午後3時の通りすがりさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全116件
  1. 評価:3.000 3.0

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    まだ最初の方しか読んでないけど、なんか主人公が一方的に利用されてる感がして…

    ・王太子妃が超頼りにしているメイドで、嫁を独占したい王太子が厄介払いしたくて?ロクな説明なしに職場を変えられる
    (断るのほぼ不可能じゃん)

    ・新しい主はコミュ障なんてレベルでない、意思疎通できんのか?ってくらいの変人だけどイケメンな魔法使いで
    「引き取った子供のお母さんになって」とプロポーズ紛いのセリフで勘違いした女性たちに迫られてクビにしてきた結果、主人公まで辿り着く

    ・引き取られた子供は魔力がとても高く、暴走してしまえば周囲が危険
    将来、強力な魔法使いになってくれれば国としては願ってもないことだが、魔法使いの師として優秀な新主人は未婚・コミュ障で子育てに向かない

    ・もちろん分を弁えた女性のメイドもいるが、その人たちは家族を持っているので「こっちの子供を最優先にしてと頼むのは酷だ」と

    ……うーん、国家にとって、すんごく大事で成功すれば有益な役割だよね?
    コミュ障と分かってる人物ひとりに雇用を任せるなよ!と思う
    他の人から説明があれば主人が言葉足らずでも、あくまで「母親の役割」でプロポーズでないことはすぐに分かるはずだし

    相応の対価と条件を事前に示してお互いに合意してからの話だろうよと

    独身女性なら「子供を最優先しろが酷ではない」ってのもなぁ
    適齢期の女性の十数年?を縛り付けるって、なかなかのことだよ
    今のところ、それで莫大なメリットがあるってかんじもしないし

    たまたま主人公が恋愛する気も結婚願望もないけど、その理由が「前世で忘れられない人がいる」みたいな?前世って現代日本のJKだよね?
    お母さん亡くして下にきょうだい2人いて、そんな大恋愛する暇あるんかな?

    いや、本当にさわりだから分からないんだけど、さわりだけで違和感がすごくて

    • 0
  2. 評価:2.000 2.0

    まさに変態公爵だが…

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    契約結婚、偽装結婚、愛のない白い結婚…本人たちが事前に納得して各々メリットがあるなら楽しく読めるが

    マトモな顔合わせもなく初夜で一方的に「近寄るな触るな嫌いだ子作りも不要」と言い捨てる?
    公爵家から結婚の申し込みがあれば、断ることは実質不可能な身分差の妻に?
    うん、変態とかの前にクソやろーじゃないですか笑

    ヒロイン側の話としては結構おもしろかったから読み進めたけど、公爵目線〜からの変態溺愛になった辺り…25話までで、ちょっともう無理

    公爵が女嫌いになった理由のエピソードもあったけど、それで?としか思えない

    「愛した、そして愛してくれていると思っていた平民の女性に裏切られました」ってよくある話だけど、まんまと騙された息子に父親が
    「お前が貴族の令嬢を毛嫌いしているのは分かるが、それで平民を家に入れた結果がこれか!」的なことを言うんですね

    そんで「貴族の令嬢を毛嫌いしている理由」は出てこないんですね
    挙句に平民女性にも裏切られて「女は嫌い!」と一括りにしてヒロインにも無礼を働くと

    貴婦人としては破天荒な妻を見て「こんなのが公爵夫人でいいんですか?」とか言うけど
    「こんなのが公爵でいいんですか?」とソックリお返ししたい

    それでも妻を好きになった公爵が冷たくあしらわれながらも、謝罪や誠意を示して信頼が生まれてからの変態溺愛ならいいんですが…
    そんなのすっ飛ばしてエロいことすれば喜ぶだろって中高生か!!

