午後3時の通りすがりさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全165件
  1. 評価:5.000 5.0

    ありえなさをキャラの魅力で捩じ伏せる

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    「親の再婚で新しい家族が〜」なテンプレ始まりなのに、"よくある設定"ではないという斬新さよ

    まず「母の再婚相手の遠縁で暫定的に引き取られている男子」ってさ、義理の弟ですらないよね?
    戸籍上は全くの他人?なら恋愛的な障壁はテンプレ義理の姉弟より低いはずなのに、
    しかも最初からゼロ距離レベルに距離感バグってるのに、恋愛にならなさそうなのが逆にすごい笑
    それも、らんちゃんと栢くんのとんでもキャラあってのこと

    人間関係から逃げ回って豚の孫助さんをひたすらに愛でる自称コミュ障らんちゃんだけど、家庭内に現れたモンスターとはちゃんと向き合う(そもそも逃げ場ないんだけど)
    テンパっても頭のどこかは冷静で、ゼロ距離モンスターのスキンシップにもあまり動じないし流されない、だからって拒絶もしない
    栢くんにアワアワしつつも、唐突に冷静になってスン。とする顔がたまらない笑

    栢くんは超ギリギリを攻めたキャラで、性格設定がちょっと違ってたら漫画なのに「ありえん!ふざけるな!」ってなってしまいそうな危うい男子
    そこをギリギリで踏みとどまらせるバブみ。
    「どうせ、らんちゃんには本気で酷いことなんてしないんでしょ?」なんて楽観視できないくらいに常識が違うし色気も溢れてるけど、でもやっぱり信じたくなる不思議なバブみ。

    脇を固めるクラスメイトも爽やか純情好青年に、腹黒系あざと女子と、その他モブも濃ゆめだけど嫌なキャラが少ないのも良き

    親は…もうちょい子供の環境整えてやれよと言いたくなる
    栢くんはカウンセリング・治療・専門の教育とか必要なレベルの生育歴だと思うけど、その不安定さを全部らんちゃんが受け止めてるからさ

    家どころか学校生活も侵食されてるくらいで、下手するとヤングケアラー感が出ちゃう
    そこをまた、じわじわと成長を見せる栢くんが踏みとどまらせてくれてるんだけど

    • 1
  2. 評価:2.000 2.0

    公爵が受け付けない

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    ストーリーそのものがつまらないわけではないけど、面白さよりもイライラが勝ってしまうのは夫でる公爵が不誠実を通り越してもはや詐欺師だから

    そもそも優秀設定だけど、家に入り込んだ害虫も自力で追い出せないなら優秀じゃないだろ
    主人公を選んだので人を見る目はあります!害虫は(追い出せないけど)見抜いてます!では足りない

    優秀なのではなく、人を思い通りに動かすのが上手いだけの人間で
    しかも本当に優秀で人を動かすのが上手い人なら、動かされる人は不満を持たずに気持ちよく働けるんだよ
    主人公に不満を持たれてる時点で優秀とは程遠い

    次々と追加条件を出されてはそれをこなす主人公が優秀としたいのかもしれないけど、こんな大事な契約なのに契約書のひとつも残さずに反故にされまくってるのがな
    契約の性質上、書類に残すかどうかは微妙なところではあるけど、主人公も言いなりすぎる

    望む生活を既に手に入れていて、公爵の命令を拒否ったらそれを取り上げられるってならまだしも
    最初の最低限は家ちく向けの食事&身の回りの世話もなしで自力という嫌がらせ、仕事しなくていい約束も反故にされ
    読んだ範囲ではマジで1回も望む生活を送れてないんだから拒否ればいいのにと

    最初の契約時に離婚の際は生活を保障するって言ってたんだから、離婚の意思くらい示してほしい
    同じ最低限の生活保障だとしても、余計な仕事がないだけマシだろうよ

    • 1
  3. 評価:3.000 3.0

    主人公悪くないじゃん

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    ・4歳の時に親戚の赤ちゃんを死なせてしまった
    → 主人公がお菓子を与えたからと思っているが、実は乳母が離乳食に毒を混ぜていた
    → 巻き戻り前もタチの悪い夏風邪で亡くなったという結論だった
    …じゃあ間接的にすら責任はなく、引きこもり&ヒステリックなのはトラウマと周りの態度のせいじゃん?

    2回目は主人公が毒を口にして倒れた責任取って専属侍女が解雇!となるのに、1回目は幼児と乳児を残して席を外した責任誰も取ってないのか?
    貴族嫡男が亡くなったのに調査もしてないし

    ・婚約者とその恋人の仲を引き裂く悪役令嬢呼ばわりだった
    → 婚約した時点で既に恋人がいた
    → 婚約破棄されたら父親に修道院送りにされた
    …三角関係にも責任ないじゃん

    4歳時点での欠点が「我儘で野菜嫌い」って、4歳児なんてそんなものだっての

    「愛されていたのに、自ら手放してしまったんだ」って悔い改めてたけど、1回目を見るに愛されてたと思えない

    本当に死因が夏風邪なら主人公の行動関係ない
    巻き戻り時に「僕を助けて」と聞こえた声が赤ちゃんだと考えてたわけでもない

    ループや巻き戻りの謎が今後分かるとしても最初の時点で
    主人公の行動に対する動機がなんか薄いというか、
    周りの大人無能すぎというか、
    なのに勝手にループさせられて迷惑すぎというか

    まず赤ちゃん助けるべきなのは親なわけで、ループさせるべきは無力な4歳児でなく同席してた親じゃね?

    • 1
  4. 評価:3.000 3.0

    どっちにしても婚約者はナシかと

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    悪役=態度が悪いのは病弱なのを隠していたから
    嫌われても遠巻きにされても、これまで周りに当たり散らしてた自分が悪いんだ…
    って主人公は思うけど、その事情を考慮しても婚約者はフツーにナシだろ

    冒頭に主人公がぶっ倒れた時も婚約者と喧嘩していたけど、その原因が「歩くの遅い」と言ってきた婚約者に言い返したから
    言い返したことが「当たり散らす」になるらしいが…は?と

    令嬢って、重たくて締め付けるドレスで着飾って、ヒールを履いて、すごく姿勢に気をつけて背筋を伸ばして歩かなきゃいけないんじゃないですか?
    病弱な体にはそりゃシンドイだろうけど、健康体でも大変なの想像できませんか?

    体力がなくて長時間パーティーに出られない=無愛想でいつのまにか勝手に帰る社交嫌い
    こんな評判の通りだと思ってる相手に、パーティーに同席しろと手紙で念押ししたくせに
    実際に来てくれたら顔見た瞬間に「本当に来る気になったのか」みたいな…
    表面的にでも御礼の一言も言えないの?
    社交嫌いだと思ってるのに付き合わせてるんだよ?

    説明文を見るに、どうやら病弱だと知った途端に態度を変えて過保護に気遣ってくるようだけど
    逆に病弱じゃないと婚約者を気遣うこともできない男の助けなんぞ要らん!

    こんな男は「病弱ゆえ後継ぎ産むのに不安がありますぅ〜婚約を破棄してくださいませ〜」と暴露してサヨナラしようぜ
    家族との関係は全く問題ないみたいだから受け入れられるだろ

    現代の食育情報で健康体を手に入れる話としてなら面白いので、恋愛要素入れるなら別のちゃんとした男性相手にしてほしい

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    個人的MVPは王様

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    ・勇者たちが魔王倒して平和になった、この男は別に要らんよね?とクビにしたら城で働いてた人間全部、その男が操作していたゴーレムだった

    ・勇者たちは"勇者一行"なんてレベルではなく、勇者の組織として国家間の人類会議的な場所ですごく優位な立場だ

    ・そんな勇者たちの師匠が追放された男だ

    ・平民が貴族のために戦うなんて当然と勇者の存在も軽んじるバカ貴族が大量発生しているが、その貴族どころか国家に国家予算より上のレベルで金を貸していたのは勇者たちだ

    ・クビにされた本人は仕事から解放されてラッキーと思っているが、弟子の勇者たちは激怒しまくり借金の一括返済を求めたり

    まぁ、全体としてはこんなかんじ
    ゴーレムマスターは無自覚チートではないけど、弟子たちがタイトルにある通り美人勇者しかおらんという、ハーレムものとしてはそこそこありきたり
    勇者たちのキャラも正直あんまり覚えてないテンプレパターン

    ここで、テンプレでないのはゴーレムマスターが働いていた城の王様
    バカ貴族と一緒にバカのパターンではなく、
    バカではないけど頭抱えるだけで自分では何もしないパターンでもなく、
    ちゃんと国家会議の場で御礼を言い、ゴーレムマスターに謝罪し、勇者たちが使ってたスキルみたいなものを自ら習得して凡人の可能性を示し「どうか、まだ世界を見捨てないでくれ」と頭を下げることができるナイスおじさま

    • 0
  6. 評価:3.000 3.0

    謎解きは面白いのに

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    20話まではすごく面白くて星5と思ってたんだけど、人間関係…とくに双子の皇帝がまるで魅力的に思えなくなってきてイラっとしてダメだ

    1話の冒頭から主人公・蓮香が皇后になるとネタバレで、タイトルが「皇帝との恋を紡ぐ」だから恋愛的な展開は予測がつくのはいいけど

    織姫、恋を紡ぐ…とまで言ってるのに、どいつもこいつも蓮香の機織り仕事を邪魔しまくるのが、ものすごく気に入らない
    蓮香は基本的にとんでも忙しい、のに皇帝×2は自分の癒しを求めて夜に訪ねてくる(=お渡り)

    「盲目ゆえに数々の嫌がらせを受ける蓮香がナメられないためにお渡りを」って蓮香の侍女的な小娘が頼んで1回だけって始まりだったのに
    蓮香を疲れさせてるし、逆にお渡りが多すぎて嫉妬で嫌がらせ増えるし、後宮の権力者にも目をつけられるし

    機織り納期が迫ってて本当に忙しいのにお渡り続けるのは、もう蓮香のためじゃない
    謎解き要素のために上から下まで蓮香の都合無視で頼み事してくるし

    現皇后は怖い人だけど聡明で、嫉妬に狂って危害を加えるとかではない
    逆に甘っちょろい皇帝の代わりに冷酷さを発揮してるくらいなのに、皇帝ズは自分たちばかり辛いみたいな態度で

    双子なら片方は影武者に徹すればいいのに「好きでもない女を抱けない」ってもう片方の泣き言を叶えるために子作りと表舞台の皇帝の仕事と、皇帝を2人で分業しちゃって両方が皇帝な状態だし

    「自分が嫌だからもう1人に押し付ける」
    「自分が苦しいから蓮香に癒されたい」
    「自分が愛してるから盲目の平民出身宮女を皇后にしたい」
    …自分勝手すぎん?

    現皇后も蓮香の頭の良さと皇帝の気持ちを知った上で、
    「皇后になれば蓮香は壊れる」
    「後宮のトップとして君臨する蓮香を今のように愛せるのか」
    と親切に教えてくれてるのに
    何も解決に動かない状態で蓮香に「皇后になって!」って頼んじゃうのがもう…

    皇帝2人で蓮香を取り合うのか、もはや両方とくっ付けてしまうのか分からないけど
    他の妃を抱きまくる方より、その役目をもう1人に押し付け、汚れ仕事を引き受けてくれてる現皇后に感謝もない方とくっ付くのは嫌だな

    • 15
  7. 評価:5.000 5.0

    どこまでも人間のはなし

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    例の地獄がある世界とも間違いなく繋がってそうだなと思える場面もあるけど、これはどこまで行っても、モグラ自身も含めて「人間」の話なんだなと

    ちゃんと面白くて、ちゃんと怖くて、ものすごく不気味だったりして、雑学や豆知識が仕入れられたり、あるあるに共感したり、時には精神的に抉りにくるような重たさもあって、
    でも全体的にはすごく軽快で軽妙で愉快な空気で

    …なんか、とんでもなく絶妙なバランスです
    テーマは全然違うけど、空気感としてはハコヅメに似たバランス
    重たくなるとポンっと笑いが放り込まれて情緒がぐちゃぐちゃになるやつです

    あの世から出禁を食らってるモグラが、なぜ出禁なのか、いつから出禁なのかは現時点のわりと最新の方でもハッキリとはしないけど
    本名や正体については始めの方からジワジワと匂わせられます

    わりと早め…最初の長編エピソードが終わったあたりで正体ハッキリと明言されます
    明言されただけで、どんな存在かの説明は必要な時に最低限でチラホラなかんじ
    日本の神話に基づいているので検索すれば出てくるっぽいけど、この作品内で知りたいので検索しない笑

    あの世へ出禁の罰を与えられる存在ってことで神とか出てくるし、
    化け猫やら犬やらレッサーパンダやら、ラッコに虎にヨウムまで動物成分も豊富だし、
    妖狐とギャンブル対決とかしちゃったりもするけど

    基本的には生者でも死者でも拗らせた人間相手に、おせっかいに関わって人たらしを発揮する話

    人間がどのように拗れていくか…その過程を丁寧に掘り下げられるのでけっこう精神的にキます

    無神経な言葉、無責任な噂、属性による決めつけ、勝手に神格化してきたり逆にアンチに中傷されたり、シンプルに暴言を浴びせ続けられたり
    モグラ本人が作中で語ってる通り「会話」ってすごく大事だなと
    戦争や虐待など分かりやすい「壮絶な経験」も出てくるけど
    「誰とどんな会話をしたか」、「誰にどんな言葉をかけられたか」で人間の方向性が簡単に決まってしまう

    そんな人間の、そしてモグラ本人の闇なんかが溢れ出したり
    逆に人間臭さゆえに誰かやモグラが救われたりもします

    • 8
  8. 評価:3.000 3.0

    誰にも共感できぬ笑

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    よくあるけど、別に転生設定要らんよなぁと思う

    ・意思表示もできなければマトモに動けない
    ・実は心と体を分離させられてて
    ・家族からも使用人からも酷い扱い
    ・本当は家の当主は父親でなく自分
    ・さらには精霊女王の娘で半分精霊
    ・突然に心身が一致してチート級の能力発揮

    これだけで主人公のキャラとしては十分だし、別に転生前の知識とか役に立ってない
    この世界の記憶しかないなら、人と触れ合ったの幼少期だけだし対人スキル皆無でも不自然じゃないけど
    前世は社会人してたのに、喜んで虐待するような義妹と話せば分かり合えるとかお花畑かい?
    結局は刃物で顔面切りつけられて、能力で死んだフリするけど普通の人間なら死んでたよね

    さらに主人公の母親の存在がまた厄介で
    人間じゃないから倫理観求めても仕方ないけど、それにしても酷すぎ笑
    娘の心身を分けた張本人であり、精霊に死とかないからと娘が虐待されていようが問題じゃないから人間界を見極めなさいってさ…

    精霊というより、昔の多神教の神みたいな存在
    ちゃんとした神も変なのもいて、基本は人間とかどうでもいい
    気に入った人間がいれば女神の妻がいようが連れ去って自分のものにするし、怒った妻は夫でなく連れ去られた娘を牛にしちゃう
    …そんなギリシャ神話的なかんじ

    主人公を虐待してた家の連中は、もはや国ごとしっぺ返しを喰らうけど、せっかくのザマァがお母様の性悪で霞んじゃうんだよね
    精霊と子作りしたはずの父親が実の娘にまるで興味を示さないのも、別に愛し合って子供ができたわけでないというさ

    お母様は主人公が助けを求めたシリウス兄様のパパに唯一祝福を与えてた…では主人公のパパは?見た目が好みだっただけ笑!
    あの男からは魂のカケラをもらっただけよ〜
    精霊は人間の魂を千切ったりしてカタチを変えられるのよ〜
    おかげで娘は美しく生まれたわ〜
    …こっわ笑!

