4.0
これは本当に悪女
悪女を冠して雰囲気だけ悪女な作品が多い中、(タイトルに悪女は入ってないけど)この主人公は本物の悪女だと思う
なんせ憎い相手に、自ら直接手を下してる
しかも「私を死に追いやった奴ら」と言いつつ、むしろ主人公自身が死にに行ってたというか
復讐した相手が貴族だから貴族殺害の罪でどうせシケイだわ、みたいな
財産奪った男や裏切った婚約者、無関心どころか害してくる家族までは分かるけど
自分が嫌がらせしているのに被害者面して使用人間での評判最悪にした侍女とか、すげームカつくからアッサリ死んでも流しそうになるけど、本当に死に値してるか?となると疑問
さらには
・復讐の切り札になるすげー秘宝を見つける予定の騎士
・嫌がらせ侍女の嫌がらせを目撃したのに助けてくれなかった侍従長
…この辺になると「私を死に追いやった奴ら」からかけ離れてくるし、罰として死ぬほどの所業か?と思うが(騎士に至っては単に邪魔だったからに思えなくもない)
怪力で内臓破壊したり毒になる食べ物をせっせと与えたりと、自分が実行犯となって殺害にかかる
侍従長なんかは、酷い病状で感染症を疑われて誰も世話してくれなくなっても会いに来てくれる主人公に涙を流して感謝し、かつて主人公を見捨てたことを後悔する
…それを見ても主人公の心は動かない
一線を越えまくっている主人公が、復讐を果たしたところで幸せになる結末が見えない…いや、幸せになっていいのか?と思ってしまう
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二度目の人生、敵たちを後悔させてみせます