みんなのレビューと感想「一途と純情～大正宵待恋々譚～[comic tint]」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

ゆっけ先生の大正時代もの

　一途な恋人たちを描かせたら「すごい」ゆっけ先生の、大正でもくらしぃ浪漫スです。歴史物には初挑戦？それだけでも、十分楽しみ♡たとえこの先、１話が９０ptずつであっても…です(涙)
　月子の作る琥珀糖に魅せられた栄寿が、天涯孤独となった彼女に契約婚をもちかけるところから、お話が動き始めますが、ある意味シンデレラストーリー。でも、こちらの月子サン、守られているだけではありません。大正という、女性が少しずつ活動的になってきた時代とはいえ、まだまだ制約が多い社会情勢、月子とそれを見守る栄寿が、どうやって課題を乗り越えていくのか、これからの二人に期待大です。
　現代の琥珀糖は、色とりどりですが、元々はくちなしの実で色付けしていたので、琥珀のような色あいだったそうな…。二人を見下ろしていた月も、琥珀色やらで、「琥珀」…ちょっと気になるワードです。
　タイトルの「一途」は栄寿のことで、「純情」は月子を表す…それとも、逆？「第一夜」以降の配信を楽しみにしながら、その答えを待ちたいと思います。