Mayayaさんの投稿一覧

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21 - 30件目/全1,070件
  1. 評価:3.000 3.0

    原作の光源氏どおりだったら、ヤダな…

    「源氏物語」…平安絵巻創作物語として読む分には、興味深いけれど、推しとしての光源氏はあり得ない。顔が良いのを傘に着て、いつまでもぐだぐだ甘ったれてんじゃないよって思ってしまった、その昔。その後、いろいろと背景を理解し、考察を重ねても、やっぱり彼に対する見方は変わらず、このクズ男。だから、いっくらイケメンに描かれていても、漫画のヒーローには不似合いだと思っています。
     なのに小糸さよ先生、彼を漫画のヒーローに据え置いた。そしてヒロインは、中身が転生者風間はなの葵の上!?え?紫の上じゃないの?!
     でも、考えようによっては、このお話イケるかも。どうも原典らしい「プリンス!光くん」は、完結予定。そして、葵の上が登場しているあたりの光くん、それなりに花々を飛び回ってはいるけれど、まだまだ可愛いレベル。はなよ、今なら稀代のクズ男に堕ちる前に、彼を真っ当な男に育てるチャンスがあるかもよ?ここで上手いこと原作改変、見事ハピエンにもっていくというオチは如何でしょう…
     一つ気になるとすれば、京都弁の光源氏…これ、「プリンス!光くん」の設定だったんかね?(笑)

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    晴れのち嵐、に溺愛れて

     もし「推し」が、すぐ目の前にいたら…う〜ん、想像しただけで、普段とは違う自分がいる気がする。
    「推し」として存在するのだったら、推していることを全力でアピールするだろう。そして、近い空間で、同じ空気を吸えたことに感謝しながら、その後の推し活の励みとするだろう。
     でも「一般人の上司」として、目の前にいたら…おっ、かなり恐ろしい。何が恐ろしいかって、自分が造ってきた「神聖な」イメージと、実際の本人が異なっていたらどうしようという恐れ。幻滅したくないという不安。本人には、はた迷惑なことだよね。
     だから「推しの日下部さん」と、仕事や私生活を共にすることになったヒロインせなの混乱ぶりは、当然の反応だと思うし、一人のファンとして、良識ある大人の女性として、よくやり抜いたと思う。そして、そのせいで繰り広げられた爽やかジレジレ純愛路線も、また尊き哉と…
     ただ、そこは女性漫画ジャンル、青天の霹靂とまではいかなくても、「晴れのち嵐」くらいのラストは準備してくれていました。日下部朝光氏、決して植物系爽やか聖人君子というだけではなかったのね〜(笑)

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  3. 評価:3.000 3.0

    設定がぶっ飛んでる…!

    「天輝く金烏の剣!」のひと言で、大変身!?能力主義の設定が多い異世界転生ファンタジーの中でも、魔力の有無で、生後すぐに廃嫡、両親とも離れて生活というこのお話のトンデモ設定には、ドン引きしてしまいました。まあ、本物のお貴族様とかやんごとなき身分の方々なら、案外不思議でもなかった?それでも、呪文?掛け声?気合い?一つで、スーパーガールに変身してしまう「日アサ」設定よりは、まだまだ普通でしたね。このお話、どうやら異世界転生空想科学活劇ファンタジー・魔法少女ジャンルだったようです(笑)
     ピンチでヒロインエトワが、無双の魔法少女に変身する以外は、よくある公爵家&王家のお家騒動物語。エトワの生家シルフィール公爵家の後継問題も気になりますが、やはり今一番気になるのは、ヴィルゼルド王家の行く末。登場時はモブと思われていたアルセルぽっちゃり王子が、物語を左右する重要なキーマンになるとは思ってもみませんでした。でも、彼なら魔族との軋轢も、魔力至上主義の偏った思想も、いろいろバランスをとって解決してくれそう…がんばれアルセル!
     …って、ヒロインはエトワだった…

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  4. 評価:4.000 4.0

    「狼領主のお嬢様」を越えてゆけ!

