Mayayaさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全1,258件
  1. 評価:2.000 2.0

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    冗談で結婚できるなら…

     冗談で結婚できるなら、未婚率も少子化も関係ないわ!と思ってしまうほど、ご都合主義。一国の皇帝が、隣国の伯爵令嬢とあっさり結婚?いくら隠し子皇帝だからって、いくら師匠の孫娘だからって、ちょっとあり得ないくらいスピードあっさり婚の少女漫画。百歩譲って、ヒーローアイフリードは皇帝としてのゴリ押しが効くとしても、ヒロインフィリスの国の上位貴族や王族たちは、納得してんのかね?
     多分いろいろツッコミを入れたくなるのも、画のせいかな。表情の変化に乏しく、体も動いていない…フィリスがスカート風騎士服?で、ポニーサイズの馬に跨っているコマでは、思わず二度見をしてしまいました。声高に騎士道を叫んでいる割には、思考に柔軟性がなく、それほど強くもなさそうな彼女に痛々しさえ感じてしまいます。
     今後の展開は、初恋の皇帝隠し子幼馴染と復活LOVE?う〜ん、そのネタも特に真新しさを感じない。冗談?いえいえ口は災いのもと、願い事は慎重にってところでしょうかねぇ…

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  2. 評価:4.000 4.0

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    「ちょうどいい」が難しい

     凸凹コンビで、真っ先に頭に浮かぶのは、今なら金メダリストのあのフィギアスケートペア。あの偉業においては、身長差、体格差も有利に働いたと考えてもよいでしょう。でも、世の中の標準装備は、大体が「平均」的。小さめさんや大きめさんにとって、選びにくい、暮らしにくい側面があるのは、おそらく否めません。
     本作のヒロイン千沙とヒーロー修司も、そんな生きにくさを感じている二人。ただ、サイズで不便を感じるだけならまだしも、その見た目からの先入観で人となりを判断される…こんな理不尽なことはないでしょう。サイズハラスメントとでもいうべきか、「大きいね」「小さめだね」という何気ないひと言でさえも、当人たちを実は深く傷付けているのかもしれません。
     あれ?そうなると、身長差がネタの本作も、アウト?!あ“〜っ、最近の世の中、何も言えねぇ💦そんなこと気にせずに、この二人がどうやって自分たちの「個性」を活かしていくのか見守ったほうが、よっぽど楽しい。結局人間って、最後は「中身」なのですから…玉島ノン先生の画も、絶対的に推せますし(笑)
     それにしても「井出介」ってそんなドンピシャな苗字、本当に存在するかな?これは、ぜひ調べてみねば…

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  3. 評価:5.000 5.0

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    秀逸!

     必要最小限の登場人物、無駄な説明一切なし、ヒロインソフィとヒーローローレンツの会話かモノローグで、ほぼほぼストーリーが完結する…見事にまとめ上げられた短編です。元々はアンソロジーに収められていたものを、何故シングルカット?と疑問でしたが、読んで納得。これは、できるだけ多くの読者の目に触れさせたい逸品です。
     余計な説明がない代わりに、コマのあちらこちらにこの物語の「ヒント」が隠されている…だから、二度三度と読むたびに、どんどん腑に落ちることが増えていきます。そして、荒唐無稽でもご都合主義でもなく、しっかりとしたプロットの下、この物語が描かれていたのだと気付かされます。
     全ては「一途な想い」から始まったこの顛末、短編にして秀逸、ソフィとローレンツが選んだ生き方を、ぜひぜひご覧ください。

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  4. 評価:4.000 4.0

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    真の悪女のなれの果て

     ヒロインイザベラが死に戻って、悪女の如く自分を陥れた者たちを断罪…は、よくある回帰物語。悪女とは言っても、理不尽に力を奮うとかではなく、敵や悪に対して容赦ないだけのこと。そりゃあ、相手からしたら「悪女」に見えるだろうなぁ。
     読み始めてからすぐに分かることだけれど、物語の真の悪女は、イザベラの妹で今代の「聖女」ウルティア。まあ、この子の猫被り&虚栄心による腹黒っぷりには、胸が悪くなる、似非聖女モノあるあるだけれど。この手のお話には珍しく?この悪女、途中退場することなく、最後まで極悪女っぷりを撒き散らします。
     面白いのは、彼女のなれの果て。お茶を濁すことなく、しっかりと、そして今までにない形で断罪されるので、その末路は必見です!
     あ、メインはレイヴァンとイザベラの恋の行方だった?姉弟、下手すりゃ親子にも見える二人が、「恋人」の関係に落ち着けるのか…そちらのほうも、お楽しみということで(笑)

