午後3時の通りすがりさんの投稿一覧

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51 - 60件目/全69件
  1. 評価:5.000 5.0

    漫画ならではのキラッキラが良き

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    ・定時制か通信制の方が居心地は良かったのでは?
    ・なんなら大検取って大学生も狙えた?
    ・資格が取れる専門学校とかもいいよね

    とかさ、どうしても現実的に考えちゃうけどさ…

    そんなん抜きに街で見かけたキラッキラした青春に惹かれたんだ!
    青春を取り戻すのが目的で、それを描けるのがフィクションだから良いんだよ

    (リアルはキラッキラ高校生ばかりでもないし笑)

    それでも進学か就職かのタイミングで、
    ・未成年が中卒で働く必要のある生活水準なら、それなりの社会福祉が使えたんじゃ?
    ・勉強できるなら公立だけでなく、給付型の奨学金や特待生制度がある高校探しても良かったよね

    …なんてのも考えると、選択肢ってけっこうあると思ったり
    中卒で就職が悪いのではないけど、周りの大人がちゃんと調べて教えてくれたり相談のってくれたのかが気になる

    他の選択肢も吟味して自分で就職を選ぶのと、
    選択肢があることすら知らずに「就職するしかない」と選ぶのとでは大違いだからさ


    あと驚きなのが、中卒中卒うるさい&セクハラパワハラ馬鹿上司が25歳だという事実
    昭和オヤジどころか平成なのかよ!ってなったよ

    いわゆるスーツ着てオフィスに出勤して、という職種ならパワハラできるほどの権力は25歳でなかなか持てないけど、工場ってこんな人多いの?

    • 2
  2. 評価:4.000 4.0

    元夫が意味不明すぎる

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    元夫は学生時代からオリビアが好きでした
    元夫が戦場に何年も出ていてオリビアを放置したのはオリビアと結婚するためでした

    というのが後々判明するのですが…
    それなら自分が不在でもオリビアを守る方法を考えるべきでしたよねと

    自分の母親たちが気に入らない嫁をどう扱うか分からなかったはずないよね?
    仮にそこまで思い至らなくても、手紙で助けを求めたオリビアに「母たちの言う事をよく聞いて揉め事を起こすな」としか返さなかったよね?

    そしてオリビアが記憶している1回目の人生は
    子供を産んでもモンスター姑たちにほぼ奪われた状態で、
    母親の悪口を吹き込まれた子供は「お母さま嫌い、おばあさまたちが好き」と言うまでになる
    そして夫はそんな状態を放置して、オリビアが望まない夫婦の営みを強制する

    愛の有無なんてもはや関係ない、とんでもない毒夫にしか見えないのですよ
    逆に愛を持っての行動である方が恐ろしいのですよ…

    オリビアと離婚、オリビアが再婚、というところで急に行動力発揮して
    「当主のハンコを勝手に使って離婚書類作りました」の罪で母親たちを投獄しちゃうし、
    オリビアがお披露目される会に乗り込んで「妻よー」とか「妻を奪い返す」とか言っちゃうし

    行動がなんもかんも遅いわー
    奪い返すってモノじゃないわー

    深い深い事情があっても許される事じゃないけど、何の事情もなかったら元夫はただのバカになってしまうけど大丈夫か??と

    • 6
  3. 評価:5.000 5.0

    悪役の顔がムカつきます(褒めてる)

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    無料分60話まで

    この漫画で1番秀逸だと思うのは、とにかく悪役の表情がムカつくこと笑

    勝手な嫉妬してきてるくせに見下してくる、香水をパクる、金にもの言わせて格安で売る
    そりゃ行動もムカつくんですが、悪行時は本当に表情がいやらしい憎たらしい!

    ただ、無料の終わりの方でライバル視してきていた令嬢は少し改心
    そのちょっと前に、ライバル令嬢に資金や悪知恵を提供してた王子も主人公に恋して改心

    悪行三昧だった時の、あの極悪人面はどこ行った??ってくらいに綺麗な顔になる
    元が美形なのは見て分かってたけど、それを打ち消す極悪人面にできるってすごいよねと

    本当の悪役が出てきて、上の2人はまぁ小悪党程度だったと分かるんだけど、キャラの振れ幅としてはすごく魅力的

    やっぱり悪役のキャラが立ってないと、ただただ理不尽が降りかかるだけでしんどいからね

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    メインの2人は良いのに

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    長年争ってた
    魔法大国の将軍と、戦場にも出る剣の国の姫が
    政略結婚します!って話なんですが