     高貴な身分だったヒロインが、本人の意思とは預かり知らぬところで陰謀に巻き込まれ、ヒーローの手によって命を奪われる…その後、同時代の別人の体に憑依・転生し、悔い改めながら生活していたところ、成長したヒーローと「別人として」出会い、魂同士が惹かれ合い…って流れのお話のよう。はっきり言って、大好きなジャンルです!既に「狼領主のお嬢様」という超名作が、先行作品として存在していますが、ですが…(笑)
     初っ端から、豚っ鼻異母姉イライザの脳内お花畑ぶりには笑った。ルーシーの健気さを引き立てるための役どころなのでしょうが、これじゃ伯爵令嬢という身分以外は、なぁ〜んにももっていないじゃん。ルーシーとディルハイドを再び引き合わせる、重要な仕事を担ってくれてありがとう的な?(笑)
     先述どおり、ヒロインが健気な「二度目」の物語は、大好きなジャンルです(復讐モノはアカンけど)。この作品が、「狼領主のお嬢様」全82話とは、また異なる感動を与えてくれることを期待して、しばらく読む進めてみようと思います。

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  5. 評価:1.000 1.0

    分からん…⤵️

     大量の無料分、レビュー高評価ということで、期待して読み始めましたが、何?この内容…人はあっさり死ぬし、出てくるモブは大抵クズだし、ヒーローヒロトは生きているんだか、死んでいるんだか…とにかく、読んでいて心がささくれ立ってきます。
     ゲーム内で死んでも、復活の呪文を唱える?リセットする?で、何度もやり直しできるってことに、慣れすぎている?戦えば戦うほど、HPや経験値が上がる?「魔王アプリ」だけあって、この作品自体が、巷で受けているゲームの内容を劇画化している?いろいろ、よう分からんことばかり。まあ、簡単に人が死ぬわ死ぬわで「命を軽く扱い過ぎる」ということだけは、確かかな。
     後半、ヒロトが強くなってくると面白くなる説がありますが、ごめん、そこまで待てなかった…。馬が合うか合わないか、肌に馴染むか馴染まないかでいけば、自分、この作品とは相性がよくないようです。それでも、最後の最後で「全てアプリ内の仮想空間での出来事でした、誰も死んでましぇ〜ん」ってなったら、笑っちゃうだろうな。

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  6. 評価:4.000 4.0

    ニナとヨーランで、よくね?

     ヒーローエルランドのために、中位貴族ルースト家令嬢リリアとして魔力異常症の治療にあたるヒロインニナ。順当にいけば、実は本当に魔力が強く、エルランドを助けていたのはニナだと分かり、幾多の障害を越えて二人が幸せになって…が王道で、もちろんストーリーもその流れなのですが、本当にいいのか、それで〜って気持ちです、ここまでは…
     理由その1…エルランドがさりげなく魔力至上主義っつーか、能力の低い者を悪く見る傾向にありそう、そこがアウト。初対面でのニナに対する評価が、そのよい例。魔力の強さがステイタスという価値観の下、教育されてきた王族なので、そこは仕方がないのでしょう。でも、多様化を推奨する社会で育った読者からすれば、ヒーローとしての資質はいかがなものかと…
     理由その2…サブキャラの隣国第七王子ヨーランが、出来杉くん!イケメンで人当たりが良いことはもちろん、ニナの変化に敏感で、思いやりがある。自分自身弱い立場で、人知れず悩むことも多いからかな?第七王子という微妙な立場も、「平民」のニナにはちょうどいい(笑)
     以上の理由から、ニナとくっつくのはヨーランくんで!というルート、今からでもダメかしらん?ここから挽回するとしたら、エルランドが相当頑張るか、ヨーランが闇堕ちするか…???元々の予定どおり、男に頼らず治癒師として自立する道もあるよね。さて、どーするニナ?

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  7. 評価:3.000 3.0

    みんな自己中!?

     よくある巻き込まれシンデレラものです。政略結婚というからには、「家」の損得が大いに関わっているでしょうに、勝手に従姉妹に代理を押し付けられるもの?そもそも、婚約披露パーティーなのに、事情を知る人が出席していないって、いくらなんでも不自然。
     まあ、理華も自己中だけれども、ヒーローの隼人もある意味自己中。ヒロイン渚に一目惚れしたからって、これも否応なしに婚約者すげ替える?ヒロイン渚の気持ちは置いといて?イケメンハイスペック、何をしても許されるのかって感じです。自己中二人に振り回されるヒロイン渚サン、お疲れ様です。
     でも、これが全て渚を手に入れるための隼人の策略で、理華がその協力者となってくれば、話は別。付き合う相手ならならよりどりみどり、濡れ手で粟の海運王御曹司が、一度は婚約を了承しておきながら、たまたま出会った代理女性に一目惚れ!?そーんな美味い話、そうそう転がってはいませんぜ。
     さて、まずあり得なーい一目惚れシンデレラストーリーか、緻密に計算し尽くされた溺愛ストーリーか、高田ちさき先生、いざ尋常に勝負です!(笑)

