Mayayaさんの投稿一覧

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作品レビュー
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11 - 20件目/全591件

  1. 評価:3.000 3.0

    イケメンが大渋滞、でも

     多分これは、仙界のお話…だから、年をとらない…っつーか、一番良い時で、刻が止まる?!弟子の凌宵は、子どもの時分から成長して、イケメン男子になったのに、師匠の遅仙人雲清は、そのまんま…あれ?元はトリさんだから、人間としての見かけの年齢は、自由自在かな?でも、凌宵自身も魔族出身だし…まあ、このくらい把握しておけば、多分あとはどうでもいい。
     だってこのお話、登場人物がみんな、一度では覚えられないような漢字の名前で(それも、字、兄、師が、くっつき放題!)、みんな同じようなロン毛で、みんな同じようなファッションで、そんでもって、み〜んな判で押したようなイケメン!そして、みんな腹に一物あったり、みんな寝返ったりするもんだから、雲清じゃなくとも、誰も信じられなくなる。凌宵でさえも、いろいろ企んでくるからさー。
     だからこのお話は、不治の病?に罹った「ヒロイン」雲清が、「ヒーロー」凌宵に「病気を治すために、俺と関係(霊修)をもとうぜ」と、愛を囁かれているのに、「嫌よイヤイヤ」と断り続けている多分ソフトBL…この解釈で、合ってます?イケメンが大渋滞、でも、読み解くのに一苦労という印象が強いわな〜。

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  2. 評価:3.000 3.0

    恋もあるけど謎解きほどは…

     法医としての知識や技術を活かすから、転生ものにする必要があったことは分かる。車椅子にしたのは、クリスティーのミス・マープル風を狙ってのこと?ヒロインの言卿が証拠をもとに推理し、ヒーローの時霆が機動力を活かして犯人を追い詰めるところは、ホームズとワトソンみたい。そして、ちょっぴり猟奇的な雰囲気をもたせているのは、江戸川乱歩や横溝正史あたりを意識してのことか…あ、この作品、日本のものではないから、関係ないかも。
     ざっくり言うと、ずば抜けた法医学の知識でもって、事件解決にあたる女学生言卿(江戸川コナン+科捜研の女)と、周囲から何だかんだ言われても、言卿を尊重し続ける時霆との、恋といえない恋物語?架空の国の架空の時代だから、許される設定だよね。異母姉を筆頭とするモブ女子たちの、相も変わらぬ陰湿ないじめには、辟易させられるけれど…。
     様々な名作の中から、いいとこどりをして出来上がっている本作。しばらくの間は、花より団子で「謎解き」を楽しめそうです。

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  3. 評価:5.000 5.0

    今度こそ、愛?!

     この手の華流時代劇に接するときは、一定度以上の根性が必要。登場人物の顔や髪型が、似たくさいものになりがちです、見分けるの大変だし、日本の常用漢字にないような文字が濫発されていて、読めねーし💢だし…でも、一番戸惑うのは、同一人物なのに、いくつもの呼び名で表記されること…これ、中国モノに詳しくない日本人には、お手上げだね〜💦
     例えば、ヒロインの喬昭。転生後の名前は黎昭なんだけれど、黎三と名乗ったり、昭昭と呼ばれたりしている。字とか生まれ順とか身分とかで、いろいろ変わるみたいで、いったいどーしてくれるんだって感じです。
     つまりはこの手のお話、よほどのマニアでない限り、難しい名前と人間関係を真面目に覚えようとするのではなく、うっすらの認識する…例えばヒロインは「昭」、ヒーローは「邵」の漢字で区別するとか…たまたま?どちらも「しょう」読みなんだけどね。そういう、「うっすら読み」を推奨します。
     ところで、この物語のキモは、ただ一つ!前世と同じ時代、別人物に転生したヒロインが、真実の愛を手に入れられるか?!これに、限るでしょう(個人的に)。お互いのことを十分には理解し合わないうちに、死に別れてしまった夫婦の、やり直し物語です(個人的に)。喬昭の死にまつわる陰謀を解き明かすワクワクと同時に、二人の距離感が縮まるワクワクを楽しみながら、今度こそ愛!を期待したいと思います。

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  4. 評価:3.000 3.0

    主人公たちの年齢設定、どーなっとるん?