    貴族的なお話なので姫の方が嫁ぐのは仕方ないかもしれないけどさ
    それにしても魔法大国の人間たちが自分勝手すぎない?と

    魔法の国が崩壊寸前になったので終戦、剣の国に保護を求めてきた
    剣の国はいずれ魔法の力を自国でも活用したい思惑もあり、姫を嫁がせて支援すると決める

    着飾ることにまるで興味がなく戦場で戦っていた長女と、年齢的に中学生くらいの双子の妹たち

    長女が妹たちを思って自分が行くと言うに決まっている、そう分かっていて長女に話をする王も非情だなと思いつつ、王族だから仕方ないことかなと納得できる

    でもさ、魔法の国が崩壊寸前なのは剣の国が攻撃した結果ではなく、自分らの実験というか魔法発動失敗のせいなんですよ

    読んでるかんじ、強大な魔法の力で周辺国に攻め込んでいて、
    それに剣の力のみで抗う剣の国という図式

    力で周りを征服してきたのも魔法の国なのに、力に溺れて自業自得で崩壊しそうになって恥知らずにも戦争してた相手に保護を求めて

    それでよくもまぁ、壊れかけた国に支援のために嫁いできてくれた姫に、化け物を見るような視線を送れますねとモヤる

    メインの2人が誠実であろうとしているだけに余計にね

    • 1
  5. 評価:4.000 4.0

    恋愛というよりもサスペンス

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    「ようこそハリネズミの国へ」だったか、通称ハリネズなる乙女ゲームの世界に転生した話

    主人公の聖女ネルラ
    悪役令嬢ラビィ(漫画としてはこっちが主人公)

    どのルート進んでも鬱展開のほぼバッドエンド
    そもそも、ほとんどの攻略対象とは結ばれないという、トンデモ乙女ゲーム

    これまた設定だけが凝りに凝っていて、でも実際にプレイしててもほぼ関係してこない
    聖女がどうして聖女なのか、聖女が何をするのかすら謎だったりする

    悪役令嬢ラビィも、ゲームとしてはたぶんあまり出てこない(学園でクラスすら同じでないという)
    ゲームが始まるまでに、悪役令嬢の役割はほとんど終わっているというまさかの内容だったりする

    よくあるエセ聖女ではなく、本当に聖女なネルラ
    聖女は「隷従の魔法」という自分よりも魔力の低い人間を操る力を持つ(ゲームには出てこない)

    聖女とは名ばかりで、実はおっさんもいたという衝撃の事実も発覚する(ゲームには出てこない)
    聖女は平民からしか現れず、実は王家に都合よく人間を操るためのドレイのような存在

    平民出身のネルラが、貴族になるための踏み台にされたのが悪役令嬢ラビィ
    隷従の魔法をかけられ、メイドのネルラを強制的にイジメさせられる
    そこで健気に振る舞いラビィのことも見捨てない殊勝な少女としてラビィの家族に気に入られ、そのコネで貴族の養子にしてもらったネルラ

    この辺りまでで悪役としての役割がほぼ完了しているため、隷従の魔法がある日解けたラビィがわりと自由にしていてもネルラはあまり干渉してこない

    貴族の養子となったネルラが学園にやってくるあたりからゲームスタートぽいので、ここまでがすべて前日譚と設定のみの話
    ほぼ全ルート攻略対象と結ばれすらしないとか誰得のゲームなんだか笑

    恋愛要素はほぼ皆無に等しく、完全なるサスペンスだと思えばけっこう楽しい

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    ホラー漫画並みの顔芸が良い

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    復讐系で大事な大事な、復讐対象がとにかくクズでアホで、それが良いww

    転生した世界はやり込んだ乙女ゲーム
    転生した体は推しの悪役令嬢ルナリア
    ただ、このゲームかなりのクソゲーに見える

    悪役が悪役である理由が「なんか冷たいから」
    ヒロインの魅力を育てるのではなく、悪役に因縁つけて下げることで周りからの好感度をゲットするというもはやチンピラゲーム

    そんなゲームのストーリーとはほぼ無関係な設定ばかりが凝っていて、その中に含まれるのがルナリアの悲惨な過去
    超弩級のチート設定といい、本来のヒロインはルナリアだったのでは?ってレベル