    信頼ゼロどころか自らマイナス無限大にしたくせに、その状態で誠意より先に性欲伝えるとか気持ち悪いことこの上ない

    貴族同士の政略結婚だからヒロイン側もエロいこと自体を無碍にするわけにはいかず、これまでの状況的に受け入れることもできず
    更には監視レベルの家庭内ストーカーて、自分勝手にもほどがあるわ

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    主役はセシル殿下

    作品の雰囲気としては、誤解を恐れずに例えるなら、「某あくまで執事」な漫画に似ているなと思う

    ※人の心というものを理解し難いが、感情が動くということに魅力を感じずにはいられない、有能で何でもこなす主人公ってあたりとか
    ※表面上はニコニコしつつ、本気な時は腹黒い笑顔で刺しにかかってくるあたりとか

    …似てるのは空気感なので、設定は全然違いますよ

    自称悪役令嬢な婚約者バーティアの暴走機関車っぷりも、ちゃんとオモシロ可愛い範疇に収まってて良き
    彼女なりの行動理念に基づいた芯の通ったものゆえ、ただのおバカさんではないのも愛せるポイント

    この、単純でちょっとポンコツな人を上手く操って動かすあたりがまた、某執事さんが屋敷のポンコツ使用人を動かすかんじに似てる
    そしてポンコツっぷりが想像を上回って振り回されるかんじもw

    あと衣装が人形みたいで可愛い
    セシル殿下が成長してからはあまり出てこないけど、お子様時代の貴族少年が着てる服のデザインが良き
    成長した令嬢のドレス姿ももちろん良き

    あとバーティアのパパが、殿下に対してナチュラルに失礼でかなり好きだな

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    こりゃ尊いわ

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    目が見えない人間、透明人間、獣人、ゲイの人間、エルフ、鬼、カニやらイカやら水生系

    多様性のオンパレードだけど、なんというか意識高い系でもなく押しつけ感もない
    本当に自然に「そりゃ違くて当然だよな、違いを吸収するのに大袈裟な騒ぎも要らないよな」と思えるというか

    柄物の服でオシャレしたいから、邪魔な柄のある毛皮を染めようか悩んでるんだよね
    → へぇ?そうなんですか?(軽)
    …見えないから分からんし重要なこととも思ってないってことなんだけど、何を気にするかなんて種族どころか個人によって違うと

    そして何やら宇宙人らしき毛玉さんたちも出てくるし、もう種族とか置いといてまとめて地球人だ!ってなる笑

    主役2人の、芯が通ってるけど、ちょっとだけ弱いかんじとか
    大人なかんじもあり、やけに初々しいかんじもあり、こりゃ尊いわとしか言えん

    地味に周りの見守ってそっとしておく空気感も好き

    • 40
  5. 評価:5.000 5.0

    まさに波のような空気感

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    まず、「若者の中に飛び込んだ人生の先輩、人生経験を武器にどんどん認められてのサクセスストーリー!」…ではないです
    むしろ若者が先に認められて、自分は取り残され、自分にはどれだけ時間が残っているのか?と焦ってしまうくらい

    主人公うみ子さんは65歳の未亡人(?)
    連れ添った夫が亡くなり、娘は嫁いで孫もいて時々テレビ電話するくらい、突然に暇になるけど、ご近所さんに誘われる習い事(フラダンスとか…)には興味を持てず

    ふらっと入った映画館で遭遇した美大生・海(カイ)くんの言葉をきっかけに、自分も美大への入学を決断する

    この、歳の差40以上のうみ子の海の、不思議な関係性が魅力的で
    親友のような、ライバルのような、親子のような、ものすごく時々は男女のような機微を感じるし
    定義する単語が見つからないけれど、お互いに「唯一無二」であることが間違いないと伝わってくる

    「波にのまれる」とよく出てくるけど、海はいつも同じ顔ではなく
    大波に攫われることもあれば、凪になって船が進まないなんて状態にもなる
    年相応に病気もする

    サクセスストーリーではないけど、確かに評価してくれる人たちはいて、でも先に世界に飛び立った海と自分を比べてしまう
    成功したように見える海は海で若造であり、周りとうまく行かずに焦り、魅力的な容姿も相まって「自分の作品でない部分」が評価されているような気分になれば沈む

    分かりやすく単純な関係性でもストーリーでもないけど他のキャラも魅力的で軽快な会話が心地よくて読みやすいし
    65歳も、20歳前後の若者たちも、一方的でなく良い影響を与え合っているのが、すごくいい