     漫画のトンデモ設定には寛容なつもりですが、それにも線引きがありまして、辻褄が合わなかったりすると、とことん気になるタイプです。
     第1の疑問…サラとリュドヴィックは、6年前に婚約したそうだけれど、君たちいったい何歳だったんだい?現時点でサラが学園卒業だから、多分10代後半くらい…?ということは、遅くとも10代前半には婚約したんだよね?その当時、ほぼ同年代の平民リュドヴィックに、男爵家につけ入るだけの財産があったとは到底思えない。音信不通の6年の間に、財産と地位を築いて、「やっと」卒業の日に迎えに来たという体だから、「6年前の婚約」設定には、大分無理があるのでは?
     第2の疑問…サラの背中の傷に違和感。割れた瓶が刺さったのなら、刺し傷的な傷痕が残るはずだよね。けれども、実際は一つ一つの傷が長めで、まるで切り傷痕。引きつれを描くのは、難しかった?
     第3の疑問…そもそも、借金背負っているサラ側からの婚約破棄は、貴族社会では、まず考えられない…ていうか、提案するほうが変!何年かかっても、働いて返します!が通用するなら、金貸しはいらないよ。
     多分、この程度の違和感は、本筋とはあまり関係ないんだろうな。さて、この?なお話、ここからどう不時着させるのか、ある意味楽しみです。

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  5. 評価:5.000 5.0

    絶不調にもほどがある(笑)

     絶不調ということで、いつも機嫌が良くないとか、絶望的に運がないとか、そういうイメージをもって読み始めましたが、アララ本当の意味で絶不調!(笑)。ニネイナ、せっかく物語のヒロインに据えられたのに、そりゃないよねぇ…。でも、彼女の必死さが笑えて、そして勇気を貰えるんです。
     このお話、とにかく不思議不思議が複雑に絡まって、1話でも読み飛ばすと、ここはどこ?ワタシハダレ?の世界に突き落とされるかもしれません。前公爵のタルシーが、息子のルベニオと孫のニネイナの命を、何故執拗に狙うのかは、途中で明らかにされますが、それ以外にも、不思議はいっぱい!謎に満ちたガイシャの正体、ニネイナの魂に刻まれた秘密、ガイシャとニネイナの繋がり、本来ヒロインであったはずのメイアの運命etc…これ、本当に回収できるんですよね?
     でも、一番の気がかりは、やっぱりニネイナの生存。ガイシャや聖遺物の力を借りながら、一時的に元気にはなるものの、根本的に治ったわけではない。そして、自らの死を願っていたガイシャの心は、ニネイナと接することで、生きる力を取り戻せるのか…体が壊れているニネイナと心が壊れているガイシャの、二人の再生物語、ちょっと面倒くさいけれど、やっぱり星5です。

    • 6
  6. 評価:4.000 4.0

    実力派中堅神官はツラいよ

     電子漫画の流行は、転生悪役令嬢モノから、獣貴公子モノへとシフトチェンジ?って思いたくなるくらい、最近マイフェアレディ逆バージョン(女性が男性を育て直す)が増えています。その中でも、本作は一番獣性が強く、手がつけられない感⤴️って印象。
     特別に選ばれた子どもたちを、「呪術」によって無敵の戦闘部隊に仕立て、戦いに勝利したまではよかったけれど、その後始末を押し付けられた体の神官ディアリン。その強力な神聖力と鋼のメンタルで、数々の障害を乗り越えながら、英雄ケレスを「人」に近付けていきます。お約束ですが、ヒロインにヒーローが、どんどん懐いていく様子がいい!普段は狂犬のケレスが、ディアリンの前でだけ垂れ耳大型犬風になるのがいい!この手のお話の醍醐味ですわな〜♡
     ディアリンの立場は、「男はつらいよ」ならぬ、実力派中堅神官はツラいよってところでしょうか。設定は重めながら、脳内ディアリンの登場頻度が高く、ギャグ要素ぶっ込みの遊び心増し増しなので、結構笑いながら読めます。世の中の不条理をうまく受け流しながら、わんこのケレスと幸せになってほしいかな〜と願う今日この頃…あれ?神官って、結婚できたっけ???

    • 29
  7. 評価:1.000 1.0

    セレブ感ある?

     職業に貴賤はないというけれど、ヒロイン結実の仕事がゴシップ記者…う〜ん、共感できないなぁ。他人の私生活を暴いて、それでお天道様に胸を張って生きていけるの?そんなヒロインが、たまたま?ラッキー7で、手書き数字のショボいくじで選ばれて、シンデレラガールになったという設定自体が、死んでれら。怪しい公的カジノも相まって、たとえ漫画の世界でも、現実感がなさ過ぎです。
     現実感もないけれど、もっとないのがセレブ感。まあまあ、マウントとりたがるのはお育ちが良すぎるからだとしても、リムジン用意すれば、皆セレブ?ドレスアップしたのなら、ヘアアレンジもそれなりに!で、結美の変身も、周りが驚くほどではなかった。多分、作画さんの画風、このテーマに合っていないと思う。何よりもカラーののせ方が、ぺったり昔のセル画タイプで、セレブって感じを出すには、向いていないんじゃないかな。
     このお話は「皐月編」だそうだけれど、この調子で「悠月編」とか、その他お友達編とかが出る予定?だとしたら、次回作には、もうほんの少しの現実感と、名前負けしないようなセレブ感を期待します。

