Mayayaさんの投稿一覧

投稿
1,488
いいね獲得
17,258
評価5 40% 589
評価4 35% 515
評価3 20% 304
評価2 4% 58
評価1 1% 22
1 - 10件目/全860件
  1. 評価:2.000 2.0

    NEW
    玉石混交の「石」のほう

     作家さんがRIDIとあったので、期待して読み始めたのですが、画の線が粗く、暴力的な描写もそれなりにあり、何よりも設定の説明不足感が否めず、あっちこっちと迷走状態。おまけに、登場人物名が韓流カタカナなので、日本人あるあるの記憶に残りにくいケースで…玉石混交の「石」のほうの作品でした。(←意見には、個人差があります)
    「社長が犬なんてありえない!」とありますが、それを言ったら、猫なんてありえない!鹿なんてありえない!ミーアキャットなんてありえない!って感じで、ありとあらゆる「獣人」が登場してきます。社長の犬、珍しくないよ。むしろ「平凡」だよ。動物図鑑とまではいかなくても、ちょっとした動物園並みには種類が豊富。さすがに、シロナガスクジラやカモノハシの獣人は、登場しませんでしたが…。
     風呂敷を、変則的に広げたところまでは良かったものの、たたみ方を忘れてしまった…そんな印象の作品です。ptにゆとりがあったら、そのたたみ忘れの様子を、お確かめくださりませ。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    NEW
    ツッコミどころはあっても…!

    ネタバレ レビューを表示する

     単に、自分の人生を逆行してやり直すのではなく、異なる時代(未来)、異なる国(日本)、異なる人物(葵)を経験し、最新の医療技術を身に付けて、また元の「自分」に転生するとは…。葵の人生って、何だったの?エリーゼの踏み台か?とも思ったけれども、転生・召喚されて、いきなりチートな力を発揮するよりは、まあ筋が通っているのかもしれない。
     それにしても、エリーゼが、現代医学の知識と技術でもって、感染を防いだり、疫病を抑えたりするところまでは、共感できた。でも、外科的手術は…?150年前の設備・道具で、そんだけの手術に耐え得る麻酔管理ができたとも思えず、高度な術式?常識で考えたら、絶対無理。あとは、リンデンたち皇族が使う「魔法」の力でも、借りた?な〜んて、ツッコミを入れるのも、野暮かぁ(笑)
     それでも、やっぱりこの話、面白い。女性の社会進出を、エリーゼを通じて小気味よく描いているあたり、予定調和と思いつつも、痛快に感じる自分がいます。
     最終話を「葵」でまとめているところをみると、これは転生・回帰モノというよりは、パラレルワールドでの出来事だったのかな?ツッコミどころは多々あっても、イケメン美女パラダイスの本作、やっぱり星5で、オススメです!

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    NEW
    「清麗」と書いて「すみれ」と読む

    「俺の器を浴槽とするなら、清麗のは“海”…」
    無限とも言える程の神通力を持つ清麗の、本当の力を見抜けず、「あひるの子」呼ばわりした白鳥父…ほんっと人を見る目がない💢そんなボケ父に盲愛されてきた、弟火雅理の出来は問題外としても、このネグレクト父、本当に「八咫烏」の精鋭だったの?実は清麗は、本当の子じゃなかった!と言われても、信じちゃうほどの、酷い扱いです。
     それにしても、表紙が黒髪の美少女風で、名が「清麗ーすみれ」で、「ツガイ」だから、てっきり女の子だと思っていたら、はい、ごめんなさい、男の子でした〜ぁ💦この「ツガイ」も、どちらかというと、「八咫烏」での任務上のバディ的存在?即BLと思い込んだ自分に、喝を入れてやりたい。
     ただ、清麗を「ツガイ」として大切にしようとする累を見ていると、単なるバディ以上のものを期待する自分がいることも、また事実。この二人の関係は、この先「ツガイ」として数多の作戦を遂行していく中で、また変化していくのでしょう。
     さあ、清麗、初陣の準備は整った!(というか、整えさせられたー笑)累と二人で、無双の神通力を見せてくれい!

