Mayayaさんの投稿一覧

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31 - 40件目/全743件
  1. 評価:4.000 4.0

    まだ完結じゃなかったんだ!

    「考えておきますわ」…交際を申し込んだヒーロールークに対して、ヒロインソフィアがこう答えたところで、お・し・ま・い。アンソロジーコミックの巻頭3話を飾っていた作品ですが、正直「え〜っ?これで終わりぃ!?」と思っていたので、続きがあって、腑に落ちました。まだまだ続くお話だったんですね。
     ざっくり説明すると、完璧すぎる姉ソフィアに嫉妬モリモリの妹ミアが、マインドコントロールできる魔法を使って、次々と姉の婚約者を奪っていたって話…マインドコントロールされちゃうへなちょこ男なんて、犬に喰われろって思うけどね。ミア、結果的にソフィアのために、イイ男を選別してくれたんじゃない?(笑)
     ただ、ここまで姉妹関係が拗れてしまったのは、多分に親の責任が大きいと思う。どの子も「自分が一番愛されている」って感じられるよう、例え幻想でも、親は頑張んなきゃです。
    「北風と太陽」の太陽の如く、ソフィアはミアに寄り添おうとしますが、果たしてその想いは、ミアに届くのでしょうか。そして、ルークとの関係は?今度こそ、すっきり完結を期待しています。

    • 7
  2. 評価:5.000 5.0

    「籠の鳥」は誰のせい?

    「この公爵邸で お前のする事は 何もない」クラウス様、これでは言葉が、足りな過ぎます。この態度のせいで、ナタリアはただ公爵家で飼われているだけの、籠の鳥認定。公爵夫人として必要な教育も、ろくろく受けさせて貰えず、後継を産むだけの存在として、馬鹿兄や使用人から認知されている程度。挙げ句の果てに、自己有用感が育っていないもんだから、「第二夫人」を妄想して、逃げ出そうとする始末…。
     因みに、公爵令嬢のエイダのほうが格上だから、「第二夫人」はあり得ない。子供ができないことを理由に離縁されて、エイダが正式な公爵夫人に収まるというのが定石でしょ。そんなことも分からない程、「大切に」囲われ、判断力を奪われて育ってきたナタリアに、憐れみさえ感じる物語の滑り出しです。
     クラウスなりに、8歳の少女と結婚したことを重く受け止め、大切にしてきたつもりでしょうが、いかんせん口下手+年1帰還では、伝わるものも伝わらない?そこかしこに、ナタリアを想う気持ちが顔を出しているだけに、もどかしくてたまりません。
     ヒロインナタリアには、ここから、もっと強く逞しく成長してもらうことを、そして、ヒーロークラウスには、タイトルどおり十年分の溺愛を期待して、星5です。

    • 4
  3. 評価:3.000 3.0

    顔面崩壊っ?!(笑)

     ゲーム内の悪役令嬢やモブに転生したほうが「ヒロイン」で、正ヒロインが結構なワルで、ヒーローが「ヒロイン」と結ばれる〜という、この頃流行りのお話みたいですが、それにしても、画が雑すぎませんかぁ?「ヒロイン」もヒーローも、腹黒正ヒロインも、コマによって全然人相が違って見えて、引きの画面では特にそれが顕著。
     まあ、「ヒロイン」はモブだから、顔つきがキツいのは想定の範囲内だし、腹黒正ヒロインが、不細工に豹変するのも当然だけれど、推しの隠し攻略ヒーローまでも、顔が崩れてイケメンに見えないのは、何故???
     救いは、「ヒロイン」が、ある程度自分の意思で、リサに転生したようであること。(多分、事故死はしていない…)大抵、有無を言わさず転生させられていることを考えると、「リサ」の思いに応えて、生き抜こうと奮闘する彼女、いっそ清々しいです。自分のための、生き直しでもあるもんね。
     諸々吹っ飛ばしてもいいけれど、自己中腹黒モモちゃんの鼻をへし折るところだけは、見たいかなぁ。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    作者名を明示すべきでは?

