Mayayaさんの投稿一覧

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評価1 2% 28
41 - 50件目/全1,070件
  1. 評価:2.000 2.0

    う〜ん、違和感…

     役立たずの烙印を押され、冒険者パーティーから追い出されたヒーローが、実は無双だった…という流れは、よくある話。その過程で「可愛い・異能の」仲間が増えて…というのも、よくあるパターン。その上で、作者さんとの違和感を感じる部分が、大きく二つある。
     まず、タイトルにある「おっさん」「中年」に対する認識の相違。30歳でおっさんか?確かにそれ以下の世代から見ると、30はおっさんかもしれないけれど、人生100年時代、まだまだ嘴の青いひよっこです。因みに一般的な「中年」の認識は、40〜55歳あたりらしい。多少の差を考慮しても、30歳おっさん・中年説、現代に生きる読者にとっては、違和感を覚えるのでは?
     それ以上に、違和感、そして、微妙に嫌悪感を感じるのは、時々登場する少女キャラたちの入浴シーンや無駄に肌を露出させたポージング。大体は本筋と関係ないところでの出現なので、本当にコレ必要?と思ってしまう。一体、どこの誰にアピールしたくての導入か。
     幸いヒーローのレダ自身が、バランス感覚のとれた成人男性のようなので、悲惨なことにはなっていない。けれども、飽きずに読めるストーリーなだけに、かなり残念な印象は否めない。

    • 2
  2. 評価:3.000 3.0

    氷は氷でも…

     氷は氷でも、氷砂糖のように甘〜いヒーローエリアスと、その押しの一手についつい絆されてしまうヒロインフィアナとの、ありえへん恋物語です。
     何がありえへんって?まずエリアスが、あっさりフィアナにフォーリンらぶしてしまうこと。王国社畜エリアス、いくら煮詰まっていたからといって、会話してほんの数分で心を決める?王国史上最年少で、宰相の地位に就いた人が?よほど心が弱ってた&恋に免疫がなかったとみえます(笑)
     身分差だって、ありえへん!エリアスは、どう考えてもお貴族様。特に裕福でもない平民フィアナと結ばれる可能性は、限りなくゼロパーセント。エリアス、貴族の身分を捨てる?フィアナを、どこかのお貴族様の養女にする?実は彼女、生まれは高貴な身分だったとか?誠実潔癖な彼に限って、愛人説だけは、それこそありえへん話。
     それでも、微妙に残念なエリアス様としっかり者のフィアナとのありえへん恋物語は、着々と進行中。エリアスが、どうやってフィアナの心を射止めるのか、しばらく高みの見物と洒落込みたいと思います。

    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

    最後がなぁ…⤵️

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     エスパーなヒロインみのりが、エスパーなヒーロー蒼佑と偽装結婚して…から巻き起こる、あれやこれやのてんやわんやは、確かに興味深い。そしてこの作品、お互い間合いの詰め方を試行錯誤、疑心暗鬼になっている頃が、一等面白かった。
     残念なのは、気持ちを確かめ合ってからの、二人の恋の行方の牛歩感。もう、さっさとくっ付いて、それでいいじゃんって思うんだけれど、この作品、そうは問屋が卸さなかった…
     いろいろ邪魔が入るのは、想定の範囲内、でも、よもや終わり方まで中途半端だとわ。ハッピーエンドならハッピーエンドらしく、もっとすっきりと終わろうよ。遠距離恋愛にとどまらず、遠距離別居結婚!?この中途半端にオープンエンド的な終わり方は、如何なものでしょう。いくら面白い作品でも、最後の終わり方が終わり方だとなぁ…

