Mayayaさんの投稿一覧

投稿
1,944
いいね獲得
26,006
評価5 37% 716
評価4 35% 680
評価3 23% 439
評価2 4% 80
評価1 1% 29
31 - 40件目/全1,172件
  1. 評価:5.000 5.0

    リーファの窮鼠猫噛み物語

     人間って、随分自己中な生き物だけれど、それって神様も同じ。いや、ギリシャでも北欧でも日本でも、人間以上に傲慢かつ自分勝手な姿で、神話に描かれていた神サマたち。本作でも、そんな我儘極まりない存在たちが、ヒロインリーファを翻弄します。
     図らずも天帝争いの行方を左右する駒として、天界に送り込まれた前領主の娘リーファ。彼女に神たちを惑わす妖しい術を施すなど、その企みの中心にいる宰相ルイゼーの存在が、非常に怪しい。ただの人間とは思えぬ力をもつこの男、一体何者?膨大な力を思うままに扱える俺様ヒーローレンともども、腹の底が分からない冷酷対抗馬として、この物語の双璧をなしてくれそうです。
     今のところリーファは、奪われたり騙されたりと、苦労の連続。でも、命を投げ出さない、何としてでも生き残ろうと粘る、足掻く、戦う姿は、天晴れとしか言いようがない。この先、傲慢レンや腹黒ルイゼーと互角に渡り合える可能性を、十分に秘めていると思います。
    「たかが人間風情」が、逆に神々を翻弄し、真の愛と復讐を手に入れることができるのか…リーファの窮鼠猫噛み物語、これから大いに期待できそうです。

    • 8
  2. 評価:4.000 4.0

    幸せの尺度

     離れてみて初めて、故郷の良さや家族の有り難みが分かるというのは、よくあること。原作のセレニティが転生前の桃華の記憶を思い出したのか、魂が転生憑依して中身が全く別人になってしまったのかは不明だけれど、「今」のセレニティが生きる喜びに溢れているのは間違いない。そりゃそうだ、結局人間、健康に生きられるほど幸せなことはない。病気になって初めて分かる健康のありがたみってね?
     顔の傷?メイクの仕方で、いくらでも何とかなる。もとより本人が気にしなければ、何てことない。普段、自分には見えないしね?そうなると、セレニティ無双。原作(未来)を既に知っているというアドバンテージと、前世の知識と、闘病で培った忍耐力とを武器に、まさに好き放題!?桃華時代に叶えられなかった夢を全部叶えたとしても、誰も文句は言いますまい(姉ジェシーは分からんが…笑)。
     さて、原作では壁をつくってしまったスティーブンとも、心を割って話し合えるのかな?「健康」というベースがあってこそ、生きることを当たり前に楽しめる…セレニティ(桃華)の生き方を通して、幸せの尺度について考えさせられる良作です。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    舞花よ、騙されるな!

     いやいや舞花さん、正義感が強くて気っ風がいいのは認めるけれど、騙されちゃいけませんぜ。自分が保証人にもなっていないような、そして、父親が勝手につくった借金を、あなたが返す必要は全くないはず。父親が亡くなって、負債として相続したわけでもないんでしょ?怪しい借金取りなんざ、毅然とした態度で追い返せばよかったし、公的に相談にのってくれるシステムだってあるはずよ?
     そういう意味で、どこぞの御曹司の二階堂玲が、そんな基礎的なことを知らなかったとは思えない。舞花、玲にも騙されちょるぞ?
     ただ同じ騙すにしても、借金取りと玲とでは、根本的に意味が違うと思う。借金取りたちは、なんたかた借金を回収するため、そして玲は、意に沿わぬ結婚を完璧に回避するため…ん?本当にそれだけ?
     日給10万円…破格の報酬だとは思いますが、裏を返せば、これだけ出してもいいから舞花と結婚したかったってことだよね、玲サン?これから、二人の気持ちがどのように育まれていくのか、とても楽しみです。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    傾国の侍女!?(笑)