     キャラ設定とシチュエーションは様々なれど、起(ヒロインが、どん底に落ちて)ー承(正ヒーローと出会って)ー転(ヒロインの今後を左右する、ちょっとしたイベントがあって)ー結(兎にも角にもハッピーエンド♡)という流れは、基本全て同じ、安全安心の溺愛アンソロジーです。
     ところで、どの作品にも作者名が明示されていないような気がするのですが、電子版だから、タイトルや作者名が書かれた表紙が、割愛されたのかな?電子画面上では、一緒くたに表記されているんですが…。確かに、ほとんどの作者さんが(めちゃコミさんでは)、この作品だけという方が多そうですが、だからこそ作者名は、それぞれ明示されるべき。もしかしたら、新しく「推せる」作家さんと、出会えるよい機会かもしれません。

    • 3
  5. 評価:5.000 5.0

    新・逆関白宣言物語

     な〜るほど、50年間刻が止まっているから、眠り姫ならぬ眠り公爵ね。それも、自由に見せたり消したりできる、腹に突き刺さった短剣持ち?!なかなか重々しい設定のはずなのに、そうも感じられないのは、ヒーローアルノーの軽さと適当さのせいかと…50年前、自らの腹に剣を突き刺した悲壮さは、今のところ全く見当たりません。
     悲惨な身の上は、ヒロインカレンディアも同様で、彼女は、お決まりの酷い養女虐めの被害者。でも、この元侯爵令嬢、アルノーに「自由で逞しい」と言わしめる程のメンタル強女性。そのため、自らの意思で、自分の人生を切り拓こうとしています。
     こんな二人が、運命の導きで結婚、いつまで?「貴方の命を奪う時は 私が死ぬ時」まで!となったのだから、面白くないはずがありません。
     そもそも、至って普通の男の子?アルノーが、50年前どんな「深い喪失感」を味わって、死を選んだのか…「戦争」だけのことではなさそうです。そして、死神の呪いがかかった短剣が、なぜカレンディアだけに視えるのか…たまたま偶然?それとも…カレンディアを喰い物にしていたギース伯爵家へのざまぁ展開と並行して、これからの謎解きと種明かしが、とても楽しみです。
     偶然から始まり、お互いの利害が一致して続けることとなった、年の差50の契約結婚。いつまで?「夫として側にいることが望みとあらば 受け入れよう 君が死ぬその時まで」ということで、新しい逆関白宣言愛情物語、始まります!

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    高潔と執着と

     契約結婚にもいろいろあるけれど、ヒーローとヒロインの心の向かう先が、これほど異なるケースは、なかなか珍しい。それも、二人が高潔であるが故に、である。
     正直、ヒロインのエリザベータを突き動かしているものは、弟アンドレイとの最後の約束。それがなかったのなら、彼女自身は、案外自決を選んだのではないだろうか。彼女の生きる目的は、弟とアルガンの人々の供養を果たすこと。竜人を味方につけ、アルガン再興の足掛かりを掴もうとまでは、考えていなかったはずである。
     ヒーローのレゼットは、必要以上に自らを律し、希望をもつことを自分に許さない半竜半人。そのため、3年前から強くエリーゼに惹かれながらも、心の動きを抑えて事務的に接する姿は、まさに騎士の鑑。でも、据え膳食わぬこういう人って、一度タガが外れたら、溺愛執愛一直線よね。
     エリーゼの企てた偽装妊娠をきっかけに、契約結婚をすることになった二人。「あくまで契約結婚」のはずだが、この結婚、複数の国の存亡や、狂竜・大魔導士の命運などが深く関わってきていて、大スペクタクル契約結婚の予感しかしない。
     二人の物語は、やっと動き出したばかり。何事にも執着していなかったレゼットが、心のままにエリーゼを求め始めたら…エリーゼが、アルガン再興の希望を抱いたら…何より、無事竜人の仔を産むことができるのか…予測不能の国盗り物語、星5でスタートです。

    • 66
  7. 評価:4.000 4.0

    結婚お化けって何なん?!💢

     葵、5年も付き合っていて、彰人の本性見抜けなかったの?女性を「結婚お化け」なんて見下すゲス男だよ?職場に黙っていようって提案したのは、どっちか知らんけれど、大方彰人のほうでしょ?きちんと別れないうちに、他の子に手を出すような最低男、仮に結婚していたとしても、ほぼ絶対浮気するだろうから、事前に別れられて大正解!この先苦しむのは、逆恨みマウント女子の華や、もしかしたら自分で自分の首を絞める結果になる彰人自身?この二人、ざまぁがなくても、転落人生間違いなし。けれども、それでは少々時間がかかり過ぎるってことならば、やっぱりここは、より力のあるヒーロー登場!ざまぁのきっかけつくってもらって、しっかりと葵に頭下げさせていただきましょ?(笑)
     葵は、今んところ新しい恋をするつもりは、全くなさそうだけれど、この先「押しの一手」に絆されてくれなくっちゃ、ストーリーは始まらない。普段はクールで無表情なヒーローだからこそ、重みのある「ずっと好きだった…」って言葉、信じてもいいんじゃないかな。
     ところで、今は若い華だって、5年もすりゃあ、立派な「結婚お化け」適齢期。そのことに気付いているのかな、彰人くん?