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    自分が変われば、周囲も変わる

     ヒロイン逆行ものですが、他作品と違って逆行の期間が短いし、何よりも「未来」を知っていて、事前に対策を立てながら、今度は失敗しないように…というアドバンテージがほぼない状態!完全なる「やり直し」物語です。
     大きな違いは、1周目のヒロイン雪花は、全て流されるままで、自分の人生を生きようとはしていなかったことに対し、2周目の彼女は、相手の善意を受け入れ、自分に出来ることを始めたところ。バタフライエフェクト…ほんの小さな変化ですが、それでも一つの選択によって、大きく転換する可能性があることを示唆しています。
     そもそも一文官の娘が第二皇子と婚姻とか、腐っても皇族なのに腹黒妹と結婚させないとか、時々ヒロインの白目の面積が増えすぎて意地悪おばさんに見えるとか、ツッコミどころ満載ですが、この際、細かいことは気にしない。白髪紅玉眼の勇豹サマと、俄然やる気に満ちた雪花とのやり直し愛の行方を、楽しみたいと思います。
     ところで、勇豹を嵌めた黒幕は、一体誰なのでしょうか。噂の第一皇子龍興?ダークホースの第三皇子輝星?意外性でいけば皇后玉環という線も考えられる…アドバンテージがない分だけ、種明かしが面白そうです。

    • 8
  5. 評価:4.000 4.0

    今のところタイトル詐欺(笑)

     ある年齢から記憶のないヒロイン和葉、記憶の底に見え隠れする円城寺家の庭木、和葉の好みを知っていた円城寺家母、和葉の父の謎、そして全てが意味深に聞こえるヒーロー柾樹が発する言葉の数々…単なるハイスペ医者と一般女性とのシンデレラストーリーと思いきや、いろいろ伏線が張り巡らされていて、考察のほうも盛り上がりそうです。
     そもそも、お見合いの場で出会ったばかりのお見合い相手以外の女性を、契約結婚の相手に選ぶって設定、普通に考えればぶっ飛んでいる。そこらへんから「天才外科医の甘い策略」なのでしょうが、今のところ、単なる秘密多き俺様って感じで、全然甘さを感じられない。「愛したいのは、お前だけ」っていうなら、それなりのものを見せてくれよ〜
     これから和葉の失われた記憶と柾樹の初恋との接点が、徐々に明かされていくのかな。俺様柾樹から溺愛柾樹へ、一ノ瀬千景先生がどれくらい大胆に変化させてくれるのか、今から楽しみでなりません。ところで「世界的医療財閥」って、何やってる人?(笑)

    • 0
  6. 評価:3.000 3.0

    ヒロイン像が定まらない…

     嫁ぎ先で虐げられ、肩身の狭い思いをしていたヒロイン萌子。健気なタイプと思いきや、ん?なんか違うぞ。ヒーローの月島和臣に憎まれ口は叩くし、なんかバタバタしているし…存外おきゃん?こんなにはっきりものを言えるのなら、婚家の中谷家でも、もー少し何とかなったんじゃない?でも、子供が出来ないと、立場が弱いか‥。離縁されても帰る家が無かったみたいだし、そもそもどういう経緯で呉服屋に嫁ぐことになったのか、そのバックボーンが気になります。
     浮気元旦那中谷義正(名前と行動が合っていない!)は、全然イケてないし、性格も最悪だから、まあ離縁してくれて万々歳。呉服屋なんて殿様商売、時代の流れに乗り切れず、そのうち倒産必至だから、あのオババと横盗り娘とバカ殿はほっといても勝手にザマァ。けれども、ヒーロー月島和臣氏も、う〜ん、いまいち好みじゃないかも…今のところ俺様チャラ男なので、性格にも魅力を感じない。
     瞬間記憶のような能力をもつ萌子。和臣は、一体彼女に何をさせようとしているんだろう…あれれ、このお話、大丈夫かぁ?

