みんなのレビューと感想「ましろのおと」(ネタバレ非表示)
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「赤ちゃんと僕」を読んでいて、同じ作者で最新の作品ってあるのかな....とふと思い、たまたま出会った作品です。
以前の当方が読んだ作品とは、全くテイストの違う作品で、面白いのかな....と半信半疑で読み進めていましたが.... とても魅力のある作品です!登場人物は平々凡々かなと思いきや、一人一人のカラーも面白く、また作品の中心である楽器も、多角的に表現されていて興味深いです。
お話は結構淡々とした感じですが、ドキドキワクワク胸熱な展開もあります。
当方、出身が青森ということもあり、故郷に目を向けねばと、ちょっとしたきっかけをいただきました。
まだ続いている作品ですので、これからの展開も楽しみです。by mimi5714- 17
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5.0
津軽三味線が聞いてみたくなります
津軽三味線なんて殆ど何にも知らない。そんな私が読んでもとても面白い作品です。自分なりに三味線の音(ね)を想像しながら読み進めていますが、是非生の演奏を聞いてみたいと思っています。
終わりの無い芸の世界に身を置き、一生かかって自分の音や作品を探し続ける主人公の雪君はじめ、周りの若き三味線奏者に感動します。
雪君の人間として、芸人としての今後の成長が楽しみです。
by りんるんろん- 17
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5.0
すごく良かった!久しぶりに読み応えのある漫画を読みました。津軽三味線の名人である祖父に育てられ、幼い頃より息をするように自然に津軽三味線を弾いてきた主人公ですが、祖父の死をきっかけに、自分の音を見失ってしまいます。単身、青森から上京し、様々な人と出会い、触れ合っていくうちに、祖父の猿真似ではない自分の音を見つけ、重ね、作り上げていく物語です。
ベテラン作家さんの流石とも言えるストーリーテリング、説得力のある描写に感銘を受けました。by さはらやまあか- 0
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5.0
作者さん買いです。
連載開始から月刊誌で読んでいましたが
アニメになると知り
最初から読み直したいと思いこちらに来ました。
一通りの人物紹介と世界観が懇切丁寧に描かれるため
入りはスロー気味ですが
ほぼほぼ初めて出会う三味線の世界に浸る時間をくれます。
音が聞こえるような画面
会話のテンポが荒々しいかと思えば繊細な心理描写が心地よい。
ずっと少年漫画が描きたいとおっしゃっていたので
満を持しての今作だったと感動しております。by 匿名希望- 2
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5.0
羅川節炸裂
羅川先生は小学生の時に学校で「赤ちゃんと僕」が大流行してからずっと単行本を集めてる大好きな漫画家さんです。しゃにむにGO!も、テニスが分からなくても楽しかったし、このましろのおとも、三味線が分からなくても楽しく読んでいます。
天才と呼ばれる人の葛藤、一般人から見ると十分極めててもまださらに上を目指す姿勢にやる気をもらえます。
天才は努力してなるものなんだと思えます。by 匿名希望- 3
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5.0
アニメから入りました素敵な物語
三味線や民謡を題材にした、あまりないストーリーだと思います。素晴らしい内容でした。
改めて、日本の文化(とくに津軽三味線)の奥深さに感じ入りました。
戦後は西洋のものばかりを追いかけるような文化になってしまいましたが、
やはり日本人としてのルーツに関わる音楽、
三味線の独特のリズム、間、を考えた時に、
こういった伝統芸能を少しでも多くの若者に伝えるマンガが増えてくれると良いなと感じました。by はなはなまるころ- 1
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5.0
人心の描写がリアルで読み応えがある。
ハマりそうで遠ざけていた作品を結局読んでしまったという感じで、予想通りどハマりしました。
羅川先生の作品は小学生の頃から好きで読んでましたが、私が歳をとったからなのか、先生の作品がもっと深い人間の心の深層を描いているんだなと感じるようになりました。
歳のせいか主人公の心の描写も音楽の描写も一回読んだだけでは分からなくなってきましたが、読み応えがあって、切なくなる過去の回想シーンとかも涙が出て来ますし、読んでて本当に心が洗濯されます。完結してないのが嬉しいやら残念やら(続話待つのは辛くもあり楽しくもあり)ですが、先生を応援したいです。by Hitoyohiyoni- 1
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5.0
続きが気になる
なんか見た事のある絵柄だなぁと思いつつ昔、父が読んでいたマガジンに載っていたので連載当初読んでいました。5年ほど経ち漫画喫茶で働くようになり、久しぶりにこの作品のタイトルを目にしそう言えば高校生の時に見てたなぁと何となく昼休憩に読んでみました。
こんなに面白かったなんてなんで忘れてたのだろうと大後悔。三味線という普段関わりのないものが題材なので独特な世界観に引き込まれます。
タイトルにもなっている様に「音」にどんどん貪欲に欲深くなっていくなっていく様が見ていて楽しいです。by 匿名希望- 1
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5.0
津軽三味線の世界の深さ!
表紙の主人公が、髪がうっとうしいなぁと思って敬遠していた作品ですが、信頼の羅川作品だし(笑)読んでみるとハマった!
本編内の主人公雪君は、真っ直ぐでイケメンだけど純朴な青森方言男子。しかも無自覚色男(笑)仲間達も皆一生懸命に三味線に取り組んでいて素敵な子達。
心臓がバクバクしそうな音を描きながら読める音の表現が凄い!!さすがは羅川先生ですね。
あぁ生演奏で津軽三味線が聞きたーい!!by 匿名希望- 1
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5.0
読んで損はありません。ぜひ。
老若男女すべての方にオススメできる名作です。
音を題材にしていることや、言葉で表現できないような人の内面の変化、気付き、感性を物語の重要なファクターとしている為、(作者もそう話されているように)抽象的な表現がよく使われますが、それが本当に素晴らしい。以前からリスペクトしていた津軽三味線と民謡に改めて触れていきたいと思えました。
こういった名作は登場人物の多くが本当に魅力的ですし、その背景も非常に深く効果的に描かれていて物語全体を味わい深くしてくれます。
この作品が大好きすぎて「ましろのおと 第二部」をいつか描いてほしいと思っているほど!作者の力量がハンパないです。by ヤムニャ- 0
5.0