5.0
さすがです!
バナナフィッシュを思い出します。
他の作品は読んだことがなかったので、ワクワクしながら無料分を読みはじめ、あっという間に引き込まれてしまいました!
無料分が終わっても、最後まで一気に読んでしまいそうです。
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バナナフィッシュを思い出します。
他の作品は読んだことがなかったので、ワクワクしながら無料分を読みはじめ、あっという間に引き込まれてしまいました!
無料分が終わっても、最後まで一気に読んでしまいそうです。
グイグイ来ますね!
バナナフィッシュの吉田秋生さん、まさか読めるとは!
全121話、ここで読めるなんて楽しみすぎる(*≧∀≦)
BANANAFISHを久しぶりに読んで、そのままの流れでつい読んでしまいました。やはり、吉田先生の作品は切なく優しく、なんとも言えない気持ちになります。シンが出てくるのもうれしい。
自意識と存在価値の話が随所にあって、個人としてはBANANA FISHよりも痛くて切実な話。
静と凛の遺伝子的母親(父親は結局言及なし)のエピソードが一番怖くて、
ルー・メイの行動も腑に落ちました。
「二人とも人間よ」「疲れて辛くて当たり前」「温かくて鼓動がして安心するでしょ」
って伝えたかったんだと。
協一郎は気色悪くて有末医師に全面同感。
静がカッコいいんですよね。出世の秘密を抱えた兄妹。切なくなる話ですが最後は兄弟愛を感じられたのがよかったです。
作品の世界観が大好きです。
初めて読んだ時から何度も何度も読み返しています。
若い頃、内容の難しさに???となりながらも夢中で読んでいたのを思い出します。
吉田秋生さんのコミックは人物描写、感情描写とても上手で引き込まれます。バナナフィッシュが洋画だとしたら、夜叉は邦画な感じでしょうか。
学生の頃、アッシュや、静が理想でした…いないんですけどね。
バナナフィッシュ読んでて、他のも読んでみようかとイブの娘を読んだらその前の話があるっぽいと辿りつきました。
人物設定や話の構成がしっかり作り込みされていてとても読み応えあります!
この漫画を読んだあと、過去に読んだ本の一説を思い出した。
「作者は読者の想像力を奪ってはならない」
まあ、人はバンバン死にますしブッ飛んだ設定ですが、とても緻密に練られたストーリーでした。
ただバナナフィッシュと比べてはならず。不満を言えば3つです。
・ひとつめはセイの顔。
髪の短いときは魅力的だったのが、髪が伸びた頃から寄り目になっててマイルドなカイジ(笑)にしか見えなかった。
それでストーリーがスっと入ってこなくて何度読む手を止めたことか…。
この作者さんの絵柄は輪郭が細長いしアゴもとんがってるから余計にそう見えたのかな。
まあ、このひとつめはどうでもいい。
・ふたつめはルー・メイの存在。
ある意味バトルものの漫画に、お色気要員みたいな「女」は必要ないと私は思ってる。
それほど戦闘力があるとも思えなかったし、唐突にカットインするクロサキとのキスシーンや匂わせのエッチも必要なかったのでは?
さらに許せなかったのが、そのあと舌の根も乾かんうちにセイに迫ったこと。
とんでもない遺伝子を持つセイと、そういう関係になったら、もし妊娠したらどういう事になるか──考えもなしで、ああいう事したんかと少々呆れました。
セイにとってはラッキースケベ的で良かったでしょうが、これが後々の「イブの眠り」に響いてくるようなので(読んでる途中)、次作のためだけにセイとの絡みを入れたのだとしたら作者さんにもYASHAファンにも申し訳ないけど陳腐だと思いました。
・みっつめはシンのゲスト出演。
これはバナナフィッシュファンへのサービス精神だったのかな。でもチラッと出演だけでよかったように感じます。もしくはシンでなくてもよかった。
シンの現在の地位・それまでの社会的事情を説明するのはいいと思う。ただ彼のプライベート事情はいらんかった。
これもまた、さっきのルー・メイが聞かれもせんのにぺらぺら一人語りしたのだ。夢を壊さんでくれ。
──というわけで長々と不満ばっかり書き連ねましたが、最後にもうひとつ言わせて。
連作は「YASHA」「イブの眠り」だけにしてほしかった。
賛否両論あるようですが、バナナフィッシュの「光の庭」はなかった方がいい派です。これ以上、読者の想像力を奪わないでほしい。
絵がきれいなんだよね。
この人の書く漫画は
絵がきれいなうえに
ストーリーが面白い。