    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    キャラの癖が…

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    真面目に働いているのにワーキングプアどころかホームレス状態、画材はマーカーとスケッチブックだけで誰に見せるわけでもないけど、絵を描く衝動は捨てられない青年

    その彼の絵…というか人物のストーリー丸ごとに目をつけて「こいつは売り出せる」と支援を始める若いパトロン

    この2人が主人公で、とくにパトロンはそこそこ拗らせているけど、まぁ好感が持てる
    その他アート業界のキャラクターが、だいぶ癖があって、モヤァ…!が募りがち

    美大にいるようなイメージの、突拍子もなくぶっ飛んだかんじではなく、表面上は「マトモですよ〜」って顔で近づいてきて、すごく悪いことするわけでもないんだけど人を不愉快にさせたり(絵のタッチをコピーしてくるとか)

    一応、主人公たちも都度乗り越えてはいるけど、根本原因が解決してないというか
    新進気鋭の今売れてるアーティスト!!みたいなヤツが歪みまくってて色々と仕掛けてくる
    そいつを退治できてないから、仲を引き裂かれそうになるのも繰り返しがち

    展示会に出てもコネと実績がないと動線から外れた場所しか与えられないとか、
    客の予算が決まってるからそれを奪い合うとか
    アート業界のプチ裏事情も多め

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    敵の顔芸やばいw男性も好きかと

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    シンデレラストーリーは女性が好みそうな題材だけど、キャラとかストーリーとか構成とか、男性も好きだと思う

    なんせ悪役の顔芸が本当にヤバくてw
    クズさも、キモさも、おバカさもあまりにも突き抜けてて、もはやギャグかホラーかと思えるほど
    元は美形キャラのはずなのに、よくここまで崩せるものだと

    悪役がうっとりする顔がマジやべぇの
    思い通りにならないときのヒステリーな顔はもう妖怪レベル
    あまりにバカで自滅していくから、ザマァってよりも「そりゃそーだ」ってw
    「あ、コイツはバカで墓穴を掘りに掘りまくるに違いない」って第一印象を裏切らない

    もちろん、そんな悪役ばかりじゃ胸ヤケしてしまうので、結婚してからの菜々緒の周りは基本的に良い人で有能な人ばかりで
    結婚相手の夜行様も、そのまま少年漫画の主人公になれるくらい魅力的だし
    適度に2人がイチャつく話が入ってて嫌な気分だけで終わらせない

    単純バカの悪役だけでなく、夜行の母親とか「コイツは本当にやべぇわ」ってなるし、そう簡単に退場しなさそうなラスボス感すごいし

    「なんだコイツ嫌なヤツだな」って第一印象の夜行の兄ちゃんとかは、嫌なヤツだけじゃないと分かるし

    予想通りにスカっとなる部分、予想を裏切る部分、浅すぎず難解すぎない設定でいいバランス

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    元の国が丸ごとアホ

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    まず思うのは、グラナートとかいう国の連中は「お飾り」の意味分かってんのか?と

    ・王の寵愛も立場も側妃に奪われて〜ってわりには、その気になれば権力握れるくらい仕事させられてる
    ・王も側妃もそれを自分の手柄にすることもなく、他国に隠しもせず外交も丸投げ

    ……うん、国の顔としてバッチリ外交してる正妃が「お飾り」なわけないじゃん笑
    ※むしろ王は外交の場に現れず、各国はカーティアを「女王」として扱ってるレベルで王が影薄ならしい
    ※そして極一部を除いて、国の連中はそれに気づきもしないらしい

    1回目、そんな重要人物をあっさり死なせた国は案の定、カーティア病死後に滅びるっぽい…少なくとも王族は粛清される流れ

    2回目、カーティアがルンルンで城を出て行った後に文官が「正妃があれほど仕事をしていたとは把握しておらず…」的なこと言ってて
    アホ王はともかく、実務を行うはずの官僚が把握してないってなに?
    各々が勝手に正妃に仕事押し付けて、自分の成果物にしてたと?

