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何がそうさせるのか
読んでいてどんなストーリーかわからなくなる。サスペンスでもホラーでもなく頭の中が?となってしまう。まぁまだ数話なのでこれからに期待
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読んでいてどんなストーリーかわからなくなる。サスペンスでもホラーでもなく頭の中が?となってしまう。まぁまだ数話なのでこれからに期待
性規範の違う二つの世界をめぐる物語。
舞台は民俗的なバックボーンの上に。
この世界観の描き込みが素晴らしい。
村のものでありながら、村に違和感があり、だが決して村の外へ主人公と共には移れないー。
それが生んだ少女の悲恋が切なすぎて、ラストで大人も息を呑むのでは。
今のご時世では同じ作品はおそらく出ない、未来に残すべき名作。ぜひご一読を。
どうして男って迫られると逃げずに最後まで行ってしまうのでしょうかね。迫られたことないんで私には分かりません。
お話そのものは面白かったけれど。ありそうでなさそうで。まぁ無事に(?)逃げ出せて良かったです。
懐かしい絵に感動しました。ヤングサンデーで連載していた頃、ハマって読んでいたのを思い出しました。シュールな展開は秀逸です。
本当にそんな村が存在して
本当にそんな文化が昔はあったんじゃないか
って思ってしまうようなリアルさが
あって少し恐いです。
この深さにハマっていまい
全巻買いました。
「初期」というにはデビュー後6年も経ってるし、その間何本も連載してたし、初期でも何でもないのですが、作者本人役が出てきて、自身の作品に性的なものが多いことのルーツを実体験として語ってます。何となく「集大成」的なものを感じました。
本当にあった話として読むのはさすがに……とは思いますけど、若い頃に伝聞で聞いた地方の因習とかがもとになってるのかな?なんてこと想像したりもします。
「昔の性はおおらかだった」なんて言説はよく聞きますけど、リスクや悲しみを負うのは女性の側だよなっていうのもよく描かれています。
どこかのとある集落。
閉鎖された空間。
その世界では、日常茶飯事、極々普通に行われる奔放な性生活と、その性の価値観
それを普通の事、よくある事として育って来た少女の、身も千切れてしまうような、
燃え尽きてしまっても、なお燃え盛って行くような、そんな激しいという言葉では
言い表わせられない様な、激烈という言葉でも足りないような、激しい激しい恋心を、
僕は感じとりました。
だって彼女の王子様は、僕たちと同じ価値観の世界から来た異邦人。
本当の王子様、王様の子供。
その王子様は、彼女の価値観が分からない。
彼女の価値観が分かって、彼女を受け入れたとしても、彼女は満たされたのだろうか?
王子様は快楽に身をやつしただけなのかもしれない。
そしてそこには、王子様を迎えに来た異邦人の姫君もいる。
but endなのか、happy endなのか、僕には分からない。
ただそこには生活があった。
読み終えるとこんな感じでした。
よく分からないレビューですみません。
とある村で帰れなくなってしまった主人公。その村ではエッチをするための謎の風習がありそれに巻き込まれた主人公、、、
この話はフィクションでありながら、作者の郷里の風習を落とし込んだという事を聞いたときはびっくりしました。
まさか日本のどこかにこんな風習が残っているとは
そして多感な思春期にこんな風習が残る地域で過ごす日常は刺激そのもの
一言で言うと「少し特異なラブストーリー…」と言う感じでしょうか。
古い風習が残る地域性を背景に複雑な若者の心の動きを描写していると思います。
最後のところは読んでいて戸手無複雑な気持ちになりました。外の世界で暮らしているんじゃないかと想像しましたが、しっかり地元で…