5.0
嗚呼、癒される。
心にじんわり響く、温かいお話です。
仕事を終えて帰る前のホスト君と、これから出勤の社畜君が、毎朝、牛丼店で出会う。推しの漫画の話をしながら一緒に朝定食を食べて、「行ってらっしゃい」「おやすみなさい」とお店の前で別れる。
二人の関係は終始ほのぼのしていて、その優しさに読んでいて癒されます。
それぞれの仕事や学校(ホスト君は大学生)のエピソードなども盛り込まれ、二人の人間性がさらにわかっていくにつれ、よりいっそうハマります。
私は特に、社畜君の控えめな善人ぶりにグッときます。縁の下の力持ち、好きです。
二人を密かに観察する牛丼店の店員さん(腐女子)と共に、これからもこの二人をつぶさにウォッチングしていけたら幸いです。
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ホストと社畜