Mayayaさんの投稿一覧

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  1. 評価:5.000 5.0

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    ミートパラダイス!(笑)

     異世界に転生や召喚されたヒーローが、チート能力を発揮して…という流れはよくある話で、そのスキルも十人十色の千差万別。でも、よもやの「ネットスーパー」とわ!確かに、とんでもスキルです。ただ自分も、万が一異世界に飛ばされたとしたら、このスキルを選ぶかも。やっぱり使い慣れたもの、食べ慣れたものが一番よね〜。
     個人的には、大したスキル持ちでもないムコーダ氏。でも、現代の「供え物」に魅せられた残念女神たちの加護を得、食い意地の張ったフェンリルや進化系スライムをテイムしたことによって、今や異世界無双!?本人の預かり知らぬところで、どんどんステータスが上がっていくところが、面白いやら、羨ましいやら…嫌な感じの流れにはならないので、ストレスなく読み進めることができます。
     それにしても、この一人と二匹(今のところ)、お肉が好きだよね〜。狩った魔物を調理して、いつも食べているのは肉料理!毎日毎日、見事なくらいまっ茶色な脂肪と糖と蛋白質の食事風景…さすが27歳独身向田ツヨシ、いかにも男の料理です。もしかして彼の本当のとんでもスキルって、「肉料理を作れること」なのかもしれません(笑)

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  2. 評価:3.000 3.0

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    ドアマットヒロイン立ち上がる!

     弱い?強い?まず、ヒロインの設定がよく分からない。大公家の使用人として、あれほど虐げられ、伯爵家の「養女」として、とことん搾取されていたのに、されるがままだったドアマットヒロインガーネット。家族が心配だった?それなら、定期的に生活ぶりを確かめなくちゃだよ。俯瞰して物事を捉えられなかったのは、幼さゆえか、はたまた教育不足か…それなのに、ルイスの記憶を取り戻すために、逆境の中、踏みとどまるって、愛?執着?記憶の美化?M気質?あ、ルイスが関われば、強くなれるのか…
     ヒーロールイスの設定も、荒唐無稽。病気になって、視力を失って、記憶を失って、奥さんを12人も失って、心も喪って…どれだけヒロインに都合悪くキャラ付けされれば、気が済むの?ガーネット、ドアマットを通り越して、トイレマット扱いか?
     まあ、どん底近くからの再スタート、この後期待どおり腹黒フェリシアにざまぁして、養父伯爵に倍返しして、ルイスの愛を取り戻して…という展開に、すんなりいくかなぁ。引き続きガーネットをドアマット扱いするのなら、読む気が失せてしまうかも(笑)

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  3. 評価:5.000 5.0

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    今度こそ、手が届きそう?

    学生時代、ジエに手が届きそうで届かなかったのは、ヨンハン。
    社会人になって、ヨンハンに手が届きそうで届かないのは、ジエのほう?
     いや、この二人、どっちもどっちだな…あともう一歩、勇気を出せなかったせいで、あともう少し、狡賢くなり切れなかったせいで、結局は想いを燻らせてしまっている、昔も今も。
     それでも、憎からず想う相手と何度も巡り逢う偶然は、その時点で既に奇跡、神の采配。異世界転生逆行物語でなくとも、この機会をモノにしなくちゃ、お天道様に申し訳ない。
     ジエよ、何を揺蕩っているのだ?3学年差など、年の差のうちに入りもしないし、人気俳優ヨンハンの足枷になる?んなもん本人が気にしてないんだから、貴女が気を回す必要全くなし。そろそろ、もっと自分本位に生きてみてもよいと思うよ。
     手が届きそうで届かない…タイトルどおり「手が届きそうで届かない」二人の様子が、相当数描かれているので、かなりじれったい。それも、ほとんどジエのせいで。それでも、頑張るヨンハンの驚異的な粘りに絆されて、星5。たとえ彼が、設定どおりの「超イケメン」や「後光が差している」ように見えなくても…です!(笑)

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  4. 評価:4.000 4.0

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    「悪役令嬢」何でもあり!(笑)

