Mayayaさんの投稿一覧

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  1. 評価:3.000 3.0

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    契約婚と記憶喪失が二人三脚でやってきた

     由多いり先生&宇佐木先生とくれば、「次期社長に再会したら〜」それじゃ、ヒーロー清臣氏、いずれ京ちゃんのように、ヒロインにだけは甘々になるのかな〜と、それはそれで期待してしまいます。
     記憶喪失のふり…漫画界では使い尽くされたネタで、一時的にふりはできても、日常的にそれを貫こうとしたら、整合性がおかしくなることは目に見えていて、それ以上に、脳神経科を馬鹿にすんなよと。時代もの、若しくは、異世界転生ものでもない限り、医学が進んだこの現代においては、悪手以外の何ものでもないと思うよ、紗綾。
     それでも、この怪しい「記憶喪失」に乗ってきた清臣氏。とにかく1年間は契約婚を続けなくてはならない一身上の理由が、本当に差し迫っているからなのか、それとも…。種明かしが、そう遠くないことを願います。
     それにしても、ジェンダーレスとか、働き方とか、婚姻関係の多様性とか、これだけ「個人の自由」がもてはやされる時代にも関わらず、契約婚やら記憶喪失に頼らなければならない設定って…

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

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    拗らせ両片想いということでお願いします

     正統派イケメン美女量産の秋月綾先生と、愛しき拗らせ男子を描かせればピカイチのあさぎ千代春先生との強力タッグ、ありそでなかったこの組み合わせ、もう読む前から?期待大です。
    訳あって、半年前に結婚した芽衣子と13歳歳上の尊…うん、年の差訳あり婚あるある。
    芽衣子は、尊のことがずっと好きだった…うん、幼馴染初恋あるある。
    尊の「…終わりにしたい」発言…うん、離婚あるある?ってー、ちょっと待ったぁー!芽衣子、尊氏、「離婚したい」って言った?
    「俺はもう我慢の限界なんだ」「こんな結婚生活、いつまでも続けられない」「…終わりにしたい」これら断片的な言葉から察せられる、本当の意味は…?拗らせ両片想いの匂いを感じ取っているのは、自分だけでしょうか。
     いい大人なんだから、ひと言、たったひと言、本音で話し合っていれば…とも思うのですが、本当に好きな相手とは、モラトリアムを置いてでも一緒にいたいと思うのも、また大人。二人の「大人」の拗れっぷりを、大いに楽しみたいと思います。

    • 6
  3. 評価:5.000 5.0

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    この「初恋」は、合格!

     ホストが彼氏…職業に貴賎はないという綺麗事を掲げたとしても、多分、自分は割り切れない。司のように、アフターなしの俺様路線(それで、No.1というのだから、どんだけ〜!)と分かっていても、もやもやして、最後には、自分を取るか、仕事を取るか、迫ってしまうような気がする。だから、ホストとガチ恋愛の作品の場合は、眉に唾して読んでしまうけれど、うん、この「初恋」は、合格!
     まず、司の「5歳頃からの初恋」に信憑性。高校時代に「再会」という、刷り直しの過程もあるので、ヒーロー司が、ヒロイン千鶴のことを想い続けていたという設定に、全然無理がない。
     そして、千鶴の生き方のブレのなさ。自分の目で見て、信じたことを基準に行動する…これって、なかなかできることじゃない。親の教育って訳でもなさそうだから、千鶴が生まれ持った、生来の気質?こんなヒロインだからこそ、周囲の雑音にも屈せず、「本物」に触れてこなかった人々を魅了し、ホストである司を司自身として受け入れても、何ら違和感ないんだろうな。
     ずっと兄弟の面倒を見てきた千鶴が、杓子定規で愛想がなかったとか、「水商売」と近所に引かれていた司の父が、大企業の経営者然としているとか、幾つか釈然としない点はあるものの、司と千鶴の強い想いの前では、些細なこと。売れっ子ホストと市役所管理職という組み合わせがあっても、もはや不思議でも何でもない…そんな応援したくなる二人の物語、まだまだ続きが気になります。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

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    回帰というより並行世界?