    • 7
  4. 評価:4.000 4.0

    男は黙って…

     その昔、「男は黙って、◯⚪︎◯◯ビール」ってCMがあったけれど、ヒーロージークは、まさにそのタイプ。口数少ないヒーローベスト5に入ろうかという勢いの、寡黙で堅物なヒーローです。これで、20代半ばっていうのだから、一体どういう子供時代を送ってきたのでしょう…そのうち、頭ん中覗いてみたいかも?
     このジークという男、守備力のみで無双するだけあって、女子に対しても全然チャラくなく、完全に紳士。だから、女子たちが、ほっとかないよね?かくして出来上がったのが、少年・青年漫画ジャンルでよく見られる、タイプの異なる女子たちによるジークファンクラブ!?本人は、老成し過ぎて、その存在に全く気付いていませんが…
     ジーク以外の若い男の登場人物たちも、情けない。出てくる男出てくる男、敵か、闇堕ちするか、乗っ取られるかの、どれかの末路…これじゃあ、ジークがモテまくるのも無理はない。
     なんかトラブルの度に、親衛隊が増えているようなんですけれど、気のせいか…ジークが、門番として無双なのは理解できたとして、このお話、結末はどうなることやら…(笑)

    • 1
  5. 評価:1.000 1.0

    これでヒーロー!?

     ヒーローって、弱きを助け強きを挫く正義の人!が大前提だと思うんだけれど、この南宮世家の弟公子素輝は、とんでもない奴💢
     家出して、世間にもまれて?少しは大人の対応ができるようになったと、感心したのも束の間、実は兄の素凛の前でだけ猫を被って、実際はやりたい放題、とんだ悪童です。特に、気に入らない人物を、さらっと切り捨てる姿には、唖然!あまりにも簡単に、そして笑いながら相手の命を奪う様は、まさに悪鬼そのものだわ。
     まあ、出てくる人物、出てくる人物、パッとしないことといったら…特に男子の質の低さは、目も当てられない。鳴物入りで華々しく登場するのに、結局ほぼ全員、腹黒かったり、陰湿だったりで、素輝に叩きのめされる…その、後味のよくないことといったら、他に例を見ないほど。唯一まともな登場人物に見えているのは、素輝の異母兄素凛だけれど、それさえも、怪しい雲行き…よもやしょーもない小モノに成り下がったりしないよね?
     少年漫画ジャンルなのに、少年たちに読ませたいとは思えないこの作品、一体何を目指しているんだろ?で、星1で十分かと。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    本当にわんこかな?(笑)

     微妙女子&年下男子のむずキュンな関係を描かせたら、天下一品!年下カレシをもつのも悪くないと思わせてくれる、丹沢ユウ先生の年下わんこモノです。
     いくら格安リノベ物件とはいっても、31歳でマンション購入、すごいよね、夏海。(ちょっとケチはついたけど…笑)それだけ、行動力、決断力があるのに、片恋相手の昴へは、具体的にモーションをかけなかったんかーい、10年間も!(まあ、関係壊したくないわなぁ…)そして、周くん、ホントに手違いですかぁ?手違いだよねぇ、でもさ…ってことで、周の心のうちが、とっても気になります。
     さて、周は本当に大型わんこ?それとも、わんこの皮を被ったオオカミ?もう恋なんかしないと決めていた、赤ずきん夏海ちゃん、どうかご用心!(笑)

    • 4
  7. 評価:4.000 4.0

    こんな結末、誰が予想した?

     まず、タイトルが意味深。「悪女」とは誰を指すのか、誰が誰を屠るというのか、幾通りにでも解釈できそうな、そんな腹黒なタイトル、且つ、想像の斜め上を行くストーリー展開。エンディングに至っては、賛否両論、個人的にはメリーバッドエンドに寄せていると思うのだが、ハッピーエンドとする向きもあるし、それぞれの価値観に任されるということか。
     そもそも、ヒロインエリスの、前世に対する執着が凄まじい。確かに、この手の主人公たちは、今までの生活を根こそぎ奪われ、新しい世界で新しい人生を、別人としてやり直しなさいと言われて、はい、そうですかと、あまりにも簡単に順応してきた。でも、エリスのように、因果律を戻すために、誰かの命を奪って、自分の生を終えなくてはならないとしたら…彼女にとって、どの道が最善だったのか、いまだに判断つきかねる。
     エリスに他人が憑依?転移?したことによって、他の登場人物の心情、行動も変化し、元のシナリオも微妙に変化していく…だったらエリスは、この世界で幸せを求めても、よかったのではないか。生きるために、命を終えるというのは、究極の矛盾。こんな結末、誰が予想した?

