4.0
百貨店
より多くのお客様にご満足いただける様々な商品を取りそろえているのが、百貨店。
より多くの読者にご満足いただける様々なイケメンを取りそろえているのが、本作品。
きっと、あなたもお気に入りに出会えるはず。
時代物としても、お仕事漫画としても、群像劇としても、面白い。
ドラマ化するなら、この人はあの俳優さんとか想像しながら読むのもいい。
※キラキラしすぎてないから、実在の人物を思い浮かべやすい気がする。
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7314位 ?
より多くのお客様にご満足いただける様々な商品を取りそろえているのが、百貨店。
より多くの読者にご満足いただける様々なイケメンを取りそろえているのが、本作品。
きっと、あなたもお気に入りに出会えるはず。
時代物としても、お仕事漫画としても、群像劇としても、面白い。
ドラマ化するなら、この人はあの俳優さんとか想像しながら読むのもいい。
※キラキラしすぎてないから、実在の人物を思い浮かべやすい気がする。
それぞれのキャラクターのコロンや整髪料や柔軟剤の匂いがしそうな程、現実感アリアリです。
若い人は、自分を投影するでしょうか。
おばちゃんの私は、自身が若い頃の同僚を思い浮かべたり、今の職場の若い子たちを無意識に当てはめています。
勿論、外観は違うけど、こういうカワイイわちゃわちゃ感って、ありますよね。
絵もキラキラしすぎず、カッコイイし、かわいい。
皆幸せになれ! (この作品読んでる若い子たちも!)
学園もので例えるなら、
主人公は、ケンカ無理・スポーツ苦手・よく言えば癒しが取り柄の地味目キャラクター
周りにはいろいろなタイプの女の子(元気強気お転婆系・お姉さま系・大人しい控えめ系・不思議ちゃん系)揃える。
今まで!何度も!繰り返し!聞いたことあるなあ~の人物配置。
結局みんな好きなの? 作りやすいの? う~ん…それならしょうがないね。
小説世界への転送。ストーリーを知っているなら、もっと色々画策するのではないだろうか。
※まだ23話しか読んでいませんが…
別に敵対人物を攻撃しろという意味では無く、
現実世界に例えるなら、(離婚時に不備を責められないように)嫁として無難に家事をこなす一方で、
離婚後を想定した人間関係を築く、資格試験を受ける 等 それなりに考えると思う。
主人公ボンヤリし過ぎでは? ストーリーの重要部分に係るものでなくてもいいので、
「こういう立場に置かれたら、こう動くよね」と納得できるエピソード欲しかったかな。
スクロールで読むフルカラー漫画の中では、個性を感じる画風なので、
この絵師さんで、別の作品読みたいかも。
別にドラマ化の話があるわけじゃないけど、この目元の雰囲気とか映像化無理だから!
著者は人間より妖怪の方により多くの時間と愛情をかけて描いている感じがする。
ストーリーの組み立て方法にしても(以下は私の妄想です)
①描きたい妖怪を選ぶ
↓
②その妖怪に当てはまる人物像を考える(若い?中年?男?女?)
↓
③その人物の罪にふさわしい罪は何か?
↓
④その罪が暴かれるもっとも劇的な展開は?
↓
⑤それに主人公をどう絡ませる?
