みんなのレビューと感想「余命わずかの脇役令嬢」(ネタバレ非表示)

余命わずかの脇役令嬢
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4.1 評価:4.1 972件
評価5 37% 361
評価4 40% 389
評価3 18% 178
評価2 3% 32
評価1 1% 12

気になるワードのレビューを読む

1 - 10件目/全972件

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  1. 評価:5.000 5.0

    せつないお話…救いはあるのかな?

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    主人公の貴族令嬢は、4人兄妹の真ん中生まれ。
    兄は優秀で、下の弟妹はやんちゃ&病弱で、両親は兄と弟妹に掛かりきりで、主人公の事はあまり感心が無い様子。

    家族の中でも、一人だけ髪色も違い、常に空気の様に扱われる事に、孤独感を感じながら過ごしている。

    そんな中、芸術性に優れていて、奇跡の力を発揮するが、それは代償に命を削る事に…

    両親に打ち明けようとするも、感心を持たれないことに、いつしか諦める様になり、気付けば余命1年の宣告をうける。

    それを知った主人公は、我慢することを止め、残された時間、自由を求めて貴族の家同士で決められた婚約者の領地へ、単身内緒で訪ねる。

    婚約破棄を条件に、しばらく置いて欲しいと願い、残された時間を婚約者の領地で過ごす事になるようですが…

    無料分を一気に読んでみましたが、主人公の境遇に共感を持ってしまいました!
    兄妹の真ん中って…時折両親から理不尽な扱いを受け、同じ子供なのに愛情の差を感じる事が、多々ありました。

    孤独感から抜け出すため、黙って家を飛び出し、残された時間を自由に過ごす様ですが、この先主人公に救いは有るのかと、続きがとても気になります!

    それから、絵柄がとても綺麗✨
    登場人物も美形ばかりで、見応えアリですね!
    課金してでも、読みたい作品だなと思いました!

    • 85
  2. 評価:4.000 4.0

    理不尽極まりない

    ネタバレ レビューを表示する

    配信分10話、一気読みしてしまった。
    お姉ちゃんでしょ!…と我慢させられたことのある人は、間違いなくカリナに感情移入してしまうはず。

    きょうだいの多い中、一番放置されやすい立場にあるカリナへの“姉であること”の押し付け。
    なまじ悪意が無いから、余計に酷い。
    結局「家族を思いやれないワガママ」とカリナを責めるような風潮が長年続いて、どこにも居場所のないカリナが逃げるのは必然。
    ましてや…そんな家族の中で過ごすことの唯一逃げ道としていた絵を描くことが、実は自身の命を削ることだったなんて…もう、理不尽すぎる。

    家出して、ようやく人に気遣われることを知り…これからは心穏やかに過ごして欲しいと願います。

    更新早う…

    • 69
  3. 評価:5.000 5.0

    希望が叶うように

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    配信すべて読みました。
    ヒロインカリナは、兄妹の真ん中と言うことと、妹が病弱なことで、家族の中で存在感のない人間にされていた。
    自分でも諦めていたけど、余命が短い事を知り、家を出て一人で自由になる道を選ぶ。

    兄妹の真ん中で放っておかれるのは、あるあるだけど、朝食に起きてこないことすら気にしないのは酷すぎるし、家族だけでなく使用人もまともじゃない。
    健康だからと何もかも我慢されるのはおかしいし、逆に妹に過保護すぎ。
    お金や物を与えておけば幸せなんて、親のエゴ、親の身勝手。
    そして、兄。
    普通なら、こんな親の状態をフォローしなければならないのに、何も分かってない。
    カリナが居なくなっても気付かないこんな家族には、バチが当たった欲しい。

    カリナは思いの外優しい婚約者の元で幸せになって欲しいな。
    願わくば芸術病なんて謎の病気が治って欲しい。

    読んでいても、ただただ切なく、婚約者の前で素直な笑顔のカリナが嬉しくなります。
    カリナの幸せを願って、読んでいきます。

    by A~Z
    • 23
  4. 評価:5.000 5.0

    序盤、儚い夢のなか

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    兄弟姉妹あるあるで聞き分けの良いカリナ嬢は、忘れ去られたかのように生きている。
    しかし余命わずかと知ると、非情な家族の元を飛び出して、自由を取り返すために婚約者の元に。
    でも政略結婚のお相手だから、絆があるわけでなく、でも無鉄砲なお嬢様を丁寧に迎えてくれる優しいお方。家族の愛を受けれなかった分、あたたかい愛に包まれてほしい。そして余命も延ばしてくれないかな。
    だんだんと体が弱まっていくので、カリナ嬢は儚い夢心地の中いるようです。
    毎日無料が待たずに11話まで一気でした。
    配信楽しみにしております!

    • 13
  5. 評価:5.000 5.0

    理不尽な事、沢山出てきます!

    ネタバレ レビューを表示する

    主人公は、第二子の長女。下に双子の弟妹がおり、その妹は虚弱体質。兄と弟妹は、両親から愛されていますが、手のかからない2番目は、我慢させられてしまう事が多いのです。妹の看病をしなければならないのに、自分は具合悪くても、誰かに看病される事なく。長男が落馬した時も、誕生日が延期になり、更に妹が熱を出して、またも延期。妹の悪戯を主人公のせいにされたり。
    命を削って奇跡を起こせる絵を描くも、両親からスルーされ、命に期限が付いても告白できる状況にない。。。
    余命を家族から離れて自由に生きようと、婚約者の領地に旅立ちます。
    婚約者は、不器用ですが、優しい人です。主人公を1人の人として、接してくれる。そんな人が主人公には、必要なんだなと思いました。

    子供が沢山いて、末っ子が病弱だと、何かと大変なのは分かりますが、あまりにも理不尽な扱いだなと感じます。愛してると言葉では言いますが、行動が伴っていないのです。余命ギリギリになった頃か、又は亡くなってから、両親や兄妹はギャフンな状況に陥るのでしょうね?その時に後悔しても遅いけど。。。

    by rain23
    • 12
  6. 評価:5.000 5.0

    NEW
    儚いながらも強さが育つ。

    長兄や、病気の妹、幼い弟、他の子供ばかりを優先し、カリナへの愛情を感じない両親。無自覚にカリナを粗雑に扱っている為か、使用人や主治医までもが、カリナに対する態度が非常識。
    この世界には様々な芸術で奇跡を起こす力を持った人々がいて、その力を使い過ぎると芸術病なる病を発症する。病の症状は芸術の方向性や顕現した力により様々で、命に関わる者も少ないがいるようで…。

    カリナの力は描いた絵が(生物、一応人間も出来る様な…)、数時間から数日現実になる。親からの愛情も関心も受けられず、絵を描き実体化した者達から、寂しさや諦め等の気持ちを紛らす内、命に関わる程の病を患い、余命宣告される。親からの愛情を我慢から諦めまで変わった気持ちのカリナは余命宣告により、残り僅かな時間を穏やかな過ごす決意を胸に家を出る。向かう先は顔すら合わせた事も無いが、カリナに興味も抱かないであろうと考え、婚約者の住まう北部へ。

    突然の訪問に戸惑い以上の困惑を露わにするお相手だが、カリナの事情は分からなくとも、時折見せる物憂げな表情に気掛かりになり、共に過ごす時間が2人の距離を縮めて行く…。


    カリナの家族の無神経さが際立ちますが、お相手の優しさ、カリナが家族からの鎖を断ち切れる強さを身に付けていく過程に胸を打たれる作品です、絵も綺麗で、途中からちょっと同一人物か?と思う様な細やかな作画シーンも多々見受けられる程。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    最期は心安らぐ安寧の地を求めて。。?