     ヒロインセイラに結婚願望がないのは、ひとえに前世の美月時代、マザコン夫に苦しめられたため。でも、「一度」の失敗を、全て「結婚」と「マザコン」のせいにするのは、如何なものかと思う。ましてや現世では公爵令嬢、前世のマザコン夫なんて比じゃないくらい、堅っ苦しい柵に縛られているはず…厳格ながら、ここまで自由にさせてくれる父スカーレット公爵に、感謝しなきゃだよ、セイラ。
     そんな中で、彼女が「自立」への道を模索しつつ、少しずつ成長していく様子が頼もしい。もちろん、その豊富な知識やアイディアは、前世での美月のエンタメ好きに由来しているだろうし、父公爵の分かりにくいアシストも功を奏しているからだけれど。
     また、悪役を完膚なきまで叩きのめす展開じゃないのも、よき。やっぱり人間、やり直す機会は与えられるべきだよね。「馬鹿は◯ななきゃ治らない」って囃し言葉も、あるにはあるけれど…(笑)
     さてさて、結婚願望ゼロの転生ヒロインセイラをその気にさせるのは、エリオット?クライブ?それとも、遅くに登場したジーク?案外タイトルどおり、キャリアハイの道をまっしぐらだったりして…「悪役令嬢」やりたい放題から、目が離せません!(笑)

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  5. 評価:5.000 5.0

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    消費税分お得かも!?

     電子で各話配信され、完結して、紙書籍まで発刊されている作品なのに、何故に今更この形態で…?と思いましたが、な〜るほど、元の原稿と同じコマ割り、紙書籍と同じ雰囲気で読みたいのなら、こちらです!
     電子の面白いところは、独特のコマの配置で強調したいところを強調し、より臨場感溢れる展開を演出できる点。その点紙書籍は、作り手側の想いをそのまま受け取れるよさがあります。こちらの作品は、紙書籍がほぼそのまま収められているので、話を途切れさせることなく楽しむことができるはず。
     物語は、タイトルどおりヒーローのヤンデレ魔法使いアリステア(←本当にララ以外眼中にない、病んでいるレベルでララ命!)と、ど天然平凡ヒロインララ(←でも、その精神は気高く、「聖女」って、こうあってほしい)との、一途で壮大なラブロマンス。二人の想いが、重くて、熱くて、優しくて、幸せを祈らずにはいられない展開です。そして、ララの師匠であるルトフェル様…実は、彼の采配が、この物語を形づくる大きな鍵となっていました…
     因みに、紙書籍を新刊で購入するより消費税分安いかもしれないこちらの物件(電子の世界では常識!?)、そこもおすすめポイントです!

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  6. 評価:5.000 5.0

    豹変ヒロインはツッコミ担当!?(笑)

    ♩た〜てスクロールは話読み〜 ♫よ〜こスクロールは巻読み〜 ♬値段は同じ〜 🎶お好きなほうを〜〜〜ってことで、実は分冊版も入れれば、3とおりも出てるんです、この作品。頭がわやくちゃになりそうですが、それぞれの試し読みを上手く組み合わせれば、かなり広範囲をカバーできるので、結果オーライです。
     それにしてもクロードときたら、こってこての大阪のオバチャン浪速花子的ジゼルと接しても、全然動じないって、どゆこと?性格はもちろんだけれど、これまでとは全く違う異世界大阪弁を、突然喋るようになったんやで?「虎のようにたくましい君も美しい…」って、結局ジゼルなら何でもよかったんかーい!(笑)…この男、天然過ぎます。まあ、天然だからこそ、使用人夫婦教育が徹底せず、彼らのジゼル虐めに気付かず、オバチャンジゼルに逃げられたんだろうな…
     ここから、ど天然溺愛ヒーロークロードの巻き返しが始まるんだろうけれど、相手は40オーバー百戦錬磨の大阪のオバチャン、そうそう上手く事が運ぶわけでもなく、ボケとツッコミのオンパレード…この夫婦漫才、まだまだ大いに楽しめそうです。

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  7. 評価:5.000 5.0

    大阪のオバチャン乙女最高!

     異世界転生ものには、いー加減飽きがきているけれど、このお話は別!いや、設定は他作品と大して変わらないのことよ。「正ヒロイン」は他にいそうだし、悪役令嬢とまではいかなくても、悲運のモブ令嬢的立ち位置だし、ヒーローとの勘違いすれ違いもお約束。でも、前世が「大阪のオバチャン」って設定が、めっちゃ面白い!
     主演の二人、どちらも一生懸命なのに、ベクトルが全く違うせいで、大変なことになっている。ジゼルは世話好き大阪のオバチャン気質で、夫クロードの幸せを願い?ひとり身を引こうとしている…悠々自適生活が目的のような気がしないでもないけれど(笑)
     クロードはクロードで、実はジゼルにベタ惚れ状態…なのに、物理的心理的ハプニングが重なって、なかなか想いを信じてもらえず、でも、ど天然が幸いして?この二人、ボケとツッコミが絶妙です!読者視点で言わせてもらえるのなら、「二人とも、話を聞け〜〜〜〜〜っ!」なのですが…(笑)
     なかなかに平行線なジゼルとクロード、はよ歩み寄っておくれ〜と思いつつ、しばし浪速夫婦漫才を楽しみたいと思います。

