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大変な幼少期を共に過ごしてきた姉妹は素敵な伴侶を得て幸せになれて良かった。亡き祖母の嘘からとんでもない勘違いをしてきた姉妹にとって不運としか。姉が幸せになる中 義妹を心配してさらに親友でもある友を紹介する事で運命?縁が動き出す。それが長い年月をかけて柊一の心を溶かしていき2人は結ばれた。キューピットとして2人が結ばれ事を誰よりも喜んでいただろう。同じ境遇にある彼に幸せになって貰いたいという思いが伝わって来た。そして子どもの頃はおにぎりをあげる事でしか助けてあげれなかった自分を許して欲しい そしてこれからは兄として頼って欲しいという兄の苦悩も頷ける。何もかも上手く回っていけたのはやはり彼女の人柄なのだろう。義姉と交流していく中で柊一の心をも解いてしまっていた。ホントに彼女は人を和ませる猫のような人だった。
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