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玉石混交の「石」のほう
作家さんがRIDIとあったので、期待して読み始めたのですが、画の線が粗く、暴力的な描写もそれなりにあり、何よりも設定の説明不足感が否めず、あっちこっちと迷走状態。おまけに、登場人物名が韓流カタカナなので、日本人あるあるの記憶に残りにくいケースで…玉石混交の「石」のほうの作品でした。(←意見には、個人差があります)
「社長が犬なんてありえない!」とありますが、それを言ったら、猫なんてありえない!鹿なんてありえない!ミーアキャットなんてありえない!って感じで、ありとあらゆる「獣人」が登場してきます。社長の犬、珍しくないよ。むしろ「平凡」だよ。動物図鑑とまではいかなくても、ちょっとした動物園並みには種類が豊富。さすがに、シロナガスクジラやカモノハシの獣人は、登場しませんでしたが…。
風呂敷を、変則的に広げたところまでは良かったものの、たたみ方を忘れてしまった…そんな印象の作品です。ptにゆとりがあったら、そのたたみ忘れの様子を、お確かめくださりませ。
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社長が犬なんてありえない!