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  5. 評価:5.000 5.0

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    皇帝陛下は愛のキューピッド?!

     巷ではどこも人材不足、優秀な人材なら尚のこと、目の前に磨けば輝くを増す最高級の宝石があるのに、一つは原石のまま放置され、もう一つは粉々に砕かれる寸前…そこで、若き皇帝レナードは立ち上がった!!というところが、この狐と狸の化かし合いの本質でしょうか。
     ヒロインアリシアとヒーローカイルは、それぞれ「伝説の秘書官」「帝国一の遊び人」という二つ名を得るほど、ある意味「才能」を認められた傑物たち。ただし、それぞれにのっぴきならない事情を抱えており、その解決のため「皇命」という力技で結婚させられてしまいます。人権も何もあったもんじゃない(笑)一見、アリシアのほうが、この結婚をリードしているかのように見えますが、彼女にもなかなか乗り越えられないトラウマが…。本来の姿を取り戻しつつあるカイルが、今度どのように関わってくるのか、この先の展開が楽しみでなりません。
     さて、この人材再生物語、全ては策士皇帝レナード陛下の掌の上。あれ、レナード、あなただって独り身よ?「伝説の秘書官」「帝国一の遊び人」「容姿端麗 文武両道の名君」との間に三角バトルは勃発するのか…続きは見てのお楽しみでしょう。

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  6. 評価:4.000 4.0

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    願い事は慎重に…

     一度命を落としたリトリシアが、過去に戻って再び人生をやり直していることも、その過程でキリアンが少しずつ愛を自覚していくのも、み〜んな「シュテンの塔」で、誰かが誰かを想ってかけた願い事のお陰。ただし、そこには大きな代償が要求されるわけで、一人一人異なるその内容には、いろいろ考えさせられるところがありました。
     いくら綺麗事をいっても、結局は自分の「欲望」を口にしているシュテンの塔への願い事。それでも、誰かを踏み台にしたり不幸にしたりしてでも、ゴリ押ししようとする願いと、誰かの幸せを願うそれとでは、意味が違うよなぁと思ってしまうのは、ちっちゃい人間のエゴでしょうか。O・ヘンリー「賢者の贈り物」に出てくる若夫婦二人を「欲望に塗れた」と皮肉る世界には、まだなっていてほしくない的な。
     本作の中で「賢者の贈り物」をした人物は、一体誰だったのでしょう。それが分かったとき、この物語の見え方が、また違ったものに変わる気がします。願い事は、慎重に…。

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  7. 評価:5.000 5.0

    完璧御曹司の父は完璧とは程遠い恩知らず

     ヒロイン愛理は、社長令嬢ながら地に足のついた生き方をしているし、ヒーロー賢悠はプライドの高い両親を反面教師に、誠実しごでき今をときめく完璧御曹司!この二人、なかなか興味深い組み合わせ。勿論賢悠は、そのスペックの高さからいろいろ横槍が入るのは折り込み済み、邪魔な輩をちぎっては投げ、ちぎっては投げで愛理一筋まっしぐら、そこは揺らぐことのない信念のようです。
     それにしても、賢悠父椿原昭吾のゲスなこと!自分のせいで稼業を傾かせ、個人的に融資を頼みにいった先で、息子を担保に大量「借金」、あまつさえ事業が好転してくると、家柄やら何やらを理由に許嫁の愛理を排除!?恩知らずな上に、盗人猛々しいとわこのことだ!立派な「お家柄」とやらが、草葉の陰で泣いとるわ💢そもそも家業を立て直したのは息子であって、裸の王様状態の椿原昭吾では絶対あり得ない。
     賢悠が、恩知らずの無能父を反面教師にしていて、本当によかったよ。彼に任せておけば、外堀内堀しっかり埋めて「物語のような素敵な奇跡」を体験させてくれるはず!?でも愛理、思い出して。先に一生分の幸せを約束したのは、誰だったけね?(笑)

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  8. 評価:3.000 3.0

    お姫様に守られたって、いいじゃない!

