4.0
激動の運命に翻弄され過ぎ!
ベルばらを読んだら次はコレ!
と思って手を付けると大変です。かなり長いです
波乱万丈で濃厚で複雑で世界情勢がガッツリと絡んできます
ベルばら同様世界史のお勉強にもなります
夢中で読んだけど何度か反復しないと理解と感情が追いつかないかもしれません
ただ、後味はものすごーーく苦いんですよね(これ以上は書きません)
その後味の悪さをじっくりと噛み締められる余裕のある人が何度も読み返すのでしょう
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ベルばらを読んだら次はコレ!
と思って手を付けると大変です。かなり長いです
波乱万丈で濃厚で複雑で世界情勢がガッツリと絡んできます
ベルばら同様世界史のお勉強にもなります
夢中で読んだけど何度か反復しないと理解と感情が追いつかないかもしれません
ただ、後味はものすごーーく苦いんですよね(これ以上は書きません)
その後味の悪さをじっくりと噛み締められる余裕のある人が何度も読み返すのでしょう
「オルフェウスの窓から始まった恋は不幸になる」という言い伝え通り、作中でオルフェウスの窓から出会った男女は、みんな不幸になります。
主人公のユリウスとイザーク以外もです。
ユリウスとイザークの恋も悲しい結末になります。
ハッピーエンドとは言い難いラストですが、それでもとても素晴らしいお話です。
池田理代子先生の漫画『ベルサイユのばら』はかなり小さい頃から知って読んでいて
まだ小さかったので話も全然わかってないところがあったけれど、それでも好きでわからないなりに読んでいました。
でも『オルフェウスの窓』は小さい頃からその存在をずっと知ってはいましたが、まともに読んだことはありませんでした。
面白くないというイメージがなぜかあり、なんとなく敬遠していました。
あまり記憶にはないけれどたぶん、その小さい頃に姉だったか…年上の誰かから本を借りてページをめくったことはあるんだと思います。
けれどそれが子供が読むには難しすぎて、理解ができなかったんだと思います。
で、読まず嫌いでそのまま、ずーっと読むことなく今まできました。
そして現在。(もうアラフィフです。時の経つのは早い…。)
めちゃコミで、ちょっと浅ましいながらも何話かを無料で読めるような漫画を探していたところ(苦笑)
たまたま見つけて読んでみました。
で、この歳になって読んでみると…
面白い…!!!
なんというか昔の、文体も古い文体で書かれた小説なんかを読んでるみたいな感じ。
いい意味で時代を感じるし、いい意味での重さ(重み)も感じます。
そして子供の頃にはベルばらの舞台のフランスはイメージしやすく受け入れやすく、オルフェウスの窓の舞台のドイツはいまひとつどんな国かイメージしづらくてとっつきにかったんだと思いますが
今読むと『ドイツのこの頃って実際こんな感じだったのかな…』とものすごく興味をそそられます。
なんていうんだろう、恋愛ものではあるけれど時代背景や音楽をからめてて、渋さや重さがあって…
その時代のその国ならではの大きなドラマが描かれていて
ものすごい手応え、読みごたえがあります。
年を取って、この面白さがわかるようになってよかったよなあ…と思いました。(笑)
最後まで読むと思います。
ベルばら以外の池田理代子さん作品は初めてだったけどすごい漫画家さんなんだなと改めて思った。歴史や芸術的な知識はもちろん、時代背景とかも勉強しないと描けない内容だし音楽学校が舞台になってたりするので音楽的知識も必要。「オルフェウスの窓」に翻弄されていく男女、その周囲の人々の人間模様という単純な言葉で表現し尽くせないドラマがとても精巧に創り上げられている。100話分あっという間に読み終わってしまった。
ベルバラからのオルフェウス
もう懐かしい過ぎて泣きそう!
男子寮を舞台に友情、恋愛物かと思いきや、復讐劇であり、サクセスストーリーであり、政治絡みであったりと、色んな状況がてんこ盛り過ぎ
当時、友人たちとユリウス派、クラウス派、イザーク派、ってわーきゃー言ってた事も懐かしい
壮大な話にし過ぎて、収集付かなくなった?感はあるけど
ユリウスのラストが残念過ぎる
あんなに美しく凛々しくカッコ良かったのに、ラストになるにつれて、女の弱さ愚かさが儚さが際立ってきて、それが良いのかもしれないけど、個人的にはスッキリしなかったなー
すごく良さそうな作品ですね!
まだじっくりと読んだことないんですけどね。
時々通っているスーパー銭湯の漫画コーナーに並べてあります。
気になってるんですけど。
今はブラックジャックを細々と、寝ぼけながら読んでいますが。
無料お試し読みさせてもらってるけど、
やっぱり興味深いです!(^.^)
どうしよう。
課金して読もうか、借りて読もうか思案中ですね。
池田理代子先生の代表作、王道時代ロマンものですが今読んでも色褪せないですね。毎日無料で追っているので、登場人物の多さに混乱する時もありますが、ユリウスやイザーク、クラウスの周りで起きる悲恋が切なく涙を誘います。主人公クラス以外の人たちの話だけでも盛りだくさん。。歴史の勉強にもなり、ロシア革命について調べたりするきっかけになりました。
幸せ感がまったくないお話ですが、とても惹きつけられます。
母の復讐心から生まれた時から偽って生きてきたユリウス。だからこそユリウスは常に追い詰められていて、見ていて息苦しい。
結局愛する人アレクセイを死なせ、彼の最後にも手を取ることもできず、、、自分の死に方も復讐され河へ。復讐の渦の中で育ち、犯した罪による復讐で死す。
こんな人生はごめんですが、惹きつけられます
なんとなくきらびやかな少女漫画だなーと読み始めたら思いの外サスペンスになっていって、一体どこへ連れて行かれるんだろうという戸惑いと共にぐいぐい引き込まれてしまいました。なんとなく学園悲恋ものかなーぐらいの気持ちで読み始めたので、まさかこんな展開になるとは・・・。さすがベルばらの作者、スケールが違うと感服しました。
美しく切なく、胸が痛くなるお話。
無料分までですが、いろんな人が亡くなり、すれ違い、叶わぬ恋に胸を痛め…。
名作には違いないと思いますが、大部分が哀しみに占められていそうで、読む方にも覚悟が必要。
絵柄は時代を感じますが、ベルばらの頃の幼さが抜けて色気と繊細さのある美しいものです。
機会があれば、読破したいな。