【ネタバレあり】まんがグリム童話 淫靡で残酷な白雪姫のレビューと感想

白雪姫はセッ◯ス依存症の美少女の話で、それゆえに母親が娘を死なせまいと憎まれる道を選ぶ様子が切なかったです。
夏姫は交わった男達が次々と亡くなっていく美女で、それが前世からの因縁が関係しているという設定がよく出来ていました。史実でも夏姫は「天女の生まれ変わり」と称されていたと言いますから、それが上手く生かされていて面白い話でした。

気になります

白雪姫のみ購入しました。
無料のみにしようかと思ったんですが、気になってついつい購入してしまいました。
魔木子さんの作品というか、絵はだんだんハマりますね。
河惣益巳さんの作品が好きなんですが、河惣さんの絵が好きな人だとハマるような気がします。
白雪姫ですが、どういうラストになるのか想像できませんでした。悲しい最期だけど、母の愛があったのは救いかな、と思います。

淫らな姫

そういえば原作の白雪姫も、姫をいじめるのは継母ではなく〝実の母”だった。（ちなみに鏡が〝白雪姫は母より美しい”と言ったのは白雪が7歳になった時である）
実の母子でありながら、娘を娼館で働かせるという酷い母親。原作の小人に相当する、すごい面相の7人のお姉さま方も眉を顰める程。しかし、それは実は母の愛ゆえだった・・・というのは新しい視点の物語でした。

いろいろな国のお話

魔木子先生のお話は悲恋物が多いですが、夏姫のお話は珍しくハッピーエンドで、嬉しい驚きでした。

魔性の女性が多く描かれる作品が多いですが、パリシーナは違いました。
でも、好きな人の過去の女性関係や女性の好みを気して空回りしてしまうのは少しわかる気がします(*´-`)

大好きな魔木子先生の「白雪姫」は、嫌な母親ではなかったことに驚きました。
鼠とりの毒りんごで、主人公も母親も自殺してしまいます。
最後まで和解できなかった母と娘が不憫でした。

切ないかな。

若くて美しい娘に嫉妬し、ひどい待遇する母親。そんな娘に恋をした彼。惹かれ合う二人が可哀想でした。白雪姫の義母みたいに冷たい最低の母親！と思ってた。でも実は夫と同じ目に遭わせまいと鬼母を演じていた母親が一番可哀想でした。

白雪姫が刹那かった

実の娘を娼妓にして、醜悪な男ばかり相手にさせる。非道の魔女のような母親が怖かった。
館の娼妓たちは、醜女ばかりだがみなさん白雪に肩入れしていて、優しい人達で好きになりました。
次のチャージが待ち遠しい
続きが気になります‼️

男なしでは生きていけない体だったんですね。
その事を白雪に伝えておけば死なずにすんだんじゃないのかなぁ。
お母さんも辛かったとは思うけど…。
悲しくて切ない最後でした。ハッピーエンドで終わってほしかったです。

夏姫が1番好き

中国の春秋時代の着物や調度品、建物様式などが綺麗です。
内容も魔木子さんお得意の超絶美女が男共を翻弄するお話。
これも最後は魔木子さんの作品では珍しいハッピーエンドでした。

切ない話し

ニンフォマニアの話です。
かなりな脚色ですが母親の気持ちが悲しく響く
切ない話でした。
エロだけではなく一捻りあるハッピーエンドで
はないですが最後はこれで良かったのかも？
と思わされるお話です。