    「出る杭は打たれる」…単に出しゃばりを諌めた言葉というだけではあるまい。常人を超えた能力をもつ者を異端として排除しようとした歴史は、幾つもある。多分ハイドハイヴの一族が「内気」「気弱」「引っ込み思案」「幽霊」といわれる生き方を選んできたのも、それが理由。「平凡」の素晴らしさを知っている者ほど「能ある鷹は爪を隠す」生き方を選んでいる可能性、実は結構高いかもしれない。
     ヒロインのシルフィーナの「怪力」、もとい「パワー」なんて、まさに隠したい能力のNo. 1。若い女性には似合わないと、真っ先に言われそう…これが「癒しの力」だったら「聖女」などと讃えられそうなものなのに、凝り固まったイメージって理不尽だよね。
     そんな人智を超えた能力をもつ箱入り深窓令嬢シルフィーナと、訳アリ王子のアレックスが出会ってしまった本作、これはヒーローヒロイン逆転現象?お姫サマに守られる王子サマがいたって、あ、訂正、王子サマを守るお姫サマがいたっていいじゃない、二人が納得さえしていれば…(笑)

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  9. 評価:5.000 5.0

    はぶあないすでぃ〜♡

     その昔“Have a nice day ”で終わるワンポイント英会話のコーナーがありましたが、まさにヒロイン道子さんのババナイスデーな物語。冒頭、小春がやってきたあたりから、グイグイ引き込まれてしまいました。
     それにしても中間先生、道子さん70歳この雰囲気、令和じゃないよ、昭和だよ。現代の70歳は、Theおばあさんって感じの真後ろ下お団子髪なんてまずしないし、背中だって丸まっていない、まあレンチンおかずはあり得るけれど。活動的かどうかは別として「お迎えを待つだけ」なんて、全然まだ考えていないだろな。ただこのくらい枯れた設定のほうが、小春と歩み始めるその後とのギャップも大きくなって、絶対面白そう(笑)
     孫とはじめる70歳からの青春?60歳で還暦、1からやり直しなんだから、70歳なんてまだまだ鼻垂れ小僧、仕事だって恋だって、結婚だって?十分射程圏です。ヴィクトリアンスタイルがよく似合う(コルセットは要らない!)フェアリー道子さんの第◯の人生、これから一緒に楽しみまひょか♡

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  10. 評価:5.000 5.0

    前髪はどこえ?(笑)

     気弱令嬢のリリアンが、クズ親戚たちから自分を守るために誕生させた最強悪女のリリアン、同じ体のはずなのに、性格はもとより行動、表情、髪型が一瞬で違っちゃうのは何故?!?面白いのは、特に髪型。表のリリアンは前髪ぱっつんなのに、裏のリリアンは前髪とサイドを後ろに流したアップスタイル。読者に見えないところで、一生懸命ヘアスプレーかけて、前髪固めているのかしらんと要らぬ想像をしています(笑)
     転生でも逆行でも回帰でもなく、二重人格。強いていうなら憑依に近い現象だけれど、それでもかなり現実味がある。財産も何もかも奪われてしまっている状況ながら、知恵と度胸武器に裏リリアン、これから一つ一つ復讐の階段を上り詰めていくのでしょう。
     気になるのは、表リリアンよりも裏リリアンのほうが、かなり魅力的に見えること。裏リリアンの言葉を借りるなら、リリアンの体を借りるのは復讐を終えるまでらしいけれど、そこから先は?二つの人格の融合、どちらか人格の消滅、全く新しい人格の誕生等いろいろ考えられるものの、どう頑張っても体は一つ。復讐の顛末以上に、二人のリリアンの行く末が気になって仕方がない意欲作です。

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