    ネタバレ レビューを表示する

    続話がでる度一度書いたレビューを書き直したくなるほど、毎回喉奥が熱くなり心が痛む。実際、削除後の書き直しw
    人は偏見的だとこんなにも大事な事を見落とし、最後は見てないのか、、、と心が痛いし涙が止まらない続話たち。
    現状13話まで配信中で、一個人は課金してでも最後まで読みたいと思う作品。

    カリナは奇跡を起こす芸術病患者で、その中でも1番よろしくない状態。そしてついに余命宣告を1人で町医者から受ける。
    実の両親へ伝えようとするもカリナの声に耳を傾けないため、どのステージで状態なのか家族誰1人、そして使用人1人知るものはいない(多分)
    自分らしく生きるために、婚約者の元へ三千里、家出というなの穏やかに過ごせる安寧の地となりうる場所へ向かいます。
    「姉だから」はただの言い訳。姉も人であり心はあるわけで、ぞんざいに扱われれば壊れていくもの。
    全く見向きもしない、健康であろう=健康だからに変換するのは違うわけで、、何考えてんの⁇とただただ怒りが込み上げてくる。
    カリナが下町で買ったお土産を末の双子弟に渡し、双子妹の体調を崩し、父親がカリナの部屋に夜遅くに怒鳴りこみにする回。。
    「私の部屋をご存知だったのですね、数年一度も訪ねてこなかったのでとっくに忘れたのかと思っていました。」この一文で気付くことあるよね?って思うし、そう言われる理由を探したのかな⁇と1番泣いた。
    「カリナの肖像画はここになかったか?」…はぁ⁉︎と口に出したほど。

    婚約者のミリアンは、小言の多い殿方だけどすごくカリナを丁重にもてなし今ではお兄さんのよう。カリナはこれまで受けたことのない待遇から本来の素のカリナがでているのかなと読み手としてはホッコリと暖かく感じる。
    カリナが芸術病ということを知ったばかりの状態で今後が楽しみ。カリナの家族へいつ伝えるのかハラハラしますが、今は⁇というか今後も彼がカリナを見てあげてほしい。
    奇跡が起きて欲しいなとも思いつつ、お亡くなりになる事だけは変えてほしくないような。。(٭°̧̧̧꒳°̧̧̧٭)
    他の方も書いてるけど、カリナに救いはあるのか。。というのも見所になると期待!
    ただ切実に思うのは、30話前後という短くても構わないから荒らまとめのギュポン!っと終わらないことを切に求め☆5の評価!
    とにかく!続話をどんどんだしてくださいまし!ԅ(¯﹃¯ԅ)

    • 11
  8. 評価:4.000 4.0

    配信分読みました…涙・怒・呆

    ネタバレ レビューを表示する

    →作者様へ3つのお願いがありますので失礼致します…m(__)m

    1つ目は…
    ヒロインの病が完治し無事に命が助かり、ヒーローと結ばれ、ふたりの未来がめちゃくちゃ幸せになる…♪
    という、どちらかが欠ける悲恋では無く、ハッピーエンドを心からお願い致します…(・ω・`人)

    2つ目は…
    ヒロインの妹に自分の亡き妹を重ねそちらだけを助け、暴言を吐きケガをしたヒロインを放置した医者失格のあの主治医の資格無しの男にもう二度と医者を続ける事ができないような天罰をお願い致します…怒
    あの男が1番辛いのは、妹を重ねているヒロインの妹に会えなくなる事だと思うから、間違っても主治医を続けさせる事だけは無いよう望みます…願
    ヒロインに対する対応が許せないほど不快でした…怒

    3つ目は…
    ヒロインの最低最悪な親ふたりには早々の改心と、これまでの娘に対する全ての事への反省懺悔後悔を己の命尽きるまでさせ、必ず謝罪させて下さい…怒
    でもヒロインは決して簡単には許さないように、和解しないように願います
    アレは一生謝っても許してはいけないレベルです
    ヒロインの優しさやとてもいい子なのは理解しているけれどそこには求めていませんので絶対に許してあげないで下さい…願

    そしていつか近い将来、画家として超有名になった娘に会えない、親だと名乗れず娘だとも自慢もできず…
    で、親らしい事などしてこなかったふたりへの天罰にして下さい
    親失格のあのふたりを今さら親面させないで下さい

    幼い娘が一晩だけ一緒に…と枕を持って来たのに、拒否し叩いて追い返したそんなヤツは母親の資格無し…怒
    一緒に眠る事がそんなに難しい事か…?

