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長く愛される作品には理由がある、と改めて実感しました。
設定はどちらかというと突飛で、非日常的とも言える内容ですが、その中にある主人公つくしの普通さがいい。強くてまっすぐな雑草のつくしが、非日常を日常として生きる身勝手な男子たちを魅了し、変えていく過程がとても面白い。
これからも楽しみながらゆっくりじっくり読みたいです。
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69位 ?
長く愛される作品には理由がある、と改めて実感しました。
設定はどちらかというと突飛で、非日常的とも言える内容ですが、その中にある主人公つくしの普通さがいい。強くてまっすぐな雑草のつくしが、非日常を日常として生きる身勝手な男子たちを魅了し、変えていく過程がとても面白い。
これからも楽しみながらゆっくりじっくり読みたいです。
高校球児と吹部女子の青春ストーリー。
どちらかというと、野球部よりも吹部の部活風景の方をしっかり描いています。野球ファンの私としては野球要素が少し足りなくて残念でしたが、それでもつばさと大介には甲子園の香りを存分に感じさせてもらいました。
ともに甲子園出場を目指して、二人はそれぞれの部活をとにかく頑張ります。楽しい恋愛の時間をおあずけにして、寝不足に負けそうになりながら、根性で頑張ります。きっと、現実でもこうして頑張っている学生さんたちがいっぱいいるんだろうなあ。みんなに頑張れとエールを送りたい気持ちです。
高校野球を観戦する時にはついキャプテンとキャッチャーを贔屓目に見てしまう私にとって、キャプテンでキャッチャーの大介はどストライクです。
もう、たけおが最高。かっこよすぎます!
中高生の娘たちにいつも「本物のいい男とはこういう男のことをいうんだよ」と話しています。
まるで大河ドラマのよう。男女逆転のキャスティングをここまで史実に沿って描けるなんて、本当にすごいです。
ストーリーが文句なしに面白い。登場人物一人一人に深みがあり、絡み合う人間模様から目が離せません。
絵も美麗で、引き込まれます。
爽子と風早君がとてもいい。二人とも性格が良くて、いつも相手を思いやっていて。
友人たちも皆いい子ばかりで、読んでいてほっこりします。
ライバルの女の子もはっきりと自分を持っていて、私はけっこう好きでした。
壮大なストーリーと美しい絵はさすがです。
悪者がぐしゃっとなる場面は子供の頃に見て怖かったです(笑)。
ファンの皆さんにはそれぞれ推しキャラがいるかと思いますが、私はやっぱりケンシロウの優しい眼差しが好きです。
他人の生活に踏み込むって、大変な仕事ですよね。現実ではこんなに親身になってくれるものなのかわかりませんが、こうして一緒に考えてくれる人がいるというのは、困窮している人たちには心強いことと思います。
作品としては、色々なケースを取り上げていて興味深い内容でした。けっこうがっつり人間ドラマを描いた回もあり、読みごたえがあります。
誰もが知る、大量の読み切りで構成された国民的漫画の超大作です。ドタバタ劇あり、下町の人情ありの盛りだくさんで、時代背景や雑学の観点からも楽しめます。
なんと言っても両さんが魅力的。滅茶苦茶なことばかりしているようで、実はちゃんと正義感溢れるおまわりさん。超マニアックにちまちま作業をしているかと思えば、とんでもないド派手な所業で度肝を抜いたり。現実にこんな人がいたら大変だけど(笑)。
最新話まで読みました。
一言で言えば、毒親の話です。主人公にとって、生きている限りつきまとってくるレベルのトラウマです。
母親にも生い立ちの過程で何かがあったのでしょう、結婚した時点で既に病んでいた可能性は極めて高いと感じました。穏やかな日常の歯車が突然狂ったのではなく、なるようにしてなったのだと。
主人公の男の子が気の毒で、心が痛いです。物語の序盤では、あの母親を持っていてもせめて学校では友達や彼女と明るい青春を過ごすことができたであろう立ち位置にいたのに、あの日、崖で母親が決定的な行いをしてしまったために、どうやっても自分の心のひずみを治せなくなってしまった。
主人公は長く苦しむことになります。そして母親はどんどん崩れていきます。もう、悪夢のようにどんどんと。
酷い児童虐待の話が何例も出てきて、読んでいて辛くなります。これはきっと現実にもある、いや現実にはもっと酷いことが起きているんだろう。
主人公のように懸命に向き合う職員は、現実にはどれくらいいるんだろうか。
社会の大人みんなで子供を守れたらどんなにいいだろう。でも現実は難しい。少なくとも私は見て見ぬふりをしない大人でいようと、この作品を読んで改めて思いを強めました。
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花より男子