という風だろうか。
妖怪よりもやっぱ人間の方が怖いよね的な感想では無く、
妖怪ものやっぱ好きだわ~の感じで読み進めたい。
かわいい。
揚げ物のお手伝いとか、けがを治した後とにかく褒められたくてついて回ったり…
「出来る事」のレベルは違い過ぎるけど、やってることは小さい子供とおんなじ。
この手のエピソードを漫画にすると、わざとらしくてあざとくなりがちだけど、その感じは無い。
著者の人柄や表現方法の技術力か。
子育て経験者なら「そう言えば、トイレにまでついてきてたなあ…」としみじみするかな。
画風もいい感じにガサガサしてて好き。
癒し。
著者の作品には周囲に迷惑をかけがちな女性キャラが登場する。
動物のお医者さん…主人公の先輩、大学生
おたんこナース…新人看護師
チャンネルはそのまま!…新人記者
彼ら(ふたりは社会人だが)は、未だ勉強中で、指導を受ける立場にある。
本人たちもその自覚があり、時に納得できなくても、キッチリ叱られている。
この「キッチリ叱られる」ことが非常に大切で、
読者も「こんな子自分の周りにいたら大変だわ」と思いながらも、気持ちを落ちつかせることができる。
クレームがある時、自分が怒るより強く、失敗した子の指導者(教師や上司)がその子を𠮟りつけたら、
「まあ、まあ、そんなに怒らなくても。本人も反省してるようだし…」となる、アレだ。
一方、本作の主人公は、物語の舞台である料理店のオーナーである。
中身はともかく、一番偉い人である。
オーナーよりお客様が偉いと思うのだが、そうは思っていないようである。
読者がどんなにイラついても、「キッチリ叱られる」ことは無いのだ。
これが「イラっとする理由」だと思う。
乗物・建物・文化等、想像しやすいほどよく未来。
描かれているのは、植民地支配・選民思想・差別意識・民族紛争・権力闘争・縄張争い・故郷を追われた人々……
それでも(それぞれが)何かを信じ、求めて生きていく姿。
現実世界を舞台にすると、特定の国や地域や宗教など、いろいろと差しさわりがあるかもしれないが、
SF世界にすると逆に言いたいこと(描きたいこと)言えるのかも。
自分がこの世界に置かれたらどう動くか? と問いかけるのは、
今この現実世界でどう動くのか? と問いかけるのと同じだろうか。
リアルタイムでは無いのですが、かなり以前に読んだこと有ります。
それでも、イマドキの漫画とはかなりノリが異なるので、雰囲気に慣れるまで時間がかかります。
まず絵柄は、デジタルでは無く、当然アナログですが、スクリーントーンさえほとんど使われていません。
印刷でつぶれてしまうせいか、背景の書き込みも最小限度で、より人物に近づいた映像表現に感じます。
特に人物像が、今とはだいぶ違います。
「子供は子供」で、「大人は大人」です。
誇張は有るでしょうが、少年たちはどこまでも少年で、騒がしく、無邪気で、悪気無く、それ故に残酷で…
教師、校長先生、エーリクの弁護士、母の婚約者 等々
大人たちは、いつでも子供たちを守り、導きたいと努めています。
鞭で手をたたこうとする(多分当時でも)時代遅れの先生も登場しますが、彼でさえ、生徒の事は心配しています。
※ユーリの祖母は例外
あらすじを表現するのは難しいです。「BL」というとなんか違います。
何とも比べようも無い、あの年代特有の「少年」の「愛」です。
女性は、金銭的に裕福で、美人で、才能が有って、気が強い。男性は美形でチャーミング。
著者の描く女性キャラクターは、一部(砂の城:ナタリーなど)を除き、大人しくても気は強い。
言いたいことは言うし、欲しいものは取りに行く。
どのキャラクターも魅力的。
女子高生の二人が成長していくのはもちろんだが、
主人公の叔母?も「見かけだけ」から「実力派」へと変身する。
彼女のマネージャーも強く賢く、職場にいてほしいタイプ。
主人公が好きになる男の子もライバルをはじめ、周囲からの刺激を受けて、カッコ悪い思いもしながら、
イイ男に近づいていく。
映画監督も、チャラい小説家も、見た目に似合わぬ一面を見せてくれる。
主役の男の子の母親は、もっと出番が欲しいくらい「美人で、才能が有って、気が強い。」
これこそは、一条作品のキャラクターと言える人物。
自分とは正反対、だから読んでて楽しい。
これって、男子が「強い主人公が次々敵キャラを倒していくバトル漫画」が好きなのと同じなのかな?
自分を重ねることなく、思いっきりヒトゴトだから楽しい。これだから、少女漫画はいくつになってもやめられない。
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日に流れて橋に行く