4.0
懐かしい。池田理代子先生の作品はたくさん読みました。今は性同一性障害は割りと世間に認識されていますが、この作品を読んだ頃はまだまだ世間に知られていない症例でした。そう思うと先見の明がありますよね。池田先生って凄いと思います。
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懐かしい。池田理代子先生の作品はたくさん読みました。今は性同一性障害は割りと世間に認識されていますが、この作品を読んだ頃はまだまだ世間に知られていない症例でした。そう思うと先見の明がありますよね。池田先生って凄いと思います。
なんの話の盛り上がりもなく、中身や最後に簡単に死が入ってくるのも現実離れしている。
何より、男🟰成績優秀、教養に富み、女を養える という構図があの大作を描いた著者から垣間見える気がして…まぁこれは昨今の劣化したベルバラシリーズを知っている私の偏見かもしれない。
ただ、読んで何の発見もなかった。
この作品は、今は世間も認めているLGBTQの残酷なお話です。何十年も前に池田先生が世に送り出したこのクローディーヌは、とてつもなく鋭く核心をえぐる内容でした。そう考えると、鳥肌ものです。めっちゃ考えさせらる漫画です。
連載当時に読んでた時は、ベルバラ、オルフェウスに続いての男装の麗人の少し大人向けのお話しと思って読んでたけど、こんなに時代を先取りした内容だったのね、驚き‼️
ラストが救いようが無いのが、ちょっとねー
まだLGBDや性同一性障害が、夜に知られられず、認知も無かった時代に描かれた作品だという事が驚きでした。
もっと評価をされてもいいと思います。
むか~し昔に読んで、ホントにまだ内容が理解出来ない年頃だった。
でも、題名だけは頭に残っていた。
今ならちゃんと理解できるし、これをあの時代にすでに描いていた事に驚嘆する。
作者の凄さをあらためて知る。
友人たちからはありのままを理解されないクローディーヌだが、家族みんなから愛され、母親はクローディーヌを心では理解し、上手に接しているように見える。
池田理代子先生の作品は、ヴェルサイユの薔薇もオルフェウスの窓も、その他いろいろ、女性が男性っていうストーリーが多いんだけど、反対は見ないな。
池田先生の漫画は綺麗で凛々しい人々が、いっぱい出てくるのでドキドキしてしまいます。
この時代に、こういうテーマの作品を描いていた事にビックリしました。
凄いですね。今読まれるべき作品と思います。池田さんの作品に!ハッピーエンドが無い以外は、大好きです。たまには幸せにして!