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  8. 評価:5.000 5.0

    あ〜勘違い…(笑)

     巻読みが導入されてから、初めて「よい!」と思えました。この作品、各巻頭に「無料試し読み」がついているので、保有ptの関係で全話購入できなくても、気になったところを効率的に購入できるという、今までにはないメリットが…。な〜るほど、これなら巻読み、アリです!
     それにしても、この手のお話の「姉妹」って、とても仲がよいか、どっちかがどーしよーもない腹黒か、大体半々…いや、高慢ちき腹黒パターンのほうが多いか…。残念ながら、本作のヒロイン姉ヒルダも、魔術至上主義教育の犠牲者?意地悪で、性悪で、腹黒で、世界の中心に自分がいないと気が済まなくて、何でもかんでも欲しがりちゃんで、全体像を俯瞰できないお馬鹿脇役決定のようです。ヒーローノアが、あんたのことを好きだって?豚に蹴られて、一昨日来やがれっつーのっ!💢ノアは元々テティスを望んでいたのだから、まあるく収まるはずだったのに、このほら吹き姉のせいで、ややこしや〜…二人の勘違いーすれ違いが、ひたすらじれったいです。
     かくなる上は、早く誤解が解け、タイトルどおりテティスが国一番の結界魔術師になって、高慢ちき姉とバカ親どもをぎゃふんといわせ、幸せ溺愛コースに到達することを、強く強くご祈念申し上げます(笑)

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  9. 評価:2.000 2.0

    復讐ありき、闇堕ち寸前のダークヒーロー

     うーん、ヒーローが仲間の裏切りにあって、別人に転生して(しかも、その体の持ち主は最弱設定)、1周目のスキルを上回って無双して、裏切った元仲間たちをギッタギタにやっつけていく…というパターンの、なんと多いことか…。この手の作品が求められるのは、世の中の一般的な青少年、実生活で虐げられすぎて、よっぽど鬱憤が溜まっているからか?と、多少不安を覚えてしまいます。
     残念なのは、1周目は「魔物から世界を守る」「皆を守る」という崇高な使命感をもって戦っていた美里恭一郎が、淺井京介に転生してからは、完全に復讐の鬼と化してしまっていること。だから、イケメンにも関わらず、時々とても悪い顔になってしまうのが、ホント残念です。闇落ち寸前のダークヒーロー的な?
     裏切り者の「五芒聖」に復讐し終えた後、京介には何が残るのでしょうか。単に5人を追い詰めて、ちゃんちゃん!とはならず、希望の見える展開となることを祈っています。

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  10. 評価:4.000 4.0

    笑う門には福来る

     灰被りならぬ、コーヒー被り?ブラック企業で苦労して、会社が倒産して失業して、おまけに同棲していた彼氏にお金を持ち逃げされて…この世の不幸が一度に押し寄せてきたような身の上であっても、しっかり立ち上がって前を向く…それが、本作のヒロイン朝田凛の矜持です。
     うじうじしていないで、さっさと職安に行って、仕事を決めてくる…その潔さも、気持ちいい。清掃アルバイトだって、エッセンシャルワーカー、大事な仕事。真摯に取り組む凛に「笑う門には福来る」溺愛婚という特別ボーナスがあったって、誰も文句は言いますまい。
     凛と史彦は、お互いに歩み寄ることを大切にしているし、史彦の両親が二人の結婚に反対している様子はないし、物語の序盤は順風満帆で、このまま丸く収まれば、絵に描いたようなシンデレラストーリー。でも、そうは問屋が卸さないんだろうな…
     史彦が結婚を急いだ理由…本当に、両親の期待に応えるためだけ?二人の間にあるものが、愛情に変わる可能性は?「笑う門には福来る」笑顔でチャンスを引き寄せた朝田凛の、地に足がついた活躍っぷりを、これからも大いに堪能したいと思います。

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