5.0
本編も外伝も全て単行本でも持っているけど、手元にないのでこちらでまた読み始めました。
なんでだろう??
読みにくい…
ペラペラッとした内容の漫画だとネットで読みやすいのにベルばらに限っては、私は紙媒体のほうがよい。。
というのはさておいて、内容ですが己の信念に生きる、真っすぐで高潔なオスカル。
そんなオスカルが女性としての気持ちに目覚め、フェルゼンを思うのももどかしくも切ないが、それを黙って見ているしかないアンドレにやたらと感情移入してしまう私(笑)
二人は結ばれてからの幸せなときが、ほんのひとときで、できたら幸せに末永く生きてほしかったのですが己の正義と愛に偽りなく生きた二人でした。
ときには人として悔いたり恥じたりする人間らしさも満載で私は大好きです。
アントワネットの苦悩や生き様もフランスに嫁いですぐから、断頭台に散るまで変遷が見ものですが大きな流れの前には人の人生なんてちっぽけなもので抗えないものですね。
フェルゼンも最後の最後までアントワネットだけを思い生きてきたが、不幸になってしまった。
その点では、オスカルとアントワネットは幸せだと思いました。
ばあやの最後や、ジャルジェ将軍が最後まで王党派として忠誠を誓い、オスカルとは対立の立場ながらも自分の信念の元命を顧みずアントワネットの牢に助けに行くところもじんと来ました。
嗚呼、みんな愛しい登場人物!
(ド・ゲメネ侯は嫌い)
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