煙と蜜の投稿まとめ

煙と蜜
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みんなの評価

作品レビュー レビュー199件

お役立ちレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    大正版源氏物語(多分浮気はしない)

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     世の中に年の差カップルのお話は多々あれど、18歳差で相手がまだ少女ともなれば、思い浮かぶのは「源氏物語」の光源氏と紫の上くらい…でも、文治さまは光源氏のように、あっちこっちに女の人たち、いないよね。その意味で、大正版浮気をしない(多分)光源氏物語若紫の帖かも!と思いながら読んでいます。
     それにしても文治サマ、男臭さ、オスっぽさ全開放です。男の色気、ハンパない!でも、決して堅物クンでもないんだよね。ゲスい脅し文句を口にしたかと思えば、その同じ口で「いつか姫子さんだけに お見せしますよ」や「姫子さんが壊れないほど大きくなったら 試してみましょうか」など、甘い口説き文句を宣う。博打も強いし…おまけに、褌姿がとっても美味しそうな美丈夫!もう、オトナの女には、いいオトコ過ぎてたまりません!姫子がまだ、何も知らない少女で、本当によかったと思うよ…。
     この二人、一族同士の利害が一致しての婚約らしいけれど、それなら姫子の母瑞子の方が、年も近くて現実的だったんじゃね? 30歳の男盛りだったら、きっと過去の二つや三つ、ありそうだし…。そもそもあのセクシーな隈の原因は?などなど、掘り下げればキリがないこのお話、まだまだ想像の斜め上をいく展開が待っていそうです。
     今は30歳と12歳でも、あと5年もすれば、35歳と17歳、夫婦として、全く不思議のない組み合わせです。いつか大人として、情を交わし合う二人に逢えることを固く信じ、星5超を贈りたいと思います。

    by Mayaya
    • 44
  2. 評価:4.000 4.0

    貴重な漫画☆。

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    他の漫画サイトでは、既に人気の漫画です。大正時代を扱った漫画は少ないけれど、これは色々な意味で魅力に溢れた作品だと思います。表紙をご覧頂ければ分かる様に(特に着物の柄)、大変緻密で綺麗な絵です。

    主人公の姫子ちゃんが年の離れた婚約者の事を想い、時折、少し背伸びしようとする姿が微笑ましいです。絵良し、ストーリー良しの漫画はなかなかないと思うので、貴重な漫画かと思います。

    余談ではありますが、以前、他の漫画サイトで、大正時代を体験?されたと思われる方が、この作品に対して「こんな事は当時ではありえない」と言っていましたが、別に漫画の世界なのだから、自由で良いのではと私は思います。

    • 23

最新のレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    タイトルがしっくりくる

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    明治 大正時代だったら これくらいの年の差の 許嫁同士ってあったんだろうなぁ とはいえ こんなに年の差がありながら 二人の思いが 一途で キュンキュンする展開満載です 名古屋弁が どうしてもダメでなければ 是非是非! 現実逃避して 二人の恋に浸れます

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    文治様のおっとりと優しい丁寧な話し方、姫子ちゃんを思いやる優しさ、姫子ちゃんの健気なところ、彼らそのものと二人の関係が尊い…

    • 0

各話のコメント コメント517件

いいね が多いコメント

  1. 055話

    第三十三話 雪とカチューシャ(3)

    評価:5.000

    2023/02/24 9:48

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    姫子ちゃんの文治さまへの思いが、少しずつ大人になっていく過程と、文治さまの姫子ちゃんへの思いの片隅からたまに漏れる別れの覚悟が切ない😢
    このまま幸へ向かって欲しい。

    by モモ88さん

    • 4
  2. 010話

    第六話 秋刀魚と寝相

    評価:5.000

    2022/05/06 19:24

    「いつか 姫子さんだけに お見せしますよ」
    きゃああああ〜っ、最高の口説き文句じゃあ〜っ!

    by Mayayaさん

    • 4

最新のコメント

  1. 007話

    第三話 雷と茸(3)/第四話 祠と稲荷寿司

    評価:5.000

    2024/04/20 20:03

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    文治さんがつぶやく「野分の又の日こそ…」という言葉、まさか源氏物語の「野分」の章から採ったのかとドキッとしました。源氏の息子の夕霧が、台風の翌日の混乱の中で義母である紫の上を見てしまい、その美しさに驚くという場面が出てくるので、女中たちを美しいと思ったのかと…。

    でもググってみると原文は枕草子で、台風の恐ろしさだけでなく暴風が生み出す思わぬ美しさを描いたものでした。

    ところで文治さんは姫子さんの家に泊まることになった時から、眠らずに過ごす事に決めていたのでしょうね。
    平安時代、宮中で寝ずの番をして貴人を守った宿直(とのい)のように。
    頼りになる強さと古典の教養のある男性、素敵です!

    by ballardlandさん

    • 0
  2. 071話

    第四十四話 陸と海(2)

    評価:5.000

    2024/04/02 15:52

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    何かお考えがあるのですね?警告?

    by もふもふみかんさん

    • 0
  3. 069話

    第四十三話 眼光と麗糸のハンケチ(2)

    評価:5.000

    2024/04/01 21:17

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    文治さまにヒュッてなる。
    鉄さん、姫子ちゃんの魅力に気づいちゃったかな。
    そのまま手ェ出すなよ。殺られるぞ!笑

    by きむちくそんさん

    • 0