    各ルートをやり込み、ルナリアの過去を集めたプレイヤーが「ルナリアの中の人」
    本当のルナリアは自ら命を絶ってしまった
    ルナリアの代わりに復讐するという目的がハッキリとしていて、かなりテンポよく最初の復讐が行われる

    数話かけて復讐対象のクズっぷりを積み上げ、期待を膨らませながら、ちゃんと期待を超えた復讐もしてくれる

    復讐対象のクズ顔から、やられ顔までの顔芸が、それはそれは素晴らしい

    とある事情で時間停止するんだけど、そこでクズ顔でストップしてるのが最高に笑える

    復讐対象も次々と湧いてくる
    転生した「ルナリアの中の人」と他の悪役たちとの関係も掘り下げられ、けっこう早々に転生したことやゲームの世界であることもバラしちゃう

    復讐のテンポがいいけど、復讐以外にも飽きない謎や要素が散りばめられてると思う

    • 3
  7. 評価:4.000 4.0

    悪役が本領発揮してから

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    最初は、うん、イマイチだけど…
    公爵令嬢や第七王子としてはぶっ飛んだ主人公サイドよりも
    悪役サイドのアホさ、無能さ、クズさ、更に上を行く支離滅裂っぷり、を楽しむ漫画だと思う
    悪役が本領発揮するあたりから面白くなるかと

    定番のバカ王太子からの婚約破棄〜だけど別にコッチも要らんからいいけど知らんよ?…みたいな始まり

    代わりに婚約させられた第七王子も正直イマイチ
    街の人からは王子様とかではなく「アシュトンさん」と呼ばれ慕われていて、冒険者としての腕も確かなようだけど…
    登場時のノリが「おめぇ強そうだな!オラわくわくしてきたぞ!」ってかんじで、王太子とは別の方向で、ないわーと

    遠路はるばる馬車に揺られてやってきた公爵令嬢に屋敷の門すら開かず雨の中長時間放置
    キレた令嬢が剣で勝負を挑むと乗ってくる…まではいいけど
    長旅の疲れ・スカート・ヒール・雨で濡れて冷えた状態、な令嬢を休ませるでも着替えさせるでもなく、手加減なしに不意打ちまでしてくる非紳士っぷり
    ヒールじゃ戦えないと裸足になって怪我してるのに止めない
    しかも令嬢が放った魔法で負けちゃうという情けなさ
    そこで「おもしれー女」が発動されて惚れるみたいだけど…ねぇ?

    公爵家って偉いじゃん?王家の分家みたいなものじゃん?
    王太子〜第七王子まで、こんな仕上がりな王家なんてクーデター起こして滅ぼしちゃえばいいのにと思ったりする
    ※そもそも王太子がアホみたいに金使いまくって、裕福な公爵家と結婚しないともう終わりだレベルの王家

    さらに最新の方の話を読むと、本気で王家滅びればいいのにって感想にしかならないエピソードも出てくる

    悪役はただ単にアホなのではなく、それなりの事情もあるが、だいたい全部「王家が悪い」に落ち着く

    単純なキャラクターに似合わず、意外とストーリーとしては練られていると思う

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    メルフィがとにかく優秀!

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    魔物を食べちゃう悪食令嬢メルフィエラ

    「悪食」というのは、あくまで他の貴族からの評価で、メルフィは資源の活用として子供の頃から魔物食を研究している、いたって真面目で優秀な令嬢です

    厳しい環境で食料に乏しい領地、襲ってくる魔物は倒さないといけない存在
    そこで素直に「さぁ、魔物を食べよう!」とならないのは、食べると魔物に含まれている魔力でお腹を壊すのと、純然たる「食わず嫌い」笑

    そもそもはメルフィのお母さんが安全に魔物を食べるための研究をしていたけれど、志半ばで他界
    メルフィが受け継いで魔物から魔力を抜く研究、抜き出した魔力を有効活用する研究をしています

    この「抜き出した魔力」というのが実は活用次第で燃料にも兵器にもできるというトンデモない代物
    電力に使うか爆弾に使うか、衛星に使うかミサイルに使うか、のような現代科学に似たジレンマを抱えているため、今のところ秘密にする方向になっています

    メルフィ自身の知識も、魔物から魔力を抜く研究のために古代の魔法陣を使っていて、そこらの魔法使い?と比べて知識量も使用できる魔法陣もケタ違いらしい
    干し肉にしたり臭みを取り除いたりと美味しく食べるための工夫も欠かしませんが、1人で料理しているわけではないので料理の腕は正直よく分からない笑
    ※獲物を刃物一本で解体してしまう腕は持っています

