Mayayaさんの投稿一覧

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評価1 2% 24
21 - 30件目/全912件
  1. 評価:3.000 3.0

    日本の弁護士そんなに脳みそ軽くないでしょ

     同僚弁護士で恋人の陵也が、しごできの奈央に引け目を感じて、結果、不誠実な行動をとることは理解できる。それ以前に、まあ、男として三流だけど。ヒロイン、男を見る目、ないわ…
     でも、事務所中が、乃亜の「いじめられたましたぁ〜」を、手放しで信じちゃってるって、どゆこと?!乃亜のプロパガンダが、よほど巧妙で、高度な手法をとってたってこと?それとも、奈央の当たりが、実は本当に普段キツめだったってこと?それにしたって、弁護士軍団&そのサポート職員なんだから、自分に有利に事を運ぼうとする無茶振りクライアントとの駆け引きは、お手のもののはず。にもかかわらず、これだけコロッと騙されちゃうんだから、この弁護士事務所、潰れるのも時間の問題だな(意見には個人差があります)
     奈央も奈央だ。凹んでないで、今こそ、弁護士としての腕の見せどころでしょ!💢こんなんにやられているようじゃ、腕利き弁護士も、眉唾ものです。でも、こうでもならなけりゃ、年下軽めチャラ男風白斗とのロマンスは、成り立たない?
     どうか日本の弁護士が、あまり馬鹿にされないような展開になることを、願っています。

    • 4
  2. 評価:4.000 4.0

    一途過ぎて、報われなさ過ぎて、切ない…

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     たくさんのヒロインを見てきましたが、本作のヒロインティナほど、ヒロインなのに扱いが酷いお妃さま、多分、他にはいないと思う。
     まず、妾腹ということで家族に虐げられ、自国の使用人にも八つ当たりされ、結婚相手のキースには見向きもされず、勿論嫁ぎ先の家臣・使用人たちからは、搾取され…
     でも、一番酷いのは、国を守るための交換条件として、敵国の王妃となった後に、彼女の身に起こった残酷な出来事。全て愛するキースを守るため、ティナ自身が選んだことではあるものの、王妃としての、そして女性としての尊厳など、どこにも残されていなかった…
     幼い頃のたった一つの初恋の思い出だけで、ここまで自分を犠牲にできるものだろうか。逆に、そんな思い出一つに縋るしかないほど、ティナの人生は空っぽだったのかもしれない。
     救いは、彼女が、あれほど酷い目に遭いながらも、自ら命を断つことはせず、生き抜いたこと。そして、愛を手に入れたこと。それは、ティナ自身の心が、本当に強いものだったからこそ、辿り着けた結果と思いたい。誰よりも力をもたなかった女性が、実は、誰よりも強かったという、真の聖女の物語。

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    手に入れたいものは?

     タイトルにある「あなた」と「私」は、一体誰を指すのでしょう…小人物ダニエルが、今更ヒロインキーサを手に入れたがったとしても、それをストーリーの中心に据えることは、まずあり得ない。まあ、普通にキーサ目線で考えるなら、「あなた」は、ヒーローセイオッド、そして「私」は、キーサってことになる。でも、この話、そんなに単純かしらん?
     視点を変えると、「あなた」はキーサ、「私」がセイオッドでも、十分あり得る。そして、もっと斜めに見ると、「あなた」はアルタ姫、「私」がセイオッド、あるいは、その逆も…意味深なタイトルには、いつも振り回されます。
     自分の頭で考えることをしてこなかったヒロインキーサ、詭弁だらけの(元)婚約者ダニエル、家門至上主義の父バンスフェルト伯爵、公爵夫人になるためには手段を選ばないアルタ姫、人の不幸は蜜の味という有象無象のモブたち…一癖も二癖もある登場人物ばかりで、気の休まる暇がありません。ヒーローセイオッドでさえ、見せているとおりの人物と信じてよいのか…
     偽りの愛の果てどころか、偽りの関係ばかりで、読むのに相応のエネルギーを使います。それでも、自尊心をもち始めたキーサに幸あれと願うのは、ご都合主義でしょうか。

