4.0
本当の悪役は…
無料分67話までのレビューです。
前世の”悪役令嬢”としての記憶があることに気づいたバーティアが、その物語のストーリー通りに自分が婚約破棄されるよう奮闘する様子を、沈着冷静で優秀な婚約者のセシル殿下が観察する…という流れ。
あまりに破天荒なバーティアは悪役令嬢に徹するため、周囲からの嫌がらせ等にも実は心を傷めながらも”悪役令嬢の役割”と割り切る。
正直、何故自分が破滅することにこだわるのか謎だったけど、それもいずれ明らかに。
そしてバーティアの破天荒ぶりを沈着冷静に、そして時にはこっそり裏から手を回してサポートするセシル殿下。
彼の目線で話が進んでいくのだけど、徐々に彼の意識が変わっていく…そんなところで無料分が終わりました。
うん。本当の悪役は、バーティアではないな。
少しずつ化けの皮が剥がれていくとある人物とバーティアが、どう対峙していくのか。
そしてちょっと冷静さを失ったセシル殿下がこれからどういう態度に出ていくのか。
まだまだ盛り上がりそうで、先が楽しみです!
- 3