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番認定なんぼのもんじゃい?
「番認定」なるものの概念が、よく分からないんだけれども、巷で言われていることに照らし合わせてみるならば、出会った、或いは触れ合った瞬間に、ビビッとくるもんぢゃないの?それを、たかが髪色とベール程度で見抜けないとわ、番認定なんぼのもんじゃい!と、序盤の感想…。一途に思い続けてきた割には、そしてその後の溺愛っぷりと比較しても、整合性がとれていないよ、アンドレアさま。
それでも、侍女のミリアが王女の身代わりとして、王室黙認で輿入れしてくる環境としては、このくらいの緩さが必要なのかも…。細かいことはあまり気にしないで、ベイビー聖獣の可愛さに癒されつつ、アンドレアさまの豹変っぷりを楽しめば、よいのかもしれません。
コンスタンシア様命の鈍チン侍女ミリアと、彼女を振り向かせたい不器用王子アンドレアの恋の駆け引き?これから、肩肘張らず読んでいけそうです。それにしても、アンドレア父のジェフリルド王、なかなかの策士でんな〜。
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冷酷な獣人王子に身代わりで嫁いだら、番(つがい)として溺愛されました