    • 36
  4. 評価:5.000 5.0

    年上の女房は金の草鞋を履いてでも…

    「年上の女房は金の草鞋を履いてでも探せ」うん、レイモンドの場合は、自分で探しに行ったのではなく、足元を掬おうとした叔父から、押し付けられただけなんだけどね。
    「山内一豊の妻」いやいや、雪麗の持参金・品?10両なんてもんぢゃありません!
    「棚からぼた餅」醜女の野蛮人…のはずだった元第三皇女サマ、実は自国で暇を持て余していた、美貌の超絶才女だったぁ!というスーパーヒロイン落ち、この展開、面白くないわけがありません。
     雪紫蘭(シュエ・ズーラン)、雪麗(シュエ・リー)、シュリー、セリカ王妃…彼女が名前に拘らないわけは、皇女という生まれ故に、その名前を呼べる人物たちも限られていたから?とにかく、発想が自由で、柔軟で、才能に溢れて、策士で、無敵!サヴァン症候群でもあるまいし、一度見ただけでテーブルマナーや宮廷ダンスを覚えられる?アストラダム王国の言語を、座学でマスターする?あまりにも出来すぎくんで、面白くない説もありますが、イライラせずに読めるストーリー展開、自分としては、大歓迎です。
     夫である国王レイモンド、シュリーからは「小麗(シャオレイ…かわいいレイモンドの意?)」と呼ばれ、手のひら転がしされていますが、少しずつ成長していく姿が頼もしい。ただしこのままだと、シュリーの尻に敷かれた感が強いので、ここからLove 要素アゲアゲで頑張っていただきましょう(笑)

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    何てハードモード!

     転生が複数回なんて、今では全然珍しくもない。そして、その内容といえば、ヒロインが運命(原作)には逆らえず、結局はバッドエンドを迎え続け、今生こそ「今度こそ!」というもの。
     でも、本作のヒロインレベッカは違います。自らの意思で時間を逆行し、愛するイアンを皇太子にするために、悪に手を染め抜いた2度目の生。その「悪さ」が半端なくて、正直、ヒロインを見る目が変わってしまいそう。黒幕デリックの信頼を得るためとはいえ、彼と関係をもつところまでは、ギリありかもしれないけれど、無実の人々を陥れて命を奪ったことは、はっきり言って意味不。大神官の言葉どおり、目的のためなら、周りが見えなくなってしまうタイプなんだね。
     では、大願成就したはずの後の、勝手に回帰させられた3周目、その存在の意味は?もしかしたら、間違いだらけの2周目をやり直すために与えられた、神の慈悲?その割には、レベッカ自身の神聖力は落ち、愛するイアンには2周目の記憶があり、さらにデリックにさえ、あの2周目の記憶がある…何てハードモード!逆行して得られるはずのアドバンテージ、全然ないじゃん!!レベッカ、安心して。3周目の生に救いなんて、望むべくもなさそうだから(笑)
     今までにない「逆行・転生」物語、ストーリーへの期待感は高まります。ただ、人物の頬が痩けて見えるときがあって、そこが好みじゃないこともあるなぁ。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    読めば、読むほどに

     ビートリッチェの体を依代に、神性人として覚醒した「レグリア」と、4人の男の物語…いや、ヒョードルは、かなり影が薄いから、3人か?ヒロインレグリアが、神性人としての自分の在り方に疑問をもった時点で、逆ハーという甘い雰囲気にはならず、結果、「逃げれば、逃げるほどに」という危機的状況です。
     まあ、逃げたくもなるわな…一番のヒーロー候補と思われたラヒクは、暴君サイコ野郎だし、甘えたワンコ系と思われたエファは、実は腹黒ギツネだし、一番純朴そうなヴィカンは、真っ直ぐ過ぎて、ある意味おバカ風味?帯に短し襷に長しとは、よく言ったものだ。
     神性人とか精神接触とか、作者様独特の設定は、何度読み返しても、すんなり理解できるものでもなく、レグリアはただ、個人としての自由や自立を守りたいがために、ラヒクやその他の男たちの下から逃げたいんだろうな…くらいしか想像できません。彼女の逃げ足ポーズは、ちょっと運動神経が悪そうだけど…(笑)
     レグリアが、3人のうちの誰と結ばれるのかが、目下の興味の対象ですが、誰とも結ばれないって未来もあったっていいよね?「逃げれば、逃げるほどに」の後に、どんな言葉が隠されているのでしょう…追い詰められる?執着される?後悔する?愛が生まれる?読めば、読むほどに、男たちの行動が分かんなくなってくるけれど、それでも、答え合わせが楽しみな作品の一つです。

    • 2
  7. 評価:4.000 4.0

    ああ、空回りヒロイン(自称悪役令嬢)…

     推し活ゴリゴリのアラサー中学教師が、伯爵令嬢に転生?転移?しちゃったもんだから、まあ、しつこいわ、しぶといわ、あざといわ…目論見が全て外れても、次なる策を講じ、推しのために命を懸ける?心意気、アリアネルもとい佐藤飛鳥サン、あなたは立派な推し活大魔王です。
     ストーリー自体は、「ヒロイン(本人的には悪役令嬢)」アリアネルのドタバタぶりと、ヒーローアレキサンドライトのシリアスっぷりのギャップが、面白いかもです。アリアの目的は、アレキと「正ヒロイン」マリンとのハッピーエンドですが、原作補正?のせいか、マリンは弟王子のオニキスとどんどんよい感じに。一方、アレキは、アリアのことが気になってたまらないのに、勘違い+行き違い&不治の病のために、素直には気持ちを表せないよう…。うん、まさしく推し(アレキサンドライト)の一途すぎる執着を、私(アリアネル=佐藤飛鳥)はまだ知らない…だね。ああ、アリア、完全に空回り(涙)
     アレキの想いは、アリアに届くのか、そして、彼の命の灯火は…?ハピエンを期待しつつも、なかなか一筋縄ではいきそうもないこの二人(+王子二人と聖女サマ)、しばらくは目を離せそうにありません。
     ところで、教師の仕事って、そんなにブラック?教員志願者が、どんどん減っているのって、こういう無責任な描き方も、その一因となっているような気がするのですが、気にし過ぎかしらん?

