4.0
31話まで、謎は解けず
トートと呼ばれた凄腕暗殺者が、死ぬ直前に助けた猫が神の使い?だったからと地獄落ちへの執行猶予的な措置で「過去に滅びた王国の、存在しなかった末娘の王女」に転生しました!
…という、死に戻りでもなくタイムスリップでもなく「過去に転生」というのがちょっと斬新な設定
この神ってのがわりと、いや結構ムカつく笑
凄腕ゆえに生き延び、結果として大勢を殺害できたトートを人類史上最凶の大罪人みたいに扱うんだけど…実行犯でないだけで暗殺命じた権力者の方が罪深いやん!
転生先の王国が滅びると何か世界に不都合があるらしく、その王家を守らせる存在が欲しい
そこでトートの腕に目を付けただけなら、もっとちゃんとお願いとか説明とかしろ!
神が何故に王国を滅ぼしたくないのか?というのは31話まで読んでも分からなかったし、神のくせに「12歳の誕生日まで」という約束を簡単に破った上に「家族が全員死んだ」という幻で嫌がらせしやがってよ
神と違って人間のメインキャラは魅力的、悪役は徹底的にクズに描かれている
トートが転生したパトリシアは強さ・精神力・プラスで美しさも圧倒的で
表紙にも出てる獣人トトはパトリシアに戦闘を仕込まれつつ絶対の忠誠を誓ってて
パトリシアの家族は確かに心配になるほど危機感ゼロだけど、お兄ちゃんズは妹を守るためなら腹黒になってくれそうかも?
パトリシアの婚約者ユリウスは、ちょっとまだ良さが出てないなぁ
足手まといのくせに偉そう、かつ助けられまくりなのにパトリシアの信用を試してきやがる
表紙を見るにトトとユリウスがパトリシアを取り合いそう?ならば圧倒的にトトを推したい!
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伝説の暗殺者、転生したら王家の愛され末娘になってしまいまして。