4.0
真実はどっち?
絵柄がタイプだったので、読み始めましたが、1話目からいきなり、主人公の斬首刑。
1話目だけを読むと、主人公が夫に利用され、権力を手に入れた後は、罪を着せられ殺されたのかな?と。
この時点では、主人公は自分の夫を皇帝にするために、自らの手を悪事に染めているし、そのお陰で皇帝になれた夫は、浮気して妻を蔑ろにしているし。
でも処刑後に、 皇帝の葬儀は丁重に、というセリフに違和感が。処刑する程嫌っていたら、そんな事言うかな?と。
2話目からは主人公が16歳に時間が巻き戻り、結婚式の日からのやり直しなのですが、主人公ちょっと老けすぎ?20代に見えるかも。
巻き戻ってからの、皇子殿下の態度や言動が気になります。とても未来での皇帝とは重ならない。
優しく気遣いもあり、主人公のことも大切にしている様に見える。
主人公もそんな皇子殿下に対して、かつてはこんな時期もあったと、思い出していたし。
無料分だけを読んでみて思ったのは、本来の皇子殿下は権力にはあまり興味はなく、優しい人だったのでは?
結婚式の後のパーティーでは、妻に対して、君を守る、信じて等々伝えているし、ただ王城は毒を秘めている場所だとも口にしているし。
もしそうなら、主人公が自分を皇帝にするために、沢山の悪事に手を染め、自身の優しい両親さえも犠牲にしなければならない行動を続けていたなら、愛情は冷めていくかも。
むしろ自分から遠ざけたいと願いそう。
その結果が、あの未来での二人の関係性だとしたら、復讐は間違った行動なのでは?
主人公にしてみれば、尽くした相手に裏切られ、殺されたのだから、許せない気持ちなんだろうけど、せっかくやり直せるのなら、相手を見極め、幸せになる道も模索出来ると良いのに。
と、いろいろ勘繰ってしまう内容の無料分でした。
購入して続きを読むかは、検討中ですかね。
絵柄は良いんだけど、悩みますね。
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