5.0
ひたすらに仁
時を越えても、ただひたむきにひたすらに人を助ける医者として真っすぐに生きている。しかも100年以上前のこの状況の方がより一層の充実感を覚えて、忙しい中にも幸福を覚えている。人ってそうだよなあと思いました。がむしゃらに打ち込める時って、とても幸せ。そもそもの状況の原因の謎や、自分が与えてしまう歴史への影響など頭によぎっても、ともかく目の前にある命を救うことに集中してしまう主人公。ちょっとうらやましいです。
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時を越えても、ただひたむきにひたすらに人を助ける医者として真っすぐに生きている。しかも100年以上前のこの状況の方がより一層の充実感を覚えて、忙しい中にも幸福を覚えている。人ってそうだよなあと思いました。がむしゃらに打ち込める時って、とても幸せ。そもそもの状況の原因の謎や、自分が与えてしまう歴史への影響など頭によぎっても、ともかく目の前にある命を救うことに集中してしまう主人公。ちょっとうらやましいです。
ドラマを見てから漫画を読んだ人も、結構いるのかもしれません。
私はそうでした。
あらすじはほぼ同じですが、それでも目新しいことはあり、楽しめました。
江戸時代とか、過去に生きる人間を、人間そのものが古臭いような言い方で馬鹿にする人もいるのは世の常ですが、この本を読んで改めて人間の英知を知らされました。
そこが一番好きなところです。
本当に読み応えのある、面白い作品です。
医療モノは一つのジャンルと言っていいくらいの規模で確立されているように思えますが、この作品は歴史とSFの要素も含まれているので、読みたいなあとは思っていましたが、正直期待はずれになるかもと、今まで敬遠していたフシがありました。このサイトで無料試し読みできて良かったです。荒唐無稽なテーマほど、しっかりと書かれていないと厳しいものがありますが、なかなか骨太そうなので続きが読みたくなりました。
ドラマで夢中になって観ていました。
原作は漫画だったんですね。全然知りませんでした。
医療モノの漫画としては、かなり専門的な事が描かれており、医療従事者が読んでも満足できるものなのではと思います。
原作の登場人物とドラマのキャストもかなりイメージが重なります。俳優さんの演技力の賜物なのでしょうが、ドラマを思い出しながら読み進められ、とても作品を楽しめています。
コミックスで全話読みました。ドラマも見ていました。
大好きな作品です。
ドラマで緒方洪庵役を演じた役者さんが、その後大病を患い復帰後のインタビューで「仁は嘘」と発言したのを聞いて、「あたりまえだけど、原作しっかり読めよ」と怒ったことを思い出しました。
2000年の時代から、過去の世界にタイムスリップして試行錯誤しながら頑張る姿に「医は仁術」を感じました。
幕末にタイムトリップしてしまった医師の話。切ない恋愛も。
現代の技術を駆使した道具を用いた診療から、殆ど何もない幕末で様々な医療を、工夫しながら施す。今ならすぐに解決できそうな症例でも、根本まで考えを巡らしてようやく治療ができる。災害などで物資の不足、停電が容易に想像できる状況下では、知識の確かさ、発想の転換など、大事だと痛感した。
ドラマをきっかけに読み始めましたが、結局単行本を集めることになりました。
ドラマとは設定等が違いますが、マンガで読む方が深く、時代やその背景、その時代の常識や倫理、、、いろいろ考えて何度も読める傑作だと思います。
ドラマも最高に良かったですが、原作もいいですね!南方先生がドラマと原作では若干キャラが違いますが、ドラマはオリジナルの設定があったからなんですね。
あと、女性キャラが魅力的です。まっすぐで素直な咲さん。勇気と行動力もある。誇り高くて聡明な野風さん。
南方先生は過去と現代で、二人と結ばれたと思ってもいいのでしょうか。
よく、こんなストーリーを思いついたと、村上もとか先生を尊敬します。ドラマを見て素晴らしかったので、原作も読みたくなったのですが、この原作があってこそ、あの素晴らしいドラマが出来たんだと感嘆します。原作には原作の良さがあり、そこから少し変えたドラマは、やっぱりあの最後だったから良かったんだと思います。
昔にタイムスリップする話で、ラストも衝撃的でした!医学に関しての知識も読めて、今がいかに進歩して治療されているかが分かります!もしも現在に電気や機械が使えないとしたら!手術も出来なかったら、医師の腕と原始的な治療でやることになったら今のお医者さんだと出来るのかな?出来ないと行けないんでしょうね!