午後3時の通りすがりさんの投稿一覧

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31 - 40件目/全63件
  1. 評価:5.000 5.0

    イブさん好き

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    表紙でガオーしてるのが勇者の奥さんになるイブさん
    イブさん可愛くて好き

    話もフツーに面白いですよ
    面白くなるまで時間がかかるとかでもなく、設定もすんなり入ってきて最初からちゃんと面白い

    魔王を倒した後の勇者の話だが、断じてフリ◯レンとは被ってない
    独りぼっちの勇者が家族を作っていく話

    むしろ救った国の王は、制御できない勇者を始末したくて仕方がないというクズっぷりで、勇者に無理難題(一般的な人間なら死にますレベル)を毎度吹っかけてくる

    勇者的には難題でもなんでもなく、クリアするごとに家族も増えるのだが、国王はかなりムカつくので早よ天罰くだれ

    討伐前の魔王もエピソードとして出てくるけど、クズ国王なんかよりも立派な王してたんじゃないか?戦争仕掛けたの人間側じゃないか?
    みたいなかんじで、ギャグだけでなくストーリーも意外と深め

    チート家族が完成して邪魔者は全部ぶっ飛ばしてほしい

    • 0
  2. 評価:3.000 3.0

    この作者さんにしては甘い

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    超常な異能で人殺しが分かる少年
    頭の良さで異能なしに犯人を説明できる刑事

    なのに、最初の事件から「証拠」もなしに犯人捕まるのはちょっとなぁ…

    「あんたが殺したやつの幽霊が見てるぜ」みたいなことを言って、「お前が悪いんだぁ〜」的なパニクった自供を引き出してたけど

    「証拠出せよ証拠!証拠ぉぉ!!」
    みたいな犯人に証拠を突きつけてこそのミステリー、それをしないなら相棒が刑事である必要ないじゃん?

    そのあとアッサリと犯行そのものを自供したみたいだけどさ
    変な高校生が精神的に追い詰めて口走った内容なんて、違法な取り調べで得た自白並みに裁判の決め手に欠ける
    ちょっと頭が回る犯人なら、あまり不利なことは言わずに「殺害しました」だけ認めて裁判で証言ひっくり返すだろ

    有名な原作者で他の作品も読んだことあるけど、ちゃんと証拠を重要視してたのに

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    小ネタが効いている

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    脳外科の、主に後遺症を扱っているので知らない症状がたくさん出てくる

    この部分にダメージがあるから、この機能が思うように動かなくなる。というパターンだけでこんなに種類があるのだと驚く

    この機能を失ったら、こんな症状として現れる。と想像つきにくいことをリアルに描いているんだなと勉強にもなる

    もちろん亡くなってしまう事例も扱っているので
    散りばめられた小ネタが効いていて重苦しくなりすぎないのが地味に救いに思う

    星前先生の扱いが雑でギャグ要員なのにいざという時は頼りになったり、

    どう見ても他の医療漫画のキャラじゃない?みたいな人が1コマだけ出てたり(コウノドリの四宮先生らしき人とか)

    医師にもそれぞれ信念があって、
    専門医か総合医か
    最新医療か地域医療か
    みたいな信念をぶつけ合うこともあるけど、結局はどの人も必要で適材適所な場所にいてくれるのが患者のためになるんだよなと考えさせられる

    三瓶先生みたいな脳外科専門医が、まるで設備が揃っていない孤島の診療所にいて、能力発揮できないのは勿体無いと思ってしまうよね

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    なんだかんだで読める

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    西尾維新なだけあって、難解です

    キャラ名も相変わらず、めちゃくちゃ個性的で長い名前で正直覚えられません
    しかも全クラスメイト、後半は他のクラスも出てきて全員「ザ・西尾維新キャラ」の名前

    ただ、暗号部分を真剣に読まなくても、この人なんて名前だっけ?そもそも誰だっけ?てかんじでも、なんだかんだと読めます

    主要キャラの名前は漢字はともかく語感がよくて、音で入ってきやすい(いろは、きょら、たゆう…etc)
    その他も事あるごとに「◯◯さん」と名前で呼んでるから覚えてなくても支障はさほどない

    暗号は…、星がいくつかよりも周りのリアクションで難易度がなんとなく伝わる
    「どうやら難しい or 簡単ならしい」ことと「暗号の答え」が分かるので、暗号そのものが理解できなくても話は通じるかな
    解説読んで理解できたら「おー」となるし、これは理解できそうもないとなったら流し読みしちゃうけど