     冒頭、いきなりアレックが戦死?はあ?アレクサンドラは、大陸統一に貢献する人物だから、本編1でビアンカが回帰して、あれやこれや頑張ったんじゃなかったの?アルノー公爵家が没落?アレックがアルノー公爵夫人!?じゃ、ビアンカやザカリーは???もう、頭グジャグジャです。
     少ない情報を繋ぎ合わせたところによると、アレックはコルシカ伯爵の息子と結婚して、アルノー公爵夫人となったようですが、舅にあたるこのコルシカ伯爵が、実はアレックと本作のヒーロー?語り手?のシリルを陥れた張本人。命を奪われたシリルは回帰して、騎士に憧れるアレックの背中を押し、一方、コルシカ伯爵への復讐を誓います。本人、結構ヘタレなんだけどね…(笑)
     シリルが戻った時間は、回帰前から10年ほど遡ったあたりで、まだアルノー公爵家は健在です。ヴァンサンを筆頭に、それなりに年齢を重ねた懐かしい面々が顔を揃え、嬉しい限り。ここから、公爵家の凋落が始まるなんて、考えたくもありません。
     シリルが回帰したのは、自らの願いを叶えるためでしたが、もしかしたら、ビアンカ同様、誤った方向に進んだ歴史を正すために、神の意思が働いているのかも…それは、いずれ明らかになると思います。
     本編1が、イボンヌ目線のビアンカの生涯を描いたものだとすれば、こちらは、シリル目線でアレクサンドラを描いたものか…W主演というところでしょうか。「忘れられない詩」とは何ぞや?期待は高まるばかりです。
     ところで、このままでは、同じ時空に、年齢の異なるシリルが、同時に存在する様相。とすれば、これは、回帰というよりも、並行世界の物語?答え合わせが、楽しみです。

    • 25
  5. 評価:3.000 3.0

    NEW
    「待つ」だけの時代は終わりを告げる

     高度経済成長期…澄子、あと30年、いえ、20年後に生まれていれば、良かったのに…。その頃には、戦前新興財閥なんぞもすっかり消え失せ、家や家族の顔色を伺うことも少なくなり、何より女性の社会進出が、大幅に進んでいたはず。でも、昭和30〜40年代は、まだ家長が家の実権を握っていた頃だから、一見横暴に見える父親のやりようも、あながち珍しいものではなかったし、ヒロイン澄子が卑屈に見えるのも、致し方ない。むしろ義姉ハナが、時代を先取りしていて、すごいよね。女給から、成り上がっていこうとする、寄生虫魂に脱帽。憎ったらしいけれど、このお話になくてはならない必要悪。
     旧華族でもないのに、10代前半の澄子に、雄一郎との縁談が持ち上がったことは、やや不自然。同時に、澄子が心の縁にするほど仲の良かった家族が、破談を理由に、財閥凋落の責任を澄子一人に擦りつけるというのも、かなり違和感。今後、澄子が本当の強さを身に付けるためには、必要だった?
     これから、家と家、財閥と財閥との駆け引きに巻き込まれ、試練の日々を迎える二人。でも、私たちは知っている。女性が「待つ」だけの時代は、いずれ終わりを告げると…。二人の恋の行方と、ヒロイン澄子の成長、見守る価値ありです。

    • 0
  6. 評価:2.000 2.0

    勘違いで始まった恋の行方は、迷走中

    勘違いで始まった恋の行方…
    バイト先の店長が、優を綺麗な男の子だと思って採用した「勘違い」
    辰巳が、優を男の子だと思って、偽装恋人契約した「勘違い」
    優が、幼い頃の辰巳を、女の子だと信じていた「勘違い」
    辰巳が、幼い頃の優を、男の子だと信じていた「勘違い」
    優の友達の女装男子など、他にも「勘違い」があるけれど、重要なターニングポイントにおける「勘違い」は、多分このあたり?
     それにしても、分かりにくい。偶然を装って、辰巳が全部仕掛けているようにも見えるし、そこに彼の女性恐怖症も絡んで、ん?結局、今、どーなってるの?と、思わせられることの多い作品です。
     それでも、ヒロインがもっと輝いていれば、まだ応援のしようがあった。なのに、ヒロイン優、口で勇ましいことを言っている割には、ブレブレで流されっぱなし。残念でイタい男の子にしか、見えてこない。この子のどこに、ヒロインの資質があるのかなと思うけれど、おそらく、美少年風美少女設定の補正パワーが、ハンパないのでしょう。この作品、BLウケも狙った上での、迷走作ということで…。

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  7. 評価:4.000 4.0

    大人の大人による、大人の食べ物のお話

     毎回、非常に魅力的なお土産品や差し入れ品とともに、大人な男女の大人な進展を描いていく、大人の食べ物の物語。編集者の英恵と売れっ子作家兼松文太郎との、何とも不思議な空気感のお話です。そこに「美味しゅうモノ」が、いい感じにぶっ込まれきて、存在感を示すものだから、ついつい検索を始めてしまう現代人の単純さ。兼松はるこ先生の術中に、完全にハマってしまいました(笑)
     英恵と文太郎の「落ち着き先」については、賛否両論があるようですが、事実婚、週末婚、遠距離婚、別居婚、リモート婚、同性婚、偽装婚…何でもありの多様性の時代だから、二人が出したカタチも十分想定の範囲内。家の事情が、仕事の事情が、性別の事情が、年齢の事情が、距離の事情が…なんてことを理由に恋人たちが別れる時代は、既に終わりを迎えつつあるようです。
     仕事で日本中を巡り歩く中年リーマンが、自分の勘を信じて入ったお店で、美味そうにメシを食らうあの有名なTVドラマ…(元は漫画笑)、あんな空気感で、このお話、映像化できないかな。いい感じのショートドラマになりそうです。

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  8. 評価:3.000 3.0

    聖人候補は逞しい…

     滅私奉公の精神で鍛え上げた実践力と、家政学首席卒業の知識と実力を引っ提げて、6歳の女の子に転生した小幡初子ことメイロード、さあ、楽しいやり直し自己中人生の始まりです。たくさんの命を救ったという理由で、聖人候補!?命を落としてからでないと、聖人って認められないなんて、全然つまらない!転生を選んだ「おばちゃん」、あなたの選択は、多分正しい。
     ヒロインメイロード、「利己的」で「ワガママ」だそうだけれど、自分のやりたいことに突っ走るのが「利己的」ならば、確かにメイはそのとおりの女の子。自己主張はもちろんのこと、計算もするし、駆け引きはお手のもので、異世界を逞しく、自分流に生きていきます。
     作画担当は「31番目のお妃様」の七輝翼先生で、マイペースヒロインを描かせたら天下一品。今作のヒロインちゃっかりメイロードも、七輝先生の画のおかげで、いよいよ好き勝手に大暴れしています。
     さて、メイはこのままこの世界で頂点を極めるのか、それとも、聖人となる道を選ぶのか…答えは、分かりきっている気もしますが、しばらくの間、彼女の第二の人生を見守っていきましょう。

    • 0
  9. 評価:2.000 2.0

    謎設定が多過ぎる!(笑)

     勝手に、「謎設定もの」と呼んでいるんだけれど、主人公たちの名前は日本人なのに、とても日本が舞台とは考えられないような設定・展開のお話ってあるよね。このお話も、そのうちの一つ。(意見には個人差があります)
    ・直接会わない期間のリミットが迫ると、昏睡状態に陥り、死に至る病
    ・ヒロイン美樹が、天才琵琶奏者(アイテムに琵琶を選んだ理由を知りたい…)
    ・貧乏学生の美樹が、芸能事務所を立ち上げ社長に就任、二足の草鞋!?
    ・ヒーロー藤井航大によく似た、藤井家周辺の男たちがわらわら…
    ・その他大勢の、思い込み逆恨みモブキャラたち
    そのうち、美樹に術が施されていたことが分かったり、美樹の命を救う世界的にも珍しい血液型の人間探しターンに入ったりと、目まぐるしい展開。初期設定、大丈夫だったのかなと心配になります。
     とはいえ、一番気になったのは、美樹の弟たちを精神病扱いにしていたこと。多分、病気ではないと思います。そこも含めて、謎設定が多過ぎるっ!

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  10. 評価:2.000 2.0

    意外とポンコツ…

     ヒロインのななしは、霊媒華として、特別らしいし、ヒーローの黒狼さまは、北の地の魂を刈る霊物。その配下の紅鳥と黄鳥だって、人間を超えた力を持っている。では、ここから天地無双の快進撃が始まるのかと思いきや、どうもスッキリしない展開…この主要登場人物たち、意外とポンコツです。
     メインストーリーは、ななしが霊媒として、様々な霊と向き合う話。死や霊を「穢れ」と捉えているのか、霊媒のななしに対する周囲の人々の反応は、「触らぬ神に祟りなし」…必要だけれども、関わりたくないというような…それだけでもモヤるのに、時には騙し討ちも辞さないという霊との闘いは、なかなかにハード、本当にそれでいいのかーと思ってしまう流れも、多々あります。
     万能っぽい設定の黒狼さまも、「霊が視えない」というスランプ?のせいで、今一つ決まらない…紅鳥なんぞ、人間に捕まってやんの!(笑)人間界と神界との狭間の存在が、人間と悪霊に振り回されて、あたふたしている印象です。
     画は、絵本の挿し絵みたいに色鮮やかだけれど、その分、表情が固いあたり、好みが分かれそう…。ななしと黒狼さまの「寿命」の違いも大きいし、このお話、ハピエンに向かえているのかな?

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