    地味に、生きたままスパッと捌いたり、捻り潰してお尻から内臓を出して〜みたいな解体の説明があったりと「うあー」とか「うっ」となる描写があります
    でもこれを「グロい」とは言えない…食肉加工などの職業に感謝したくなる漫画です

    あとワンコ的魔物が出てきて可愛いです

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    ぶっ飛びすぎてて面白い

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    モカ: 箱入り(物理的)公爵令嬢
    サイフォン: 第二王子(腹黒い)

    幼少時はそつなく社交をこなしていたモカ、裏で大人が「出来すぎて気に入らない」的な陰口を叩く場に遭遇し、社交に出ないフツーの引きこもりに

    7歳の子供に魔法を授ける儀式のために久しぶりに外出
    トンデモ理由(服が黒くて地味)で平民だと決めつけてきた伯爵令嬢に絡まれる
    大事な本を取り上げられ、踏みつけられて完全に人間不信に
    その時に助けてくれたサイフォン王子になんとなく好意を抱く

    面白いもの好きを公言する王子に「箱入り」のまま成人式に出るというアプローチで、まんまと王子の興味を引き婚約の話が持ちかけられる
    宰相であるモカ父と、国王であるサイフォン父が、婚約させちゃおうと裏で手を組んでいたりもする

    箱はとんでもなく有能で、
    中は空調要らずの快適空間かつ、中の人間を健康に保つ機能つき(毒や病は無効、月単位で飲まず食わずで死なないレベル)
    ちっこい箱(飛行可能)で盗聴録画も可
    あらかじめ相手側にも箱を渡していれば、中に入れた手紙や品物を送ることも可
    しかも戦闘能力完備w

    サイフォンは腹黒丸出しでどうにも嫌い
    王族なら腹黒さも当然とはいえ
    困らせにきてる?利用されている?と相手にワザと感じさせてるのかってくらいに取り繕いもしなければ説明もない
    手紙のやり取りに使う裏紙で情報漏洩をし、気を利かせざるを得ないモカに不正を行う人間の調査をさせるところが1番イヤ
    こんな重要な事を「匂わせ」程度で気軽に押し付けるな!
    公にはできなくても、きちんと本人間で説明、依頼、合意の手順を踏めや!と

    サイフォンは今のところ王座に興味ないと発言しているが、第一王子派は暗殺とかしてくるし傀儡政治狙ってるので、たぶん王を目指す
    なによりモカの頭脳と箱をものにしたらどうあっても周りが放っておかない
    そうなるとモカ王妃も不可避になるw

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    終盤はすごくおもしろい

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    序盤は、とにかく王と番が馬鹿で無能で…ってかんじでイラーっとくる笑

    中盤は王妃が徐々に仲間を増やし、国の改革を1つずつ進めていくので正直ダレる
    一気に読んだらまた違うのかもしれない

    現在配信分で、たぶん終盤に差し掛かってる
    そこまで来ると番のユミルがただの馬鹿でも無能でもなく、自分が育った環境をとにかく憎んでいると分かる

    農民の暮らしは貧しく、女は体を売らなければ生きていくこともできない
    体を売るのが当然で、母親ですら止めも庇いもしない
    農民の女を買う男は避妊なんてせず、妊娠しては自己流の中絶を繰り返して不妊になる
    王の番であると分かり涙を流すほどの喜びを感じるけれど自分は不妊と悩む
    母親は農民の娘が王妃になんてなれないから、子供なんて正式な王妃か他の愛人にでも任せろと言う
    ユミルを助けてくれたことなどないのに、実家にも住んでいた村にも大量の報奨金が入る
    不妊なこと、体を売っていたことは金のために黙っててやると下卑た声をかけられ
    番として王宮に行けば、過去を知る貴族に黙ってやる代わりに抱かせろと言われる

    魂の番であるはずなのに、自分は別の男に抱かれ、世継ぎのためには王も別の女を抱く必要があることに絶望する

    男も女も、貴族も平民も、もはや国中を憎んでいるという動機が明らかになり、望み通りの馬鹿で無能な振る舞いをして国を崩壊寸前にする

    ユミルが国を腐らせたのではなく、国が丸ごと腐っているからこその番ユミルが出来上がったことが分かる
    終盤の主人公はユミルなのではというくらい濃い話になる

    • 10

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