4.0
悪意がないことが悪意
ヒロインの家族が出てくるシーンは本当に、余すところなく、漏れなく不愉快
たぶん少しでも話のテンポが悪くなると、面白さを不愉快が超えてきてしまうと思うくらい
話は気になるのでポイント使って読み進めたいと思いつつ完結していないので、終わりが見えないと、このイライラに耐えられそうにない…
家族からのヒロインの扱いは無関心を超えていて、もはや他人レベルに「どうなっても気にしない存在」
なんせ家出を気にしないどころか、寿命僅かであることや奇跡の才能を持っていると聞かされても信じない
信じる信じないの前に、心配すらしないんだから本当にどうでもいいんだろう
それでも常に家族愛や義務感を押し付けてくるが、ヒロインには愛も義務も返さない
ただ、本当に悪意がないらしい
むしろ「良くしてやってた」くらいに思っている
家出から家族はほんの少しだけヒロインに対する言動を省みる
言い訳が出ればまだマシな方で、なんでこうしたんだっけ?と忘れてるレベル
思い出しても「そんなことで家出する?」程度の反応
親もあり得ないが、特に病弱設定の妹
姉に置いていかれたくないからと仮病を使ってまで外出制限に姉を道連れにするが「むしろ姉が好きだから」と悪意ゼロ反省ゼロ
悪意なく家族に不利益与えられるなんて、本当に改善のしようがない、悪意以上に悪だと思う
ヒロイン何も言わなすぎダンマリしすぎと感じることもあるが、
「誰かに期待する、頼る」という思考が消滅してるだろうなと思うくらいに存在を無視されている
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余命わずかの脇役令嬢