     普通だったら、エディスのような口の立つ令嬢は、煙たがれるんだろうな。でも、そこはカーティス殿下の「運命の種」破れ鍋に綴じ蓋の関係のような?この二人、これから楽しい夫婦漫才が繰り広げられそうです。
     エディスの辛口の「警告」に耳を傾けることが、カーティスの救いとなる…第一王妃リディア様、その占い、本当に?優しくも強かな母王妃の思惑が見え隠れして、手のひらで転がされるカーティスの翻弄ぶりが、これはこれで面白い。
     とはいえ、子爵令嬢と第一王子では、相当な身分違い。これで、カーティスがエディスを妃にでもしようものなら、諍いの種からの〜傾国の美女!いや、侍女でした。エディスは傾国の侍女として、ルーベニア王国を揺るがす存在となるのか、それとも警告の侍女として、カーティスの懐刀となっていくのか…いずれにしても、この二人から目が離せそうにありません!(笑)

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    決してスローでわないし(笑)

    異世界クラフトぐらし←うん、これは間違っていない。
    自由気ままな生産職の←う〜ん、まあ、大体そのとおり。
    ほのぼのスローライフ←いや、これは違うでしょ! このお話、はっきり言って、タイトル詐欺です(笑)
     愛の女神の導きで?「ユメセカイ」に転移してしまった主人公ミヤビ。自由気ままにほのぼのスローライフを送るはずだったのに、周囲の思惑に巻き込まれ?いや、周囲の思惑に乗っかって?無理難題を千切っては投げ、千切っては投げと八面六臂の大活躍!一体、どこがスローライフ?現世界のアラサー社畜時代とあまり変わらないんじゃね?
     それでも、好きなことをして評価され、それが生活の糧にもなっているのだから、ほのぼのスローライフじゃなくてもいいのかなぁ。転移のきっかけが「愛の女神」というところが、ちょっと引っ掛かるけれど…。当初夢見たとおりのほのぼのスローライフに、ミヤビは辿り着けるのか、落としどころが気になります(笑)

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    医学的に整合性がとれるかな?

     捨て子、養子先での不遇な扱い、白血病による余命半年宣告…ヒロイン、どん底からのスタートです。
     けれども、ツッコミどころも多いこの話。これだけ冷遇するなら、実子モニカが生まれた時点でアゼリアとの養子縁組を解消すればよかったし、モニカとマルセルを婚約させたいのなら、アゼリアが養女であることを理由に縁談を断ればよかった。アゼリアを虐げることで、歪んだ満足感を得たかったのかね。にも関わらず、専属侍女を雇えるくらいのお小遣いはあげているという、不思議な矛盾。
     マルセルもマルセルだ。望んで婚約しておきながら、まんまとアゼリア養父母&義妹に騙されてんじゃないよ💢本質を見抜けないダメダメヒーローは、お呼びじゃありません。アゼリア、こんな間抜け男よりも、カイやヨハンのほうが、ずっとよくね?(笑)
     さて、紀元前からその症状が記録に残っている白血病、医学的に発見・命名されたのは19世紀半ばで、20世紀半ばまでは、致死率ほぼ100%という死の病。造血幹細胞移植や分子標的薬の登場、普及は、つい最近のことです。絶望からの大逆転ハートフルストーリーとあるけど、馬車が交通手段というこの時代、アゼリア、本当に大丈夫かな?

    • 5
  7. 評価:4.000 4.0

    征け征け、ジュディス!

     転生ものや憑依ものって、元の体の持ち主の意識?魂?はどうなった?という点が、いつも引っ掛かります。前世の記憶を思い出すという「二重記憶」パターンが一番都合がよさそうで、「別人格」パターンはいろいろ面倒。でも本作は、その面倒な設定での生き直し物語になっているようです。
     好感がもてるのは、オリジナルジュディスと転生者ジュディスが、互いに共感・理解し合っているところ。疲れ果てていたオリジナルジュディスは、自分の魂を休めたかったし、転生者ジュディスは生きたかったし…それぞれが譲歩し合えるベターな地点で、折り合いをつけた形です。
     夢を追って逞しく生きてきた転生者ジュディスだから、生温いマウントとり合戦なんて、屁のカッパでしょう。元々は侯爵家長女、その気になれば、かなりの相手が下位貴族にすぎないはず。そこに、隣国の猫被りポンコツ第二王子コーネリアスの力なんて、本当に必要でしょうか。むしろ彼のほうこそ、ジュディスの知恵と度胸を求めていそうな気がします。
     現代女性が気弱令嬢に転生したら、とんでもない事になった話…どんな「とんでもない事」が待っているのでしょうか。全てはジュディスのお気に召すままかも(笑)