    幼い主人公もシリウス兄様に無意識に祝福を与えてて、それはもはや呪いと大差なく
    おかげでしっかりと束縛ヤンデレ系に育って言動がちょいキモい

    話自体は面白いけど、登場人物の誰も好きになれんわ笑

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    無料8話まで

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    とりあえず、第一話冒頭のカラーがものすごく変に思える
    表紙とも全然違って…なんだろ、色の塗り方?
    全部がこんなかんじのカラーだったら読み進める気にならなかっただろうな
    ただ、モノクロ部分はすごく上手いわけでもないけど普通です

    まだ8歳の段階から始まるので、性格変わって周りに疑われるとかもあまりない
    というか父親が主人公に興味を示してない

    思い当たる死亡フラグは3つで、それを防ぐために動き出すけど
    転生前が基本いい人なので死亡フラグを折るのに必要でもない人物を助けたい!と勉強や魔法を独学で始め、ラスボスを教えたこともある未来の大賢者に教えを請う

    魔力はあるのに魔道具に反応しない!何故だ!
    → 光属性だ!聖女の素質だ!
    → 死亡フラグが追加された!どうする!
    ってところまで

    テンプレというか転生あるある自体を作品内でネタにしにきてるので、テンプレなのは気にしない

    テンプレでありつつ、主人公のキャラが、ちょうどいいかんじ
    バカすぎず、優秀すぎず、不自然なほどの善人でもなく、利己的すぎず

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    残念な旦那さま…

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    冒頭から思い上がった無能っぷりを発揮している旦那さまですが、他作品の「お前を愛さない系」と比較すると相対評価ではけっこう上の方かと(絶対評価なら落第)

    ・ちゃんと家にいる
    (仕事だ愛人だと家に寄りつかずとかはない)

    ・早々に妻への認識を改める
    (家にいるゆえ、有能さを目の当たりにするからね)

    ・自分の言動の愚かさに気づく
    (気づきはするけど、事前に気をつけてはくれないので繰り返すのが難点)

    ・ちゃんと謝罪する
    (謝罪せねば!と思ってから謝罪まで長いけどね)

    ・妻のため強い存在に立ち向かおうとする
    (実際は立ち向かえてはいないし、能力も伴ってないけどね)

    ここまで揃って、妻への愛も伝えている…のに!
    見直そうという気にまるでならないのは何故だ笑!やっぱ能力?
    言動の端々レベルでなく、ど真ん中に無能が来ちゃってるんですよ

    ・前当主が作った借金をローザパパに肩代わりされて結婚を断れなかったが
    そもそも借金問題を解決しないと元々の恋人とも結婚できないのに、何も動いていなかった

    ・貴族として笑顔で繕うこともできず、気に入らなければ態度に表し、権力者にも後先考えず自論正論だけ投げつける

    ・ローザへの嫌がらせに貧相な食事を出したくせに、金策の情報収集にお茶会へ向かうローザに「節約するから!」と止めようとする

    ・金で結婚を買った云々言ってたくせにご婦人方の話し相手でお小遣い稼ぎ

    ・元恋人がローザに刃物で斬りかかったのに、ローザに許してとか言っちゃう

    こんなに無能なのに「怖いパパから逃げない」という一点突破でローザの情をゲットした旦那さま(愛ではない)
    果たしてローザのお眼鏡にかなう男になれるのか!

    必読は5話、9話、12話、23話あたりか
    5話と12話でお花畑カップルに、ガツンとバキッとやってくれます
    9話と23話で物語の秘密的なものに触れます

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