【ネタバレあり】路傍のフジイのレビューと感想（9ページ目）

フジイさん、好きです。実際に職場にいたら自分も関わらないタイプの人間かもしれませんが、他人の評価でなく自分軸で生きていて、幸せそうだしうらやましいです。

藤井さんと仲間たち

最初はパッとしない雰囲気の藤井さんの良さが取り巻く人たちを通してジワジワ伝わってくる。
藤井さん宅に行った後田中さんの部屋がきれいになっていたのがわかりやすかった。

友達になりたい

不器用であるが故に勘違いされてしまう、けどわかる人にはわかる人柄の良さ
自分が幸せと思うならいいじゃないの、と思わせてくれる

大人の癒し

課金悔いなし、日常に疲れた大人は見るべき。不思議に癒されます。初話の段階ではフジイはともかく田中や石川ちゃんもこんなに愛おしくなるとは思わなかった。早く続きが見たすぎる。

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くせになってどんどん続きを読みたくなっています。フジイサンのオンリーワンなかんじ、とてもいいですね。大人になってからはこういった方のほうが魅力的に思います。

無料部分だけでは足りなさ過ぎ

漫画や小説を読むとき実写映画やドラマ化したら誰が演じるのだろうという想像をするのですが、藤井さんに合う役者さんが浮かびません。独特です。小説化もイマイチでしょうし、アニメもだめでしょう。漫画が最も合う媒体かも。

誰しもが正解を求めたがる問題

藤井はまさに人間関係を上手くコントロールしてる側ですね。こういうタイプは一見すると『コミュ障』だの『コミュニケーション能力不足』と言われがちですが、現代は喋れば人間関係を構築できると思いがちです。しかし、現実にはそうではありません。喋りすぎれば喧嘩も起きれば絶交もあり得るトラブルを招きます。そんな現代社会とは裏腹に彼には表面上では敵なる人物もいますが、彼の内面を触れたことで彼を心の底から愛する友人ができています。
特に、特出すべきは『フジイと多田』において彼が発言した友達の概念。連絡先を交換してなくても友達というのは人によってはそれって友達なの？と思うでしょう。彼と多田では正反対の考えでしたが、あれに関しては多田が一方的に友人関係を括ろうとしたが為に彼が長年友達ができにくかった原因でしたが、それを気付いてか気付かずか再会を果たしました。これからも藤井の展開が楽しみです。

惹き込まれる

フジイさんの様な生き方したい。
人と比べない、じぶん軸の生き方。
ブレずに腐らずに、気負わずに真っ直ぐに。
あぁ素敵な生き方。

いい！

フジイという朴訥な男性が主人公。とても主人公と思えないくらい花がないのだけど、彼はとても幸せで豊かな人生を歩んでいる。
派手さがなく目立たないというだけで、「ふつう」がいい人、「みんな」とおなじがいいと思っているような人からはないがしろにされる。
友達いなそうとか、生きてて何が楽しいんだろう？とか、１人でかわいそうとか。
友達がいなくても幸せにはなれるし、
楽しみなんて人それぞれだし、
１人が楽しいときだってあるし。
みーんなと一緒じゃなくったって、本人が幸せならそれでいいんじゃないかな？と思う作品。

幸せのカタチ

幸せって人それぞれで、押し付けられたり決めつけられたりするものじゃないよなと。
藤井さんみたいに、ちゃんと自分軸で生きている人は魅力的で、羨ましいです。