    かつてのカーティアは「王に振り向いてほしくて政治も外交も全部やった」そうなのだが
    誰も王に報告どころか把握すらしてないのに、振り向くわけがないよね

    …王がカーティアに振り向かない、というかアホなのには別にそれなりの理由があるんだけど
    それは城内全域に強く影響が及ぶものでもなさそうで

    貴族・大臣・官僚・騎士から侍女まで
    個人個人が「王の寵愛がない正妃なんて虐めていい/仕事押し付けていい」って考えた結果の冷遇(なんてレベルじゃないけど)なわけだ

    王以外にもこんなに丸ごとアホな国には取り除ける「元凶」とかないので、2回目もぜひ滅びてほしい

    • 3
  9. 評価:3.000 3.0

    途中から、タイトル詐欺に

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    太公妃選抜のアレコレまでは面白かったんだけどなぁ…
    個人的には、低評価理由になっている「付添人の女官が太公妃になるんかいっ!」ってのは全然気にならない
    「太公妃候補だけど」ってタイトルだから、太公妃にならなくても嘘じゃないし

    むしろテレーゼは「太公妃になるつもりない」って散々言っていて心変わりした様子もないし、
    別に太公様のことも好きじゃないので、
    テレーゼの意思を曲げる形で太公妃にならなくてよかったとすら思えた

    てか、太公様がそんなに好きじゃなかった笑
    髪の毛ボッサボサに見えるし、何回もアポなしで訪問するとかフツーにマナー違反で迷惑行為だったし
    大勢の令嬢集めて妃候補探すってのも、大臣的な人から「過去に毒殺もあった」と忠告されているのに「魔法に頼らず自分で見つけたい」って我を通したのに事件も防げないし

    太公妃候補だと間違えられて攫われたテレーゼが「自分のせいで国に不利な選択をされたら家族の不名誉に」とか考えてたけど、招かれた城内で発生した事件の責任は招いた側にあるに決まってるやん!て

    だからね、そこまで深掘りされてなかった付添人と太公様が突然にラブロマンス始めて、主人公がただの当て馬みたいな扱いされてるあたりから、なんか違うなと

    子供時代に1回会ったことあるだけで、魔法が愛情を検知するほどになるか?って思うし
    太公妃の素質だけならテレーゼも他の令嬢も持ってる人はいたのに、平民の女官である理由が「意外性狙い」が大半を占めているような気がして

    そこまで愛着湧いてないキャラの恋愛メイン回が続くとツラいし
    なによりテレーゼが女官になってからの話は、「太公妃候補だけど」ですらないんだよね
    なにやら意地悪されてそれを跳ね除けての繰り返しみたいだし
    テレーゼ自身の恋愛が進展するかというと、そうでもなくて

    主題がズレてしまったのと、同じことの繰り返しになってしまうのが残念すぎる

    • 4
  10. 評価:4.000 4.0

    元カレが意味不明すぎる

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    元カレがクズなのはともかく、行動に一貫性がなさすぎて意味不明なんだが

    女性の自己肯定感を下げ、少しでも派手なファッションはすぐに否定して自分が買った地味な服を与えて、自分が呼んだらすぐに来いと時間も奪い、外面だけは良くて彼女が何か言っても自分の方が信用される状態
    …ここだけ見たら、彼女のポテンシャルを分かった上で彼女の世界を閉じて囲い込む系のモラハラDV男の手口
    自分から離れないように他の男も寄りつかないようにって
    コレ系だったら離れるのが本当に大変なんだけど…あっさり彼女を手放すやん?

    そんで兄の策で派手なファッションに変わったら
    (いうても華やかであるだけで派手ではない)
    綺麗になってて惜しくなるってなんでやねん!

    お貴族様みたいに「親が決めた婚約者と結婚するまでお茶会くらいしか交流しません」ってわけじゃない、彼女の家にも行ってる
    彼女が綺麗なことくらい分かってるはずなのに

    「バカだから」で全部説明つかなくもないけど、ねぇ?

    • 0

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