5.0
愛ある笑い
女子校の日常をこんなにも平和に、こんなにも愛おしみのある笑いで溢れさせた作者さん、最高です。
星先生と小林先生の両キャラクターはもちろんのこと、女子高生たちの言動や行動、たたずまいそのものにすら笑ってしまいます。この空気感が大好きです。
エピソードひとつひとつがなんとも言えない味わい深さで、爆笑しながら気づけば癒されています。日々の忙しさを忘れさせてくれる、笑いで肩の力を抜いてくれる作品です。
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94位 ?
女子校の日常をこんなにも平和に、こんなにも愛おしみのある笑いで溢れさせた作者さん、最高です。
星先生と小林先生の両キャラクターはもちろんのこと、女子高生たちの言動や行動、たたずまいそのものにすら笑ってしまいます。この空気感が大好きです。
エピソードひとつひとつがなんとも言えない味わい深さで、爆笑しながら気づけば癒されています。日々の忙しさを忘れさせてくれる、笑いで肩の力を抜いてくれる作品です。
清き魂を持った青年が、慎ましやかなスローライフを送りながら無自覚に悪霊を祓っていくストーリーです。
悪霊祓いというと邪悪で恐ろしい場面を想像しがちですが、この主人公は悪いものが見えていないので、本人が気づかないうちに祓い終えています。怖い絵面はありません。
逆に、善いものは主人公の目に見えます。主人公が一人で暮らす家の庭には、方々から集まってきた善き神々が住んでいます。
この作品の大きな魅力は、主人公が無欲で、とても清らかな心をもっていること。神様が富や幸運をもたらしてくれた時にも、こんなにたくさん受け取れないと恐縮してばかり。さすがはメモ書きの文字だけで悪霊を祓える魂の持ち主だと、感嘆してしまいます。
主人公と神様たちのほのぼのした日常を見ていると、なんだかこちらの心も清められます。日々の生活に疲れた人におすすめの癒し漫画です。
11話まで読みました。
敵国に捕らえられ自決か処刑かの2択を迫られた亡国の皇女が、亡き弟との約束を果たすため、命を長らえようと大きな賭けに出るというストーリーです。
敵国の騎士キルスタン卿は、実は心の優しい男性なんだろうなと感じました。もしも人間の女性が竜人である自分の子を身籠れば、必ず妊娠中か出産時に死んでしまうことがわかっているから、誰をもそんな目に遭わせないよう、独り身を貫いている。
けれどキルスタンは、自国の皇帝から後継者をもうけるよう再三命じられています。
それを知った皇女は、処刑当日に『キルスタン卿の子を身籠った』と皇帝に告げます。もちろんそれは生き延びるための嘘です。
無料11話ではここまででした。
この先、タイトルにあるように二人は契約結婚を交わすのでしょう。
現時点での二人の関係は、皇女が自身の死を逃れるために構築されたものですが、もしかするとその血筋から、竜人の子を産むに耐え得る唯一の女性かも知れない皇女の存在は、竜人であるがゆえの孤独を抱えて生きてきたであろうキルスタンの心に、何かをもたらすのではないかと期待しています。
理不尽に晒された女が、腹をくくって相手を訴えるストーリーです。
裁判を起こすに当たって、まずは自分がどうしたいのかをしっかり整理することが大事なのだとよくわかりました。
弁護士相手に『この先どうしたらいいのか……』と人生相談をしている場合ではなく、『自分はこうしたいから、そうなるための弁護をしてほしい』と依頼できるよう整理しておくことが必要なんですね。
この作品でも、ただ泣いているだけの依頼者に、弁護士先生は「あなたはどうしたいんですか?」
と問います。依頼者がしっかりとしたビジョンを持って初めて、弁護士先生が動き出します。
法の知識など、色々と勉強になります。わかりやすく描かれているので読みやすいです。
クエストがきっかけで読み始めました。
普段、転生ものはあまり読まないのですが、こちらはとても読みやすく、気づけばすっかりファンになってしまいました。
主人公をはじめ、グルドさん、ギルドマスター、王族の人たちなど、登場人物が皆優しくて善人。表情が明るくセリフもほのぼのしていて、読んでいて純粋に楽しいです。きっと作者さんがとても性格の良い方なんだろうなと感じました。
もしかするとこの先のストーリーで不穏なことや悲しい出来事があるかも知れませんが、前向きな主人公を応援しています。
呪われた皇子様をヒロインの力で救う……という設定については、少女向けのプリンセスもののイメージが強いです。ヒロインが辛い境遇で育っているところもそれっぽい。可愛いネコさんも出てくるし。残酷なシーンは無いし。
レビューではヒロインに賛否あるようですが、私は好きです。ほんわか癒し系でいて、明るく前向きなところに好感を持っています。
皇子は文句なしにカッコいいです。そして、呪われている姿の皇子はとても可愛い(呪われているのにごめんね)。
命の危険に晒された大変な状況で、皇子はこのヒロインの明るさに何度も救われたんだろうな、と感じました。
書店で平積みしてあるのが気になって、こちらで読んでみました。まさかこういうジャンルとは思いもよらず、一気にズルズルズルッと呑み込まれてしまいました。
何って、まず冒頭からがっつりネタバレをさせてくる構成がすごい。『なんだか光の様子がおかしくて、日々過ごしているうちに、少しずつ何かが……ひょっとして……』という進行ではなく、もう始まって数ページで『光がこうなりました』とモロに見せてくるという。私はそこで心を鷲掴みにされてしまい、もう目を離せなくなりました。
よしきの葛藤、光とヒカルの慕情、村の不穏な空気、それぞれが絡み合い、そこに夏の暑さがまとわりついて、なんとも言えない手触りを醸し出しています。絵を見ているだけでも、なぜか肩で息をしてしまうような。
疎遠だった娘が急死し、娘の一人息子である孫のニタ君を引き取った主人公のじじちゃんが、慣れない子育てに奮闘しながら、ニタ君を通して娘への思いを再確認していくストーリーです。
ニタ君は、心が豊かで優しい子です。じじちゃんの娘であるニタ君のママは生前、シングルマザーで忙しい日々を過ごしながらも、きっとニタ君に愛情たっぷりに、丁寧に接していたんだろうなと想像できます。
ニタ君が初対面のじじちゃんとすぐに打ち解けることができたのは、ママがじじちゃんとの過去を決して悪く言わず、出産に反対されて疎遠になったことなどももちろん話さず、ニタ君にじじちゃんの良いイメージだけを抱かせていたからなんでしょうね。
もちろんママ本人はこんなに早く息子とさようならをしなければならない日が来てしまうなんて考えもしなかったでしょうが、でもママがじじちゃんとのいい思い出をニタ君に話して聞かせたてきたことは、結果的に、ママ亡き後もニタ君が幸せに生きるための道しるべになっていたんだなあと感じました。母の愛は偉大です。
日々奮闘するじじちゃんと健気に毎日を過ごすニタ君を、周囲の人たちがサポートしてくれる様子がまた素敵です。じじちゃんの友人のぶんすけや保育園の先生など、皆さんいいキャラで、読んでいて心が温まります。
恐怖と言っていいぐらいの不気味さです。目をそらしておきたかったものを見てしまった感覚。ストーリーの不穏さと、そのどろりとした雰囲気に妙に合致した描画が特徴的です。
絵に関しては、人によって好き嫌いが大きく分かれると思います。
子供にとって、気づけばもうそこにあるのが家族です。主人公にとっても、兄にとっても、姉にとっても、家族はもうそこにありました。
親としての適性が欠如しているであろう父親の影響は、子供たちひとりひとりに強く表れています。子供時代、おそらくはどうでもいいことを執拗に教えられ、人として大切なことは教えられなかったのではないでしょうか。そうして大人になった3人は、影響の出方に差はあれども、それぞれに何かを抱えて生きています。
この家族は、家族としてどこかおかしい。父親の問題は現在進行形で、母親は寝たきり、兄は……。姉も、一見まともな主人公でさえ、この家の中で何かを狂わせています。
現実の世の中にも、様々な家族が存在しています。この漫画のような家庭も、いやそれ以上に劣悪な状況の家庭もあるはずです。
世の子供たちは、一体どんな家から学校に通ってきているんだろう。そんなことを考えて、なんともいえない不安を感じました。
3話まで読みました。
密告をする動機が仮に純粋な正義感だとしても、その代わりに自分が指定した人物の秘密を知ることができる、という点に落とし穴がありそうです。いずれそちらメインでのアプリ使用になってしまうだろうし、身近な人物の秘密はパンドラの箱のようなもので、きっといい結果を産まないと思います。
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女の園の星