5.0
夢中になった作品です
少女時代ベルばら本編を貪るように読んでいました。
その後この外伝を読み本編とは全く異なるテイストのおどろおどろしいこの伯爵夫人の物語に夢中になりました。
このエピソードが史実であると知りエリザベート・バートリーについて調べたりと、さらに自分の中で膨らんでいった印象深い作品です。
池田先生の作品は年月を経てさらに多くの読者に感銘を与えると思います。
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少女時代ベルばら本編を貪るように読んでいました。
その後この外伝を読み本編とは全く異なるテイストのおどろおどろしいこの伯爵夫人の物語に夢中になりました。
このエピソードが史実であると知りエリザベート・バートリーについて調べたりと、さらに自分の中で膨らんでいった印象深い作品です。
池田先生の作品は年月を経てさらに多くの読者に感銘を与えると思います。
オスカルの連れている可愛い女の子が、嫉妬されて他のお姫様達から意地悪されるのは、漫画ではお馴染みの光景ですが、この怖いほど美しい夫人が、とても気になります。
怪しげな美しい婦人が魅力的なことこの上なしです。
またオスカルの姪っ子ル・ルーちゃんが本当に可愛くて賢くて、アンドレとのコンビネーションが最高です!
この世界観にピッタリの、美しくもおどろおどろしいホラー感。
それにしても、このくらいの時代感の少女漫画の中の乙女たちが頬を染める顔は、やっぱり愛らしい。
全部読みました。
途中からは紙で読みました。
救いのない理不尽なお話ですが、
オスカル、アンドレ、ロザリーの本編と変わらない筋の通った様子や、
元気な姿、活躍が見られてよかったです。
こんなスピンオフがあったなんて!オスカルとアンドレの冒険のお話、面白いです。そしてやっぱり美しい〜!本編のラストが悲しいのでこんなお話嬉しいです。
漫画でも読みました。妖艶な夫人のお話ですが、話の本筋とは違いますがオスカルのお姉さんがとても普通な人でほっこりです。
日本でハンガリーのエリザベート夫人を一躍知らしめたのはまさにこの作品。黒い騎士の話題とかさりげなく本編との関りも匂わせてくれます。犠牲になった女の子たちは本当に悲惨だった。池田先生は当時ルルーをまた描きたいといっていて、本当に描いてくれましたね。
単行本の時からこのストーリーが大好きです。ハラハラドキドキの展開、リオネルの美しさが恐ろしく切ない。
とにかく美しい作品です。伯爵夫人の艶やかさがたまりません。オスカルと並ぶともう悶絶。でも、ロザリーってなんでイラッとくるんでしょう?悪い子じゃないのにね。