Mayayaさんの投稿一覧

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評価3 20% 304
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評価1 1% 22
11 - 20件目/全862件
  1. 評価:5.000 5.0

    悪役令嬢(な妻)です!←自称(笑)

     なぜ「悪役妻」ではなく、「悪役令嬢な妻」なんだろう…と思いきや、読み始めて、すぐに分かりました。だってバーティア、全っ然変わっていないんだもの…(笑)本当に人妻っ?ってくらい、通常運転。もう、安心安全の夫婦漫才です。
     セシル殿下が、がっちりホールドしているので、さすがに二人の仲を邪魔する世間知らずは、出てこなそう。そのかわり、バーティアの盟友リソーナに、バッドエンドの危機が…。それを回避すべく立ち上がったのが、我らがバーティアってことで、名付けて「悪役令嬢身代わり大作戦」…リソーナの代わりに、バーティアが悪役令嬢の役割を果たすっ!?はい、ここでタイトル回収、確かに「自称悪役令嬢な妻」ですわ。
     ここから先、バーティアによる善意の大暴走と、それを緩〜くコントロールする腹黒セシル様のあれやこれやを見られると思うと、楽しみでなりません。夫婦としての甘々なシーンを、期待しないといったら嘘になりますが、やっぱりこの二人のわちゃわちゃ感は、最高です!セシル様の愛に溢れた「バーティア観察記録」、超絶おすすめです。

    • 16
  2. 評価:5.000 5.0

    発想転換のバリアフリー物語

    人は皆、何かがない子である。
    人は皆、誰かの適切な導きが、必要である。
    人は皆、見方を変えてくれる一言が、大切である。
    人は皆、発想することのできる生き物である。
    人は皆、勇者の子孫である。
    人は皆、「英雄の傷跡」である。

    これは、人は皆、何かをもたないで生まれてきてしまうけれど、その何かを補おうと、工夫し、努力し、認め合うことによって、自分の人生の主人公になれるんだということを、魔術師クノンの姿を借りて、伝えてくれる物語である。(と、自分は思っている)

    • 2
  3. 評価:5.000 5.0

    和菓子が結ぶ、無表情プリンスの恋

     Carawey先生の画によるコミカライズ、頑張り屋ヒロインは、誠実でお茶目で魅力的、そして、定番の切長流し目ヒーローは、もちろんクール系イケメン。いつもながら、眼福です!
     それにしても、堅物御曹司という設定は多々あれど、本作の智暁氏ほど、無表情で、塩対応で、融通が利かないようにに見えるヒーローも、珍しいかもしれません。だから、ヒロイン優季から見ての第一印象も、最低最悪…身代わりで一目惚れして〜なんて、ご都合主義じゃない流れが、かえって手応えを感じます。
     表情豊かで、はっきり物申す優季に対して、顔色一つ変えず、ひたすら押しの一手で、アプローチを続ける智暁…一体、何がそこまで彼を駆り立てるのか、今後の展開が楽しみです。そして、ふとしたときに見せる、彼の切ない表情…その心のうちも気になります。
     和菓子が結ぶ恋…堅物御曹司の一方通行Love が、優季に届く届くことを信じて、星5です。

    • 3
  4. 評価:1.000 1.0

    こりゃ、ダメだ…

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     どうして表紙の画と中身って、こうも違うのだろう…243話中、223話も無料だから、ラッキー♡って思って読み始めたけれど、こりゃダメだ、7か月間も耐えられそうにありません。
     一番の原因は、登場人物に魅力を感じないこと。特に、ヒロインの希衣。さすが三流女優!性格も、ルックスも、見事に三流、あるいはそれ以下。まるで、一度ぐしゃっと潰した後、慌てて引き伸ばした峰◯二子みたい…アニメではなく、漫画のほうですよ?
     ヒーロー瑛斗も、また然り。画かストーリーか、どちらかでも魅力を感じられたら、よかったんだけれど、今回は難しかった…。無料分223話を、頑張って読み切ったら、また違うレビューを書けたのかな?

    • 1
  5. 評価:4.000 4.0

    もう悪役令嬢とわ、いわせない…!

