4.0
色々言われましたが
山岸凉子先生の作品をパクったの何のと言われましたが、それは違うでしょうね。
池田理代子先生の描きたい聖徳太子像に他なりません。
先行の山岸作品にインスパイアされたとしても、池田作品の切り口で、オリジナルとして間違いなく楽しめます。
比較するのはナンセンスです。
- 9
山岸凉子先生の作品をパクったの何のと言われましたが、それは違うでしょうね。
池田理代子先生の描きたい聖徳太子像に他なりません。
先行の山岸作品にインスパイアされたとしても、池田作品の切り口で、オリジナルとして間違いなく楽しめます。
比較するのはナンセンスです。
『日出処の天子』とどうしてもダブってしまうのですが、こちらはちょっと優等生タイプかな? どうも色々と論争もあるみたいですが、いろんなタイプの厩戸皇子に出会えて私はラッキーです。
当たり前の事なんですが、文明が未発達でも、知略は巧みで複雑、勢力争いは壮絶!大昔の人に対する感情のみならず、様々な国や文明に対する自分のスタンスをも考えさせられました。
それにしても、少年が髪に花を挿してるの可愛いですよね。
その昔は一万円札で誰もが知ってた聖徳太子。「ストレートな~」なんて当時絶対言わなかっただろう主人公のセリフが飛び出すのはギャグじゃないんだから、、とシラケるものの、厩戸だの刀自古だの、、この時代は現代でいうDQN/キラキラネームが多いのね。異母異父の姉弟、兄妹の婚姻も当たり前。そうと思えば命名も常識も時代と共に移ろうものであると本題とはズレた部分で感心してみたり。面白いです。★池田先生はさすがに着物柄から背景まで細やかに描かれていて素晴らしい
散々酷評されていた作品を読み始めました。山岸作品の模倣ではないかとの声があり、山岸作品を台詞を憶えるほど読んだ私ですが、ベルバラにも連載中からどっぷりハマった世代なので、どちらにも思い入れたっぷりです。厩戸のルックスはよく似ていますね。彼が髪に花をかざすのは山岸先生の発案です。
総じてレビューがいいのでこちらもまた別の面の厩戸を垣間見ることができるのかな、と楽しみにしています。日出処の天子が終わった時の喪失感をまた味わえるほど魅了されればいいのですが。
ベルバラの頃より長きに渡るファンです。
聖徳太子が女性的とも言えるほど、線が細めのイケメンに描いてあり、聖徳太子のイメージが一新、イケメン厩戸皇子に😍
ファンタジーに近い遠い古の飛鳥時代の歴史背景とともに皇子と言うやんごとなき身分であり偉人である聖徳太子を、こんなにも身近に描けるのは凄いと思います。
妃たちの洋風な描写が残念で、マイナス1点としました。平安時代の方が描写しやすいのかも
知れないけれど、もう少し日本的な香りが出るとより名作になったかな、と。
寺院や住まいなどの背景描写が細やかで素晴らしいし、室内の調度品の精密さもさすが!大御所先生
蘇我馬子が馬子のイメージだなと
平安時代の十二単時代よりも、この飛鳥時代の方が朝鮮半島との交流もあり、衣装なども大陸風なので、思う以上に濃い顔の人も居たのかも?と思うのであまり、違和感感じない
ただ、真面目に描き過ぎで、「漫画で読む歴史上の偉人シリーズ」みたい
厩戸皇子(聖徳太子)は昔のお札の顔しか知らないけど実際はキレイな人だったのですかね?
日出処の天子は昔読んだ事ありますがこちらもキレイに描かれてました
池田先生の厩戸皇子は至って真面目な優等生タイプです
歴史物好きだしすごく興味をそそられますが登場人物が多すぎるのと名前が難しいので、読むのに時間掛かり途中で挫折しそうです
池田先生は、ベルばらをはじめ西洋史のイメージが強かったのですが、日本史もいけてます!!
聖徳太子は有名すぎて、わざわざ漫画で読まなくても〜と無料だけのつもりが、、、やめられませんでした(苦笑)
信貴山、四天王寺と重要ながらあまり知られていないエピソードが漫画で読めるのはGood !
前から気になっていた作品でした。
山岸凉子「日出ずる処の…」を真似しているとかなんとか言われていましたが、読んで見たら、全く別の作品ですね。こちらではトジコさんが愛されて幸せで良かった。
池田理代子さんが描く、現代風聖徳太子像。
所々、日出処の天子を参考にしているのは明らかですが、BL→ノーマル、毛人→河勝 にチェンジしているので、普通に読めて良いです。
ただ、画がナポレオンの登場人物っぽくて、最近の池田作品はこうだなあ〜、古代人がまるで西洋人みたい、というのはあります。
美しすぎ。