    • 6
  8. 評価:4.000 4.0

    現世と前世が、複雑に絡まり合って

     ヒロインが女騎士で、ヒーローと結婚させられそうになっていて…というのは、よく見るパターン。そんな騎士ヒロインの中でも、本作のセルシアは、猪突猛進一本気な気持ちのよいくらいの脳筋女子!(笑)まあ、セルシア本来の性格がそうなのか、前世の刑事根性がそうさせているかは、定かではありませんが。
     一方のヒーローエノックは、刑事時代の「セルシア」の仇敵が転生してきた姿らしい。なるほど、それならばセルシアがエノックに対して「過剰反応」する理由も納得できる。現世ではライバルの家門同士で、前世では追う者と追われる者…うん、これは確かに「婚約者は前世の仇敵」となるわ。
     あれ?でも、ちょっと待って。前世の「セルシア」は事故に遭って、多分命を落としたはず。ならば、前世の「エノック」、なぜここにいる?彼もまた、「セルシア」と同じように命を落とした?う〜ん、謎は深まるばかりです。
     エノックは、本当にセルシアの「仇敵」だったのでしょうか。もしかしたら、見えている以上の関係が、この二人に間にはあったのかもしれません。現世の謎と前世の謎が複雑に絡み合って…この物語の行方、気になります!

    • 3
  9. 評価:5.000 5.0

    大人になって、また君に会いに来たよ

     世の中は「偶然」の連続で成り立っていると考える派ですが、ごく稀に「運命」とか「縁」とか「必然」の気配を感じることがあります。ヒロイン藤花明里とヒーロー城野大地の出会いと別れ、そして再会までの過程も、このごく稀に見られる「運命」のような気がしてなりません。
    「何か」が育ちそうだったのに、「大人の事情」で、それを断念しなければならなかった二人。想いを押し通すには、明里はあまりにも賢く、自尊心も高く、大地はあまりにも無力で、そのくせ自分を取り巻く環境を、俯瞰し過ぎていました。
     けれども、大地自身でさえ忘れていたであろう、あの別れの日の決意「もっと強く広い心を持った大人になって どんなことにも動じず 胸を張って君の前に立てる日が来たら また君に会いに行くよ」10年を経た今、そのときがやってきたようです。距離を詰めようとする大地に対して、逃げ腰の明里が、ほんっとじれったいかも(笑)
     1号線をたどって、行き着いたその先には、運命の相手が待っていた?自分の意思で、物事を決められるようになった現在、明里と大地はどんな選択をするのか、今後の展開が気になります。願わくば離れていた10年が、二人にとって意味のある、必要な時間だったと思えますように…

    • 14
  10. 評価:2.000 2.0

    我らのイライラが離脱を促す前に

     タイトルの続きは「彼らの執着が私を壊す前に、スペシャルエンディングを迎えよ」というところでしょうか。アリエルは、ゲームの中に憑依した転生ヒロインらしいのですが、他作と違って前世の記憶が全くない…にも関わらず、元の世界に戻るため、管理者?の導くままに攻略対象を攻略し続けるという、何ともイタいお話です。
     どこがイタいかって?それは、アリエルが目の前の人間を「攻略対象」としてしか見ておらず、いつも駆け引きのことばかり考えているところ。そうされても仕方がないような、かなり面倒くさい性格の持ち主ばかりだし、アリエルも元の世界に何としてでも戻りたいみたいだから、こんなドライな駆け引きになってるんだろうけどね。
     今のところ、スカイラーが一歩リード?他作品なら、誰か推しの一人や二人はいそうなものだけれど、デボンシアもレクシウスもレイシンもその他諸々も、みんなツンデレヤンデレ気味で、あまり魅力を感じない、イケメン揃いなのに。そして、アリエルの万年おちょぼ口が、とにかく気になる…⤵️
    「我らのイライラが離脱を促す前に」キャラクターたちの性格、何とかなってくれないかなぁ…(意見には個人差があります)

    • 8

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています