に対する嫌悪感?果たして?
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21297位 ?
スタッフ達とは和気藹々。しかし、肝心の夫とは、まだまだ疎遠。彼にはトラウマがあるのか。謎は深まるばかり。美しい女性に対する嫌悪感?果たして?
安定した日々。大きな不満はないけれど、どこか「女性」であることを、周囲から期待されることなく、かつ、自身でも気にしていないように思っているけれど。やはり「女性」として尊重されたい、そんな思いが心底に潜む。そこに現れた年下の彼。揺れてしまうのも当然。
作中の世界に転生。しかし、ヒロイン不在。悪役令嬢として転生したのに、とんでもない婚約者がいるだけ。ヒロインの邪魔をしてきた作中とは異なり、二人を結び付ける気でいたのに。うまく婚約解消でき、ひそかに愛する従者との旅に。二人の行く末は?
タイトルから、ハッピーエンドは予想されるけれど、必ずや障害があるはず、そう思っていたら、すでにアンチ登場。いかにして、マノンを手なずけるのか、夫人としての腕前が問われる。
人間であれ、妖かしであれ、異端は排除され、攻撃の対象に。そこに現れる救世主。懐の深さ、思いやりなど、心の美しさで、幸せになる話だろう。でも、設定が面白い。突如現れた男性も、思惑ありの様子。タイトルの冷酷から、彼の心を溶かすまで、彼女は献身的に尽くすのだろう。
異端ゆえに排除され、貶められ、必要となれば利用されてきた。異端であることに心底、諦めてはいないからこそ、冷静な判断ができるのだろう。
貧民街で生きていたにもかかわらず、きちんと敬語が使える。残酷なまでの家庭教師の教育の意図は、そして、彼女はやり遂げられるのだろうか、期待が高まる。
まだ一冊しか読んでいないが、金獅子と恐れられる勇猛なレオーネ。戦場で会ったのが、タイトルの好敵手なのだろう。戦での駆け引き、思惑、これらがどのように交錯してくのか、また、互いに対する感情はいかに。興味深い。
異世界へ行き、追放されることがミッション。それぞれの世界で、信頼を得た上でのこと。設定は面白いが、ゲーム感覚ゆえ、読んでいて疲れる。
転生して、自分の人生を選び、過去から解き放たれたい、誰しもが願うこと。彼女の意図は理解できるけれど、時間軸の整理はされているものの、どうにも読みにくいし、彼女にも共感できない。生き直すには、自身のためだけでなく、他者を労り、かばい、守っていく、そういう契機がないと、単なる自己中になってしまう。ちょっと残念な作品。
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灰被り姫は結婚した、なお王子は