    そして父親…
    娘の1年に一度の大切な誕生日に何度も違う予定を入れて我慢させて、おまけにピクニックとか…呆
    誕生日よりピクニックって…呆
    アほか…怒
    ピクニックなんてそれこそいつでもできるだろ…怒
    ほんと信じられないわ…
    ヒロイン以外の肖像画?写真?を飾っていて、そこで初めてヒロインのだけが無いのに気付くとか…
    食事をした後吐いてた事を使用人に聞いてもそんな事ぐらいで報告するなとか…
    それでよくもまぁ大事に育てたとか言えるもんだな…
    と、めちゃくちゃ腹が立って限界突破するわ…怒
    と、きっと読者の皆様も思っていると思います

    だっておかしいよ、この親ふたり…怒

    • 9
  9. 評価:5.000 5.0

    どうか長生きしてほしい

    ネタバレ レビューを表示する

    兄弟の多い伯爵家の真ん中の子として生を受けたカリナ。真っ先に愛情を貰い期待されてきた長子でも、幼くか弱い末の子でもなく、誰の目にも入らない影の子だった彼女は、やり場のない寂しさを絵を描くことで埋めてきました。しかし不幸にも、空想の世界にのめり込み過ぎた為に「芸術病」という奇病を発症してしまいます。自らを癒す為の代償に必要なものは「命」でした。能力を使い続けて寿命を磨り減らしてしまい、残り僅かとなってしまいます。とうに自分の生に諦めのあった彼女が感じたのは、悲しみよりも「一度くらい自分の力で家を出てみよう」という思いでした。長い道中を経て、婚約者であるミリアン・フェステリオ公爵の元へ訪れ、交渉の末にしばらくの間居候させて貰える事になります。彼に煙たがられている事は気付いていましたが、引き換えにと婚約破棄の書類を差し出し、何とか滞在の許可を得ます。
    排他的で厳しい人だと思っていた婚約者は、不器用なだけで根は優しい人だと知り、公爵家での暮らしが少しずつ楽しいものへと変わっていきます。幸福を覚える度に沸き上がってくるのは、死の恐怖と彼に知られたくないという思い。愛情を含んだ眼差しを向けてくるミリアンへカリナが告げた言葉は「私を好きにならないでください」でした。

    実家ではヤングケアラーの役割もあった彼女は、妹の面倒を見ることが当たり前で、友人も出来ず外に遊びに行くことさえありませんでした。寂しさを両親に訴えれば、忙しいのに勘弁してくれと呆れられ、甘える場所も、褒めてくれる相手も居ない。私も真ん中の子だからカリナの気持ちが痛いほど分かります。将来を期待されている訳でもなく、別に蔑まれている訳でもない。放っておいても勝手に育つと思われている、ただただ「目に入れてもらえない」存在。他人からすれば、十分な衣食住も与えられているのに贅沢だ、などと言われてしまうかもしれません。

    はじめ意思の希薄そうな雰囲気のカリナを鬱陶しくさえ思っていたミリアンは、共に過ごすにつれて、次第に彼女に対する深い愛情を自覚していきます。やがて彼女の寿命の短さを知り、これまでどれほどの痛みや絶望を隠してきたのかと思い至ってしまった時、果たして彼は未来の為に何を選択するのでしょうか。
    願わくばどうか長生きし、愛する人と共に末永く幸せになってほしい。

    • 7
  10. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    そもそも画力が有る作家さんみたいで、その上カラーなので絵が本当に綺麗ですね。
    どこまでも鈍感で勝手解釈な両親への怒りで、読み進めるほどカリナが不憫で胸が苦しくなりますね。
    閣下が優しく感じますが“普通”の気遣いですよね?
    家族なら顔色や食事量とかもっと細やかなことで気づいて当たり前なのに、カリナが出ていっても自分達に非が有るとは全く考えず、まだカリナを「勝手」だと責めているよう。
    どういう終話になるのでしょう?

    • 4

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