5.0
本当に平和の国なのかと
連日テロ発生もしない、爆撃されたりもしない、表面的には戦時下にもない日本という国
まだ全部読めてないけど(というか完結してない)
「平和の国」は本当に日本のことだろうか?と思いながら読み始め
…どちらにしても日本の平和ってのはなんて脆いんだろうと感じてしまう
仮にテロ組織が生まれた国?からの渡航制限があったとしても、組織も多国籍化していて本作品内にもかなりの数の日本人やアジア系の人種が所属している
島崎のように子供の頃にテロ被害に遭い、そのまま組織に引き込まれた人もいれば
自分から望んで入ったように見える人間や、劣悪な環境からいつのまにか組織の影響下に置かれて洗脳されてしまう人もいる
もちろんフィクションなんだけど、本当にあるんじゃないかと不安になるほどの表現力・描写力で
テロ組織に物理的に狙われる…はまだ自分に降りかかるかもしれないとリアルに考えることはできないけど
・個人情報を握られて詐欺のターゲットにされる
・詐欺がダメなら力技で襲われる
・闇バイトに狙われる、引き込まれる
・目的を偽装した団体に所属してしまい、そのまま反社に
…テロ組織でなくても反社は種類も数も多くて、平和に見えるのは表面だけに思えて
それでも島崎が経験したような地獄は日本では発生しなくて、そして島崎にとっては紛れもなく日本は「平和の国」で
子供の頃に絶たれてしまった日常の続きを守ろうとすればするほど、いつのまにか戦いは避けられず色んな組織からの監視も強まって
戦場への復帰カウントダウンがどうにか止まらないかって、無理かなとは思うけど淡い希望として捨てられずに読んでいる
島崎が戦場に出ることが避けられないなら、せめて戦争を終わらせる戦いであってほしい
願わくば生き延びて平和な国で日常を続けてほしい
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平和の国の島崎へ