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  8. 評価:5.000 5.0

    神獣的異世界転生バッドエンド回避物語

     人間でいうところの未就学児ドラゴンアシル、突然人間の世界に召喚されちまった…しかも、ただのエキストラ故に、ヒーローエデンベルに命を奪われること必至!?ん…?どこかで聞いたような…これ、よくある異世界転生ファンタジーの神獣版!?かくして、アシル的バッドエンド回避の旅路の始まりです。
     先代ムーンレフ公爵は、なぜ神獣の怒りを買うことになったのかとか、アシルママの謎の言葉とか、気になることはたくさんあるのですが、アシルの愛らしさの前では、全て後回し。かつて、こんなに健気でキュートな神獣が存在したでしょうか。そのくせ、全ての聖獣、神獣を従えるドラゴンとしての片鱗も見せるなど、愛らしさと強さを兼ね備えた、とっても魅力的なキャラです。
     憂えるべきは、アシルママの語った物語の中にこそ、バッドエンド回避の鍵が隠されているのに、アシルときたら断片的にしか覚えていない…だいじょうぶかぁ?種が違うから、エデンベルはアシルの旦那様になれないってよ。
     とはいえ、エデンベルの隣を、ぽっと出の人間のヒロインに譲るのも癪に触る…ちびドラゴンアシルよ、公爵家を救うついでに、自分のこともちゃんと大事にするんだよ?

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  9. 評価:3.000 3.0

    一番の嘘つきは誰?

     さすが「嘘」をテーマにしているだけあって、見事な隠し展開。伯爵の非嫡出子であるメリッサが、不当な扱いを受けるところはお決まりの流れとしても、その彼女が「神託の子」?その根拠は?というあたりが、全く説明されていない、少なくとも序盤では…。ん?自分、何かを見落としてる?
     そして、件の「神託の子」…ざっくり言えば、神様とやらに愛されて、何かを託された子よねぇ。なのにメリッサ、全然大切にされている感がない。百歩譲って、金の卵を産む鵞鳥扱い?まあ、権力と信教の関係なんて、そんなもんか…
     メリッサを取り巻く5人の「運命の花」とやらも、みんな胡散臭い。画的に、そして話の流れ的に、いまだ「ヒーロー」不在。表紙的には、第一王子のバーナード?魔術師のヘリス?う〜ん、よもやの読者の人気度による後付けヒーローだったりして…!
     とことん設定を伏せる手法は、今後の展開を考察する分には面白い。でも、ほどほどにしないと、読者は早々に興味を失ってしまうだろうし、過ぎたどんでん返しは、構成力の未熟さを露呈することにもなる。さて、メリッサを取り巻く「この嘘」が、どこまで通用するのか、お手並み拝見です。

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  10. 評価:3.000 3.0

    正直者が馬鹿を見る流れは、イヤや⤵️

     ああ、また「聖女」という漢字に似つかわしくない「聖女」という職業に就いた性悪女が出てくる物語…「魅了」とやらを使って、よほど上手に周囲を騙くらかしているんだろうなぁと、呆れるを通り越して、感心してしまいます。ジュリア、あんたは立派なヴィランズだよ⤵️
     でも、ヴィランズジュリアを増長させているのは、実はヒロインマリーのせいでもある。マリー、聖女に選ばれなかったはずなのだから、さっさと王宮から離れなさいよ。ジュリアの言うがまま、補佐なんてやってんじゃないよ!もし逆の立場だったら、そこまでジュリアに任せた?人々を助けるたいのなら、市井で治療師でも何でもやればいいじゃん。あなたにプライドはないのか?…って、あれだけ身内に虐げられていれば、自己有用感もなんも育たないか…
     物語の特性上、仕方がないのでしょうが、たとえ初めのうちだけとはいえ、正直者が馬鹿を見る展開は好きになれません。この上は一刻も早く、能無しジュリアの化けの皮を剥がし、脳内お花畑王子アレクサンダーには引導を渡し、能力ある者が正しく評価される流れとなってくれますように…。セシルよ、君だけが頼みの綱だ!

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