    「悪役令嬢」が、結局は物語のヒロインとなっている作品、今では数多くあるけれど、一体悪役令嬢って何?令嬢じゃなくたって悪役はいるし、ヒロインが良い子なら仲良くなりたいし、全ての王子様がイケメンとは限らない。そもそも、元の物語の「悪役」が、確固たる意思をもって、善なる行動を取り始めた時点で、それはもう「悪役」とは言わないのでは?視点が変われば、立場も変わる、自分の人生では、自分が主人公なのですよ(← by M.S)。これは、そんな「悪役令嬢」たちが自我をもち、自分が主人公の物語の中で、幸せを掴み取ろうと努力した結果生まれた、全く新しい物語。
     そんな全話ハッピーエンドのスカッとエピソードが、今どき珍しい?1話52pt、これは買いでしょ!個人的には、リリアナとダリオが、最後徹底的に王太子側をやっつける、「悪役令嬢の恋」がオススメです。だって、ましろ先生の画だもん♡

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    名前覚えろよ💢って、思っていたけれど…

     初めて「シンデレラ」の物語に触れたときは、単純にハッピーエンドに憧れた。少し小慣れた頃には、「顔だけかよ」と、思い始めた。王宮等に関する知識がついてくると、「元低位貴族もしくは平民と、王子様の結婚?それ、設定上無理っしょ」と、揚げ足取りをする始末…。自分の「成長」に伴って、自分内でのシンデレラ物語の意味付けは、随分と変わってきたようです。
     こちらの「シンデレラ」も、そんな新解釈に基づくお話の一つ。まさか、正ヒロインのシンデレラが、こんなはちきん娘だったなんて…(笑)義姉のアデリーナのほうが、よっぽど「元祖シンデレラ」のイメージに近いかも?「王子」の謎も、この解釈なら納得。初めから運命の女性ありきで、そんな相手を探していたのなら、エラの魅了の虜になってもおかしくなかったよね、アレクシス?
     仕方なくアデリーナと結婚した彼が、彼女の名前を延々と間違え続けるお約束、その度にツッコミを入れたくなる落ちネタなど、毎話小気味良いテンポで物語は進みます。けれども、そんな楽しい名前ボケツッコミの陰に、実は、あんな切ない事情が隠されていたとは…原作者先生に、最大限の拍手です!
     さて、雨降って地固まる?一難去ってまた一難?アデリーナ、スローライフを満喫できるのは、もう少し先のことのようだよ?(笑)

    • 2
  7. 評価:4.000 4.0

    前半もだキュン、けれども後半は…

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     ああ、やっぱりこうなっちゃった…一城咲ルイ先生に、またもしてやられました、前半キュンキュン、後半サスペンスという、上げて⤴️下げる⤵️ストーリー展開…。「10歳下の幼なじみに求婚されています」を読んでいたので、薄々覚悟はしていたものの、想定以上の粘着度、サイコパス気質揃い踏みです。
     前半は、ヒロイン優とヒーロー晃の、じれじれ、キュンキュン、もだもだが続きますが、それはそれでいーんです!そこが魅力ですから…。好みからいくと、そのままいい感じに着地してくれたら、星5。ただ、今作は、早い時点で「あ、この子、厄介ちゃんだ」を匂わせているので、多少、心の準備はできます。
     そして、優と晃の仲を邪魔する厄介者が、もう一人。目的のためには、手段を選ばない登場人物が、二人もいるって…(いや、考えようによっては、晃もその範疇かも?)。ここが、一城咲先生の真骨頂?!方向違いの執念に囚われた人間の恐ろしさを、まざまざと見せつけられます。
     さて、押し寄せる悪意と妄執を振り払い、二人(優と晃のほうだよ〜)は、幸せな日々を迎えられるのか…もう少し我慢が必要なようです。

    • 0
  8. 評価:2.000 2.0

    アメコミ風というか、劇画ちっくというか…

    「ウェアウルフ」は、ダミアンやサイラス、「その香り」は、おそらく亡きジュリアの匂いのことを指しているのでしょうが、何故かしらシングルマザーのオリビアから、その香りが漂ってくると…。
     つかみの設定は、なかなかイイ感じ。けれども登場人物に、The 西洋!ていう感じの平均的な名前が多すぎて、差別化を図りにくい。その上、画の線が雑な印象で、ちょっと残念な雰囲気に…ヒロインオリビアが、かなり疲れたオバさんに見えてしまうのは、ご愛嬌。
     ヒーローダミアン、ウェアウルフの一族ってことらしいけれど、その「狼」姿、がっしりし過ぎて、どちらかというと「熊」!あれ?オオカミって、もっとシュッとしていなかったっけ?ニホンオオカミが、とうの昔に絶滅しているから、本物のオオカミ、あんまり見たことないもんな。
     ここまで書いて、気が付いた。ああ、自分、この作品の画のタイプ、あまり好みじゃないんだろうな。アメコミ風というか劇画ちっくというか…。疲れたオバさんに見えてしまうオリビア、ダミアンに愛されて、いつか美しいシンママと写る日が、やってくるのかしらん?

    • 2
  9. 評価:5.000 5.0

    トゥロバンチャ発竹取&若草物語

     求婚してきた貴公子たちに、それぞれ課題を与えた輝夜姫。結局、誰も彼女の課題をクリアできず、輝夜姫は全ての求婚を断って、月に還ってしまいます。じゃ、残された貴公子たちは…?これは、原作がバッドエンドを迎えることを憂えた輝夜姫こと、「正ヒロイン」レベッカ=マッキオーネが書き換えた、新たな輝夜姫の物語なのかもしれません。ただし、設定は、「若草物語」に置き換わったようですが?!
     ところで、このお話、主要キャラともいえるメンバーが、実に多い!新ヒロイン?は、ベルキオ家の末娘リリアナですが、彼女の3人の姉たち+そのパートナーたちのキャラの、立っていること、立っていること…誰一人として、モブ感がありません。そして、田舎で隠遁生活を送っているはずの、リリアナの実兄アンドレア…姉妹を見捨てた感がありますが、この物語を構成する上で、実は彼の存在が、とても重要な鍵となっているような気がします。
     原作の主人公‘sと3人の姉たちが、次々と結婚し、なぜかしら義兄3人たちは、リリアナの愛情を奪い合うなど、一見とっ散らかったように見えるこの流れ…けれども、その根底には、「リリアナの命を守る」という共通の願いがありました。コメディーテイストながら、実は、結構シリアスな所以です。
    「愛する家族とおいしいものを 一生一緒に食べること」…果たして、リリアナの願いは叶うのでしょうか。竹取物語テイストの若草物語、謎解きと答え合わせが楽しみな星5作品です。

    • 26
  10. 評価:5.000 5.0

    その瞳に映すのは…

     雇用機会均等法、ジェンダーレスと、一見、性差の関係なく活躍できる社会になりつつあるものの、男性が本気で暴力を振るおうとしたならば、その体格差、体力差から、女性が抵抗できる可能性は、かなり少ないのではないだろうか。
     この物語のヒロインメルティアも、そんな被害者の一人。どんなに気高い精神を備えていても、それを発揮できる環境に恵まれず、さらに自尊心をへし折られては、人は輝けない。男を前にすると、目を開けられないというのは、自分の尊厳を守ろうとする、せめてもの彼女の防衛手段。トラウマというひと言で、片付けたくはない。同時に、モラルと法律に守られている現代社会は、感じている以上に、実は生き易い世界なのかもしれない。
     ヒーローのアルトルは、メルティアの印象とは異なり、とても紳士的。ここからも、自分たちに都合のよいように情報を操作してきた王国の悪意を感じる。一見、ただの政略結婚のように見えるアルトルとメルティアだが、彼女の意思を尊重し、大切に扱うアルトルの行動から、どうもそれだけではなさそう…溺愛の種火が見え隠れ?
     視線を合わせなくてもよいときは、アルトルに慣れてきたメルティア。相手の気持ちに寄り添って、信頼を積み重ねようとするアルトルの姿勢が素晴らしい。メルティア、あなたの世界にも、その瞳に映す価値のある男性は、たくさんいるはずだよ。アルトルも、きっとその一人。これから、二人の距離がどんどん近付くことを期待して、星5決定!

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