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  8. 評価:4.000 4.0

    全ては襄のてのひら転がしで…

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     初っ端からトンデモ設定!兄を生かすために、妹に心臓移植を提案する親がいるかって、どこの国のお話?と思いましたが、まあ、第1話限定の単なるプロローグ、深掘りする必要はなさそうです。
     タイトルは、かなり思わせぶりですが、
    ワケアリ兄妹←ゲンとショウ、戸籍上は兄妹ですが、実は全く血が繋がっていない赤の他人。
    禁断愛←戸籍さえ新しく作り直せば、問題なし。禁断でもなんでもない。
    疫病神令嬢←占いによると、本当の疫病神はゲンの本当の妹で、ショウと取り違えられたミョウ。むしろヒロインのショウは、虞家に幸福をもたらす福の神!
    小悪魔←これはホント。味方にはとことん誠実に、敵には容赦なく策を巡らす影の実力者?!特に、ゲンに対しては妖艶小悪魔…ゲンよ、よく耐えた…(笑)
     という具合に、ヒロインにとってかなり美味しい展開。天運とともに、頭の良さ、(ずる)賢さも兼ね備えているので、ほぼショウの手の内で物事が進んでいきます。似たような顔の女性たちがたくさん登場しますが、ほぼ壊滅、腹黒ミョウは最後まで粘ったんだけどねー。
     前半は、地位固めとお家再興が話の中心でしたが、後半は、いちゃいちゃイチャイチャで、まあ禁断愛っちゃあ禁断愛。それでも、最後はゲンとショウ、ゲンキ(ショウの実兄)とたまちゃん、そして、心を入れ替えたシウまでも幸せになったみたいだから、このお話、最後まで読んでみてもよいかもしれませんよ。

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  9. 評価:4.000 4.0

    紺子よ、イタすぎるぞ…

    「陳列棚に並んだこともない干物」←希少性爆上がり間違いなしの一点レアもの候補
    「マンモ挟めないわたしの胸」←将来的な型崩れの心配がなく、肩凝りの原因にもなりにくい
     紺子のこの自己肯定感の低さは、なんなんでしょう…一生懸命頑張っている割には、周囲に認められず、微妙にイタい女性をヒロインに据えた、白石さよ先生の意識改革生き直し物語です。
     あの赤門を有する最難関国立大卒の学歴をもつ、高身長なスレンダー美人とくれば、うん、確かに高嶺の花。多分、ちょっとは遠巻きにしたくなる。でも、人柄や親しみやすさ、そして、仕事の仕方で、相手の接し方は変わってくるよ。柔軟性、機動性に乏しい今の紺子の下では、正直モチベーション下がりそう(笑)
     でもこれ、紺子の育ち方を知れば、仕方がないとも思う。人の心の機微を学ぶ時間を与えられず、自己有用感も育てられず、ただ「正答」を証明することのみ求められた紺子の子ども時代…にも関わらず、これだけ感情豊かな(脳内限定ですが)女性に成長できたのは、やはり紺子自身の資質が優れているからじゃないかな。
     さあ、紺子よ、遅すぎた感はあるけれど、まだまだ手遅れではない!昨日の敵は今日の友(恋人?)、怜ニだって力を貸してくれる?!(多分)。たくさんの「人」に揉まれて、今こそイイ女に育ち直しだ!!

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  10. 評価:5.000 5.0

    考えようによっては、新作です!

    「幼なじみはなぜか不機嫌」全6話のロングバージョン版だろうな…程度の軽い気持ちで読み始めたら、よい意味で裏切られました。考えようによっては、これ、新作です!
     途中までの基本の流れは、だいたい同じ。でも、元カノの場面で気付くべきだった…「不機嫌」とは、顔も髪型も全く違う女の子じゃん!!そのあたりから、前作にはないエピソードが、どんどんぶっ込まれてきて、想いを確かめ合う頃は、かなり異なるシチュエーションに…。もちろん、二人を巡るライバル男女の顔ぶれも、豊富になっておりますがなー。そして、これはこれで面白い!
     今のままの流れだと、あーすけ先生、二人が結婚して子どもができるまでも描いてくださりそう。でも、小さな神社に長年納められ続けた保の絵馬の話、好きだったんだよね。ぜひどこかで、あのエピソードに戻ってくださることを、かたく信じております。
    「不機嫌」のほうは、ほぼ早紀目線で、不機嫌だったのは保。その点、こちらは保目線と早紀目線が程よくミックスされており、「かわいすぎて我慢できない」のは、いったい誰なのやら…。主人公たちの揺れる気持ちを、よりリアルに表現した幼なじみシリーズ「新作」、紛れもなく星5です。

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