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    リーズの誠意が物語を救う?!

     転生ではなく、召喚でもなく、勿論逆行のはずもなく、寝落ちした後に、乙女ゲームの中に入ったのは、転移っていうの?ヒロイン、いとも簡単に「リーズ」として生きることに順応してしまったけれど、「美佳子」は、それでよかったのかね?元の世界に全く未練がないあたりが、ちょっと不思議でした。まあ、大好きなゲームの世界だったから、「美佳子」も満足していたのかも。
     だから、「悪役」クロードを守ると決めてからの彼女の、強いこと、向こう見ずなこと、逞しいこと…聖女の力も、魔力も、その他チートなスキルを全く持ち合わせていないのに、ゲームの記憶と「使用人魂」だけで、周囲の人々を幸せに導いていく様子は、かなりスッキリ展開です。こりゃ、愛と承認欲求に飢えていたクロードが、心を鷲掴みにされても不思議じゃないわな〜。
     可愛めの画のためか、クロードは成長しても、リーズの見た目が全く変わらないラッキー設定。おそらく年の差は8歳以上、身分差は果てしなく…にも関わらず、6歳の頃からリーズを想い続け、決して彼女を諦めないクロードの一途さは、絶対推せます。
     リーズによって、周囲を恨まない選択をしていくクロード…もし「美佳子」が、「クロードルート」に挑戦していたとしても、このようなクロードを見られたのでしょうか。開始当初の彼と、最終5話分の彼を見比べながら、いろいろ妄想してみるのも、楽しい作品です。

    • 4
  9. 評価:5.000 5.0

    悪役令嬢(な妻)です!←自称(笑)

     なぜ「悪役妻」ではなく、「悪役令嬢な妻」なんだろう…と思いきや、読み始めて、すぐに分かりました。だってバーティア、全っ然変わっていないんだもの…(笑)本当に人妻っ?ってくらい、通常運転。もう、安心安全の夫婦漫才です。
     セシル殿下が、がっちりホールドしているので、さすがに二人の仲を邪魔する世間知らずは、出てこなそう。そのかわり、バーティアの盟友リソーナに、バッドエンドの危機が…。それを回避すべく立ち上がったのが、我らがバーティアってことで、名付けて「悪役令嬢身代わり大作戦」…リソーナの代わりに、バーティアが悪役令嬢の役割を果たすっ!?はい、ここでタイトル回収、確かに「自称悪役令嬢な妻」ですわ。
     ここから先、バーティアによる善意の大暴走と、それを緩〜くコントロールする腹黒セシル様のあれやこれやを見られると思うと、楽しみでなりません。夫婦としての甘々なシーンを、期待しないといったら嘘になりますが、やっぱりこの二人のわちゃわちゃ感は、最高です!セシル様の愛に溢れた「バーティア観察記録」、超絶おすすめです。

    • 15
  10. 評価:5.000 5.0

    発想転換のバリアフリー物語

    人は皆、何かがない子である。
    人は皆、誰かの適切な導きが、必要である。
    人は皆、見方を変えてくれる一言が、大切である。
    人は皆、発想することのできる生き物である。
    人は皆、勇者の子孫である。
    人は皆、「英雄の傷跡」である。

    これは、人は皆、何かをもたないで生まれてきてしまうけれど、その何かを補おうと、工夫し、努力し、認め合うことによって、自分の人生の主人公になれるんだということを、魔術師クノンの姿を借りて、伝えてくれる物語である。(と、自分は思っている)

    • 2

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています