クローディーヌ…!
- 完結
- タップ
- スクロール
あらすじ
フランスの資産家令嬢・クローディーヌは、利発で美しく誰からも慕われる魅力的な人間に成長していくのだが…。男性の心を持って生まれたクローディーヌ。愛する人からの裏切りに深く傷つきながらも、美しく、気高く、深い愛を貫いていく……。哀しいほどに美しい一途な愛を描いた池田理代子の作品。
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みんなのレビュー
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5.0
NEW麗人
性同一性障害の麗人が主人公のお話で、繊細な心情描写がとても印象的でした。クローディーヌにとっての悲劇は周囲に理解者がいなかったこと、不誠実な人を愛してしまったこと、多分一番クローディーヌをクローディーヌとして見ていたローズマリーを愛せなかったこと。最愛の人の最悪な裏切りに絶望するクローディーヌの姿は見ていられなかったです。悲しいラストでした。
by 茜月-
0
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5.0
池田先生の偉大さを今頃実感
子供の頃、本屋で立ち読みしたが、この時には全く理解出来ませんでした。
ですが、あれから数十年を経て、これは性同一性障害の話だったのかと納得。
あの時代にはまだ話題にすらならなかったことを物語にして発表していたなんて!
先生は性同一性障害のことをご存知で描いたのか、想像力で描いたのか。
どちらにしてもスゴイと思いました。
内容もきちんとしていて、このダイバーシティの世の中に多くの人に読んでほしい作品です。by 匿名希望-
6
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5.0
ブレないヒロイン
教養主義の時代のフランス(今はそうではない)が背景にあるから、ここまで非社会的な生き方、許されるけれど(男性社会に入るのに家柄とか個人的教養が必要、言い換えればそれがあれば、別に自分で事業をやって成功した、とかでなくてもいい)、21世紀のグローバル社会でこのような女の人はどこで生きるのだろう、何を生きる糧とするのだろう。政治あるいは芸能界以外か。その辺まで考えさせる。ちなみに、Claudineという名前はフランス人はほとんどつけません。
by 漫画好きになりました-
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4.0
時代を先取り
子供の頃、紙媒体で少し読んだ記憶がありましたが、途中まででお話があまり理解出来ずじまいでした。
今回、終わりまで読んでみる事ができて、クローディーヌの存在(生き方)は性同一性障害がテーマだったのかな、と初めて理解する事が出来ました。
40年近く昔、性同一性障害のデリケートな問題が世に知られる事もあまりなかったかと思います。
池田先生のこの作品は、時代の先取りですね。
しかし、ハッピーエンドがなかなかないのが池田先生の作風かと思いますが、このお話も終わりに救いがなくて、切ないですね。by 匿名希望-
1
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4.0
救いのない
LGBTのお話です
はっきりと言って時代を先取りしていますね池田先生のこのマンガ。
そして救いのないけど男女関係なく
愛の深さは関係ない
女が女を愛するのに浅い深いも
関係なく男性が男性を愛するのに
浅いも深いもなく愛のために死ぬことさえ
厭わない。とってもかなしい物語です
今ならきっともっと違うエンディングに
できるのかもby kuma-
4
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