【ネタバレあり】ゴリラと一緒のレビューと感想

不思議な魅力

ゴリラのぬいぐるみシャロンが心の支えになっている青年を回りが優しく受け入れます。この話はゴリラのぬいぐるみだけど、これは例えなんだと思います。そこまで奇抜ではないけどその人が手放せない個人的なこだわりを、その人の個性だと回りが受け入れる。そういう社会を描いているんだと思う。良い話です。

面白い！

タイトルが、ん？っと目に止まり、可愛いゴリラのぬいぐるみとサラリーマン風な男性の絵が
なんだかほんわりとしていて。この漫画何だろう？と読み進めました。
こんなこと、ほんとに身近にありそうとストーリーがすっと心に入ってきました。
孤独や閉塞感で終わりが見えない状況に、いつ誰が同じようになってもおかしくない
それを周りがおおらかに受け止め受け入れる。こんな世の中ならいいなと思わせてくれます。
こんな上司や同僚がいたらいいなと思います。
でもそれは、今までの彼が人に真摯に向き合い優しくあったからこそ、周りが助けてくれているんだろうな、など色々と考えさせられます。
キャラクターやストーリーなど、大好きです！

温かい同僚たちにほっこり

リモートワークの孤独を埋めるべく手にしたゴリラのぬいぐるみ・シャロン。
常に無表情、常に押し黙っているが、不思議ですね、シャロンに人格を認めて触れ合う緑川さんや同僚達を見ていると、読み手の私までシャロンの表情が見えてくるような気がします。同僚達、優しいですね。好きな作品のひとつです。

コロナでず〜とリモートワークが、寂しくてゴリラのぬいくるみと、お話してとこに行くにも連れ歩き。しまいには、ゴリラのぬいぐるみの意思を、尊重しだす。
職場の、人たちも温かく見守っていてくれる。優しい世界。
でも、優しすぎない？？
ストレスとか色々な要因もあるんだろうから、メンタルヘルスケア必要じゃない？と思ってしまう。

臨機応変だよね

コロナ禍から生まれた作品でしょうか？普通の事が当たり前に出来なくなって、気付かないうちに心が病んだ人が多かったですよね、あの時。
このお話は、ホームオフィスワーク中に緑川君の心の支えになったゴリラのぬいぐるみ、シャロンをめぐるドタバタストーリーです。共感したり疑問を抱いたりする作品で、読んでいてとても考えさせられます。各話のコメントを読むと現実的に捉えて意見する人も多いです。それだけ皆んながコロナ禍で影響を受けたのだと思いました。
私は、当たり前だった事が普通ではないと気付かされたコロナ禍の頃を思うと、緑川君が普通ではない状態を受け入れる周りの協力体制に有難く思うし、もし実際に自分がその状況に関わる立場なら、私も柔軟な頭にしたいとも思いました。もちろん緑川君の頭の中でもある「シャロン」を最優先に生きるわけにはいかない時もあるのですが、だいたいの事は臨機応変に出来れば良いのではないか？と、思ったのでした。

かわいい

ゴリラかわいい、ときどき、うつりこむなんともいえないゴリラちゃんがとってもしんみりします
で、このゴリラちゃんってなぁに？笑

続きが気になる

なんかよく分からないけど、先の展開が読めなくて気になります。ゴリラかわいいな、ベビーカーに乗せるんだ、かわいいな、で済む話なのか、深刻な何かなのか。

すごいタイトル

に釣られて読んでみたけど、絵柄も好みだし
ゴリラを通して意見する緑川氏がすごい気になる！
部内のみんなも受け入れてるし！
そうはならんやろ。て今は思うけど
いい感じに受け入れられてったんだろうな。
続き楽しみ！

シャロンと緑川がどういう関係に落ち着くのか、このままなのか、すごく気になります。
普通に考えると緑川は病んでるんですけど、あまりにも周りが受け入れてて（いいことですが）…
本当の意味で心が落ち着いたらシャロンの声は聞こえなくなるのでしょうか？

とにかく、癒された！

ゴリラのぬいぐるみと仕事するなんて、想像もしてなかった。なんというか、視点が変わるのか、トゲトゲを向けなくなるのか、四角四面で縛られたやり方から、解放されるのか、とにかく、ナチュラルな気持ちで接することができるようになる。一皮（一枚が厚い人もいるけど）剥けば、みんないいヤツ。そんな単純なことを気づかせてもらえた。ありがとう。