クローディーヌ…!
- タップ
- スクロール
あらすじ
フランスの資産家令嬢・クローディーヌは、利発で美しく誰からも慕われる魅力的な人間に成長していくのだが…。男性の心を持って生まれたクローディーヌ。愛する人からの裏切りに深く傷つきながらも、美しく、気高く、深い愛を貫いていく……。哀しいほどに美しい一途な愛を描いた池田理代子の作品。
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
池田先生の偉大さを今頃実感
子供の頃、本屋で立ち読みしたが、この時には全く理解出来ませんでした。
ですが、あれから数十年を経て、これは性同一性障害の話だったのかと納得。
あの時代にはまだ話題にすらならなかったことを物語にして発表していたなんて!
先生は性同一性障害のことをご存知で描いたのか、想像力で描いたのか。
どちらにしてもスゴイと思いました。
内容もきちんとしていて、このダイバーシティの世の中に多くの人に読んでほしい作品です。by 匿名希望- 4
-
5.0
ブレないヒロイン
教養主義の時代のフランス(今はそうではない)が背景にあるから、ここまで非社会的な生き方、許されるけれど(男性社会に入るのに家柄とか個人的教養が必要、言い換えればそれがあれば、別に自分で事業をやって成功した、とかでなくてもいい)、21世紀のグローバル社会でこのような女の人はどこで生きるのだろう、何を生きる糧とするのだろう。政治あるいは芸能界以外か。その辺まで考えさせる。ちなみに、Claudineという名前はフランス人はほとんどつけません。
by 漫画好きになりました- 1
-
4.0
時代を先取り
子供の頃、紙媒体で少し読んだ記憶がありましたが、途中まででお話があまり理解出来ずじまいでした。
今回、終わりまで読んでみる事ができて、クローディーヌの存在(生き方)は性同一性障害がテーマだったのかな、と初めて理解する事が出来ました。
40年近く昔、性同一性障害のデリケートな問題が世に知られる事もあまりなかったかと思います。
池田先生のこの作品は、時代の先取りですね。
しかし、ハッピーエンドがなかなかないのが池田先生の作風かと思いますが、このお話も終わりに救いがなくて、切ないですね。by 匿名希望- 1
-
4.0
救いのない
LGBTのお話です
はっきりと言って時代を先取りしていますね池田先生のこのマンガ。
そして救いのないけど男女関係なく
愛の深さは関係ない
女が女を愛するのに浅い深いも
関係なく男性が男性を愛するのに
浅いも深いもなく愛のために死ぬことさえ
厭わない。とってもかなしい物語です
今ならきっともっと違うエンディングに
できるのかもby kuma- 4
-
3.0
周囲の人たちが酷過ぎる
・妻帯者のオッサンの癖に未成年の男の子に手を出すわ
次はその姉にも手を出して平然と不倫するわの
無神経なやりたい放題の挙句、自業自得で焼き殺されたクソ父。
・「女だから許してやる」と言いながら何の罪悪感もなく
妹が熱愛した女性を堂々と横取りする兄に、
兄妹どんぶりの果てにちゃっかり兄に乗り換えた図太い女。
なんか周囲の人間たちが酷過ぎて主人公が可哀そう。
ただ一人、性同一障害を理解してくれた幼馴染に至っては
主人公に全く顧みられず愛が報われることもなく
放火の巻き添え食らって顔に一生消えない傷跡が残って
人生まで狂わされてと踏んだり蹴ったりで更に救いがない。
鬱展開で気が沈むwby パウダーパウダー- 0
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
5.0