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

    アイにはいろんなカタチがある

     王の代替わりのときに、異世界から聖女を召喚し、その聖女への最大の敬意を表す方法として、歴代王と結婚!?何じゃ、そりゃ?勝手に召喚されただけでも、えらい迷惑なのに、その上結婚!?じょーだんぢゃないしっ💢聖女に人権は、ないのかっ💢王様が好みじゃなかったら、どーすんのっ!!
     ただし、ヒロインエデリーンもヒーローユーリも、それを当たり前のように受け入れているから、文化、教育、慣習というものは、恐ろしい…マキウス王国万歳!だよね⤵️
     さて、5歳のアイが、聖女=お嫁ちゃんとして召喚されたユーリ様。まあ、このくらいの年の差なら、光源氏と紫の上のように、十数年も経てば何とかなるはずだけれど、どうもそこまで待てない&アイ自身に事情がある様子…。ここで、エデリーン登場!かくして、「愛情たっぷりな」疑似家族の旅立ちです。
     異性愛、同性愛、友人愛、師弟愛、兄弟愛、親子愛…人の関係の数だけ、愛のカタチも違うはず。マキウスの聖女は、愛されなければ、力を発揮できないそうですが、その愛が「家族愛」だって、いいはずだよね。勝手に召喚って設定は、大っ嫌いだけれど、アイの場合は、むしろそれが人命救助となっている。エデリーン、アイちゃんを全力で愛して、君こそ真の救世主だ!(あ、ユーリも…笑)

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    勘違いどもを、どうしてくれようか…

    ネタバレ レビューを表示する

     高校時代、ちょっと憧れていた先輩と再会して、その後、想い想われの関係に…だけだったら、どんなに胸キュンだったことか…例え、ご都合主義といわれようともです。
     でもこの作品、主人公の環と健介が、徐々にお互いの気持ちを確かめ合っていく過程と並行して、とんでもないお邪魔虫が…それも、2匹も!とくるから、ほぼ全編イライラもやもやです。(意見には個人差があります)
     それにしても、昨今自分の思いどおりにならないと、過激化する輩の何と多いことか…本作も、そんな世相を反映して?ヒロイン環の元カレ正行とヒーロー健介の秘書杏奈による、主人公たちへの付き纏い&嫌がらせには、眉をひそめたくなります。引き際って言葉を、知らんのかね。この二人が、途中脱落することなく、最後までストーリーに絡んでくるあたり、敵役として天晴れ!こやつらを排除する過程で、環と健介の絆も深まっていくから、まあ必要悪なんだろうな…
     でも、やっぱりこの二人のやりようは、しつこくて、陰湿で、自己愛が強すぎて、共感できるところは、一つもなし。片想い&ストーカー気質は、せいぜい石川ひとみの「まちぶせ」か、あみんの「待つわ」程度にしておいてほしいわ(笑)

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  10. 評価:5.000 5.0

    147年の時を越えた夫婦漫才(笑)

    「鳥籠のお姫様」のタイトルから、鳥に姿を変えられた(白鳥とか金糸雀とか、美しく儚いイメージの鳥)美しいお姫様が、黄金の鳥籠に囚われて…な〜んて勝手にイメージを膨らませていたら、はい、鶏!?それも、おそらく白色レグホン?あの、卵を産ませるための?昭和の時代に夜店では、雄ばかり売っていた?ソリア姫にフラれて、呪いをかけた魔法使い殿、相当イヤミなタイプのようです。
     そして、呪いを解くため…というか、国の未来を憂えて荊の道を乗り越えてやってきたクロシア皇帝レノク、普通なら姫に一目惚れしてめでたしめでたしとなるところなのに、相手は白色レグホン、そうそううまくいくはずもない!かくして、147年の時代を越えたプレ夫婦漫才の始まりです。
     とにかくこの二人、あーいえばこーいうで、お互い歩み寄ろうとか共感し合おうとか、そういう色っぽい話は全くなし。これで、Love路線にもっていけるの?という感じですが、これだけ飾らずに、本音を言い合える相手って、そうそういないよね?その事実に、どちらが先に気付くのか、今後の展開が楽しみです。
     聞けば、レノクは真面目に皇帝業に励み過ぎて、いまだDTのもよう…そこも萌えポイント。ソリアに呪いをかけた魔法使いの存在や、147歳の年の差?をどうするのか、まだまだ気になるところはありますが、1話に一度は必ず笑える夫婦漫才、星5でおすすめです。

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