5.0
彼の一途な愛
高校生の拓海は梢のことが、好きで好きでたまらない 些細な誤解が原因で別れてしまった二人だけど
10年の時を経て、偶然出会ってしまった二人
嫌いで別れたわけではないので、再会してしまったら、どうしようもなく惹かれてしまう しかし、またも、自分の言動で、誤解をされてしまう拓海 なかなか距離を縮められず、ひそかにもてる梢との関係に焦ってしまう拓海 飲み会の後、ようやく思いが届いたかに見えた拓海だったが、梢は飲み過ぎて、その時の記憶が全くないのである そうとは知らない拓海は、梢の言動にまたまた、振り回されるのである
ホントだったら、梢にイライラしてしまうはずだが
梢という人は、本当に可愛らしい 思いやりがあり、努力家で、好きなことに真っ直ぐで 恋愛には疎くて 拓海が大好きになるのも頷けるキャラなのである
あっという間に読破しました 梢の相手を探る設定からの、拓海sideの話、 過去の話、 また、梢sideに戻り、 取引先のセクハラオヤジや、元カノの登場など、テンポよく、二人の距離を縮めていきます 個人的には、社長や上司、後輩達の梢に対する気持ちも、出てきても面白いかったかな? とも思いますが ひたすら拓海の一途な想いが際立った作品で、幸福感がありました
面白かったです
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