    難解な暗号や設定そのものよりも、人間模様や心理戦とかの方が個人的には見ごたえある作品だなと思う

    ゲリラ組織に捕まって生き延びるために踊りまくって媚び売ったとか、
    子供でも簡単に使える兵器を開発してばら撒いてしまったとか、
    クラスメイトみんな、過去に何かしら戦争に関わってしまっている

    すべての戦争を止める(理想)
    どうせ無くならないから戦争をコントロールする(現実的)
    といった、各々の主張を暗号という手段でぶつけ合う、みたいな話かな

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    権力者ならしっかりして

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    紫の瞳で人ならざるモノが視える令嬢
    そのモノたちに好かれまくる、憑かれやすい公爵
    タイトルのまま

    公爵は憑かれまくっているから疲れやすく病弱と評判、それを追い払える主人公
    異能力がある(+家格も低い)女性が、問題を抱える男性(+高貴なお方)のために側にいるハメに!のよくある話
    なぜ公爵は憑かれやすいのか、体質は改善できるのか、などは不明なままアッサリ終わります

    公爵には、まだ正式ではないけれど両家で結婚の話が出ていて、しかも社交界はその事実を知っている、という女性がいる

    主人公は、公爵家で行儀見習いになり、公爵の体調のために近くに寄り添っている、側から見たら婚約者のよう
    公爵の結婚話は知っていて「話が正式に進んだら…私て邪魔じゃない?」という微妙な立場

    公爵の親族は王なわけで、コイツがまた嫌なかんじで

    彼が結婚してもいいの?夫婦の側にいる謎の人でいいの?それとも離れる?みたいなことを主人公に聞いてくるけど
    そんなん行儀見習いが知るか!権力者側がなんとかしろや!

    男女ともに、これといった決め手なく、いつのまにかヌルっと好きになっていて、
    さらには目立った意思表示もせず、好意もハッキリと伝えていない
    公爵は結婚話の清算もしていないから、主人公が結婚予定の男性をたぶらかしてる的な悪評まで出る始末

    なのに、好きかも?みたいな空気はお互い伝わっているらしく

    「公爵様は体質を改善させた私への感情を勘違いなさっているのです」
    「確かに始まりはそうだったが、でも私の気持ちまで否定しないでほしい!」

    みたいな会話を「好き」の単語なしに繰り広げるわけです

    お前の気持ちなんて神視点の読者でも知らんわ!
    主人公の立場じゃ身動き取れないんだ!
    まず好きって言え!身綺麗にしろ!

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    設定の回収はあるのだろうか

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    ストーリーとしては、結構しっかりとしていて
    貴族ものでよくある
    「こんな貴族はおらんやろ」みたいなのとか
    無意味な嫌がらせしまくる脇役たちとか…

    その辺がほぼいないので(出てきてもすぐ退場する)嫌な気分になることなく読める作品

    話の流れはタイトル通り、
    ・幸薄令嬢が無実の罪で処刑され
    ・令嬢の死をきっかけになんとお兄様が魔神になってしまい世界滅ぼす勢い
    ・それを防ぐために女神が時間を戻してくれました
    ・戻ったのは初めてお兄様に出会う直前
    ・前世の知識云々よりも積極的にお兄様に関わっていったら溺愛されるという

    なので幸薄なのはホントに最初の方だけで、死に戻ってからはちまちまとピンチはありつつ、わりと幸せに暮らせていてその辺も推しポイント

    ただ…
    死に戻る前の記憶がある、
    神の加護で辞書レベルに分厚い説明書が必要なくらいの数で特殊能力もある、
    精霊と契約してずっと側にいる
    ……この辺をまったく活用してないんですわ笑!

    前世で見覚えなさそうな怪しい使用人が出てきてもスルー

    ピンチになっても能力ではなく、ほぼ本人の根性かお兄様の救助で解決(使った能力は2コだけ)

    精霊さんは何年もただただ抱かれて愛でられてのペット状態(ちなみに仔ユキヒョウ型の精霊)

    話は面白いのですが、なんせラスボス予定のお兄様が味方になった時点でわりと最強でして
    「この設定どこ行った?」状態の、能力と知識をいつフル稼働して困難を乗り越えるのかと期待しているのだけど…

    回収される時は来るのだろうか…笑?

    • 3
  7. 評価:4.000 4.0

    メイン2人はいいかんじ

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    3Lサイズの足と長身がコンプレックスの女性
    靴を企画開発する足フェチの男性

    「あせとせっけん」の靴バージョンと言いますか
    でもどうしても、周りの無神経さが気になる…

    ファッション業界て、コンプレックスをカバーしたり、逆に魅力を引き出したりできる業界じゃないですか
    それなのに「デカい足、大きい足」と人の特徴に無神経に言及しすぎ

    商品画像撮影用の靴に3Lサイズを間違えて持ってきて、その場にいたヒロインに履いてもらって解決
    「足が大きくて助かったよ〜」と悪意なしに無神経なディレクター
    「それ女性に言っちゃダメなやつです!」とちょっと離れてヒソヒソ注意するアシスタント?