    • 1
  8. 評価:3.000 3.0

    上手にとっ散らかっています

     この頃流行りの異世界転生モノの中に、「獣医師」ジャンルが確立しつつありますが、この作品もその一つ。人気の「モフモフ」に最接近するためには、「獣医師」が最適なのかもしれません。
     ヒロインマリアは、養子らしいけれど、珍しく?義父母に虐げられていない設定。愛情不足もどきの我儘お嬢、義妹ローズが面倒くさくて?早々に家から離れようとするなど、前世同様、独立心旺盛な女性です。そんなマリアが、ヒーローアインスのヒョウを見事治療し、経済的自立を目指すはずが…というところから、本当に物語が始まります。
     マリアが、前世の獣医師としての知識を駆使して…は、想定の範囲内ですが、「動物たちと話ができる」設定は、何?その最強チートスキルわ?って感じ。この世界に獣医師という仕事が存在していないというのも、ヒロインにとって、かなり都合の良い流れ。そのくせマリア、字が読めなかったり、ローズや移動の途中で出会ったイケメンジェラードなどの訳アリキャラが、存在感を主張したりして、その設定必要?という、ちょっととっ散らかった印象です。
     平民マリアと王子アインスとの身分格差は、「拾い子ー養子」設定からの力技で、何とかするのかな。いろいろご都合主義が見え隠れしますが、そこは上手に生きていってもらいましょう。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    ミーアが可愛すぎる?!

     長編本編からみて、こういうのって、何ていうの?番外編?外伝?スピンオフ?何だっていいや、本編がしっかりしているから、まず面白くないわけがない。また、「お茶会」が、当初70ptで配信された話もあった中で、こちらの「短編集」は、55ptとかなり良心的。これは、買いしかありません!
     強いてアラ探しをするとすれば、ミーアが可愛すぎる!ってことかな。本編杜乃ミズ先生の作画で、ミーアのイメージをつくった者にとっては、この「短編集」のミーア、麗しすぎるのです。そのため、あくまで「自分本位」の脳内クズミーア、その小狡さ加減が、なかなかに薄まっちゃっているような…
     コミカライズなので、いろいろな作画先生が関わり、それぞれ味わい深い作品になっていることについては、肯定的に捉えています。でも、やっぱりミーアは、もっと小狡く見えるほうが、似合っていると思うんだがなぁ…。

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  10. 評価:5.000 5.0

    痛快、赤毛の魔女降臨!!

     公爵のヘイネルもよい!執事のロマネもよい!でも、一番魅力的なのは、何といってもヒロインリズです。元々頭は良かったものの、ちょっと世間ズレした学究肌。そこにつけ込まれてしまったわけだから、二度目は、そうは問屋が卸さない。伊達メガネを外し、燃えるような美しい赤毛を靡かせ、さあ、リベンジの始まりです。
     逆行ものって、何故に都合よく逆行できたん?と、設定があやふやな場合が多いのですが、本作は「魔宝石」というアイテムを登場させることによって、納得の展開。また、様々な「魔道具」も登場して、ヒロインたちをサポートしてくれるので、???が少なめで楽しめます。リズたちが、魔道具の力を借りながら、裏切り者たちに思い知らせていく様は、まさに痛快!SORAJIMA作品の中でも、かなりスカッと系にシフトされていると思います。
     さて、クズ婚約者ツレッドたちの背後にいる、真の黒幕の正体は、追々分かることとして、今、一番気になるのは、リズよ、貴女は、どっちとくっつくの〜っ?!ってこと。ヘイネルもロマネも捨て難い…愛されている場合じゃないから、よもやよもやのどっちもなし??!残された時間は決して多くはないけれど、必ずお父さんを助け出し、あわよくば、どっちかのイケメンとくっ付いて、超絶ハピエンとなることを期待して、星5です。

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