4.0
カタギを極めるには前途が
主人公は組長の孫娘。箱入りお嬢というからにはおそらく幼少期から屈強な男たちに守られて育ったのでしょう。いざカタギになろうとしても、一人ではあまりに頼りなく世間知らずで、読んでいて心配の連続です。
組長である祖父も『大学でカタギの常識を学んでこい』と言うわりには、ちっともカタギに見えない風貌のお目付け役をつけるあたり、本気で孫娘をカタギにしようとしているのかどうなのだか。
そしてお目付け役の彼。送迎で主人公をバイクの後ろに乗せ、大学構内にまで入っていくとは、お嬢をカタギにする気があるのかないのか。
全員にカタギの常識が欠如している描写なのでしょうか。
それにしても……カタギもなかなか治安が悪い。
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これからカタギを極めます~箱入りお嬢と世話焼きヤクザ~