    せめて注意するなら、その場で「高身長も大きな足も魅力的だ」くらいしてくれないと、案の定ヒロインいたたまれない空気になるやんて

    でもそれに本人が怒ると空気読まない、自意識過剰、下手したら「ハラスメント・ハラスメント」呼ばわりされそうで
    嘘でも「気にしてないですよ〜」って顔するしかなくなるやつで、妙にリアルなかんじが…

    これからコンプレックス解消、魅力発揮かな
    だから改善前がモヤるのは当然なんですけどね

    • 6
  8. 評価:5.000 5.0

    ワンコには少し目をつぶって…

    解剖によって証拠を掴むと
    「死者の死に際の様子がビジョンとして視える」という不思議設定はありますが、
    サスペンス・ミステリー好きなら楽しめるかと

    探偵役である女王様が有能な傍若無人系、相棒であるワンコが無能で突っ走り系
    相棒が未熟で、色々と疑問を挟むのを説明する形で読者にも伝えるというよくある構図

    ただ、このワンコが、無能なのは法医学教室に入りたてで当たり前なのですが…
    技術云々よりも考え方がまぁ浅はかでして、死者どころか事件解決のために仕事している生者にまで敬意が足りなくて
    イライラして読んでられない!って人もそこそこいそうなレベルの暴走っぷり

    ワンコに成長の兆しが見えるのが、
    File.11 「遺(のこ)る想い」と
    File.12 「2体の遺体」
    の辺りから

    そこまで我慢すればその先は、ワンコの自分勝手な演説やら、邪魔してるようにしか見えない行動もやや減って話の流れがスムーズになっていくかと笑

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    ドラマから

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    ドラマの方が空気感としてはゆったりしてたかな

    当たり前だけど漫画の方が細かい話が多くて、ゲイのリアルってこんなかんじなのかなって思える
    シロさんとケンジも漫画の方がいい感じにくたびれてますね

    ドラマも楽しんで、漫画のグルメや生活も面白いけど、ホントにチラッとハッテン場の話が出てきたことがちょっと嫌かなぁ…

    その場面が出たわけでもなんでもない
    「ゲイは意外と二丁目にいかない、今ならネットで相手探せるので店にきて社交するのは面倒、それより前の若い時はエッチだけならハッテン場の公園に行けばよかった」って少しのモノローグ

    それ見つかったら捕まる犯罪だよと
    シロさん弁護士なのにそんなリスキーなことをするキャラだと思いたくなかった

    ハッテン場って自然とゲイが集まって無許可だったりするらしく
    そのせいで老舗の入浴施設を閉めたってニュースを最近見たから余計に…

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    ブレないヒロイン

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    「慰謝料請求いたします」
    そこまで辿りつくのにけっこう長いし、
    正直言ってソコが最骨頂の漫画だとは思う

    お金儲け大好きお嬢様
    お嬢様のことが大好きすぎるお兄様と、下僕(従僕とかでなく、文字通りの下僕)
    自分がバカ令嬢とくっ付く未来回避のために巻き込まれつつ、なんだかんだとお嬢様が好きになる王子殿下
    お嬢様の婚約者のトンデモおバカさん
    婚約者の浮気相手かつ王子を狙ってるトンデモおバカ令嬢

    キャラはたっていて魅力的だと思う
    敵役もザマァはされるけど完全に破滅するわけでなく新天地で別の才能を発揮したりするので、ザマァが物足りない人もいれば読後感が悪くないって人もいると思う

    そこはお嬢様の「利益のため、利益になりそう」というブレない信念によるもの
    ※元婚約者が破滅しちゃったら足りない慰謝料も回収できないしね笑

    お嬢様の家の船を管理する船長さんは元海賊
    ただし自分が孤児ゆえに真っ当に雇用されなかった経緯から、新しく孤児が生まれるかもしれない殺しはやらない

    お嬢様がちょっと攫われたりするんですが、その犯人さんたちは逆らえない人物からの命令で嫌々犯行に及ぶ
    めくれたスカートを直したいけど貴族のお嬢様に触れない!というなかなかに紳士な犯人たちを、お嬢様は自分の事業にスカウトしたそうにする

    お嬢様は、悪人だろうが芯が通っている・才能がある人間をただの敵ではなく人材として見ていて
    ただ潰すだけでなく活用しようと考えられるのは、貴族に相応しい器の大きさだと思う

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