    • 2
  7. 評価:3.000 3.0

    村崎翠先生の画は好きなんだけど…

     村崎翠先生の画は好きなんだけど、どうも登場人物たちに共感できないことが多く、違和感を感じながら読んでいます。
     まず、経営不振の老舗旅館を立て直すのに、政略結婚で資金援助って発想が、現代では非現実的。抜本的な改革案を講じた上で投資家を募るか、買い取ってくれる大企業の傘下に入って、経営を立て直すあたりなのでは?それをやらずして、結果的に安易に「政略結婚」は、いかがなものでしょう。
     そして、ヒロイン鈴花の甘い?考えが、小手先っぽくて残念。お見合いを断ってもらう?離婚してもらう?でも、資金援助が心配?う〜ん、何がしたいんだか…
     御曹司ヒーロー和樹が俺様だけどイケメンで、お金もあって、多分根は良い人だから、鈴花の気持ちもどんどん傾いて、最終的には両想いのハピエンになるのでしょう。でも、なんだかんだいって、ヒロインに都合のよい展開で、棚ぼた感が否めないなぁ…

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    頑張れ!ふみ、京極くんが憑いてるぞ(笑)

    「倫理の倫に 朗らかのほうの太郎で 京極倫太朗です」
    名は体を表すというけれど、彼の場合は「自分の」倫理観に基づいて、朗らかに見せたい相手にのみ朗らかに接する…どうも裏メニュー持ちの予感です。「癒しのお隣さん」の仁科さんや「前世から君だけを愛する」の首藤さんと同じニオイがぷんぷん漂ってくると感じるのは、自分だけ?
    「巻き込まれ体質」&「やべぇ男ホイホイ」なんて、有り難くもない二つ名で語られるヒロインふみ。心優しく真面目な子が損をしがちなのは、その善良さ故に、自己主張しないことが原因なのでしょうか。そんな彼女に手を差し伸べるために、京極倫太朗氏が登場したのなら、読者としては大歓迎。多少?かなり?目の下クマ持ちヤンデレ気質風なところは、この際目を瞑りましょう…
    「北星百貨店の孫」「観葉植物のようにただ静かに生きていたいの」「俺にお願いしろよ」「全部俺に頼めばいい」「合法的に手に入れたー」「あんたみたいな娘 ほんと産まなきゃよかった!」さすがあさぎ千代春先生、引っ掛かるワードがてんこ盛りで、ふみの、そして倫太朗のバックグラウンドが、とても気になります。
     果たして、ふみはどんなことを倫太朗に「たのむ」関係になるのでしょうか。ワクワク度に星5を付けて、次の配信を待ちたいと思います。

    • 35
  9. 評価:5.000 5.0

    人間と魔族との架け橋になったのは…

     コードネーム「コーラル」、任務名ミラが、一周目で目の当たりにした、全てが灰燼に帰す未来…。それを回避するために、ヒロインが「時渡りの書」で時間逆行し、強い意志をもって任務のやり直しを図るというお話です。
     任務失敗前の時間軸への逆行だから、魔王城でミラが経験することは、全て新しいこと。その中で、魔族も人間と同じように、愛し、悩み、苦しみ、喜ぶことのできる種族であることに気付いていきます。人間としての任務と王子のお世話係としての思いに葛藤しつつも、双方を救うために奔走するミラ、はっきり言ってカッコいいです。
     計算外だったのは、アリエス王子の破壊的なワンコぶり。自己肯定感ゼロの後継ぎ王子サマ、きゅるんとして可愛すぎる!ミラの労りと励ましで、少しずつ頼もしくなっていくところも、また推せます。母性愛?を基盤に信頼しあっている二人だけれど、この先、男女の愛に発展する可能性はある?ない?
     アリエスが闇堕ちせず、人間と魔族との間にあった誤解が解け、戦争が回避されたとき、「コーラル」は本当の名前を取り戻すのでしょうか、そして、そのとき隣にいるのは…続きが気になって、闇堕ちしそうです。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    全てイリアス様の思し召すまま(笑)

    「しがない文官」とやや自虐的ですが、真面目に仕事をすることの何が悪い?ってことで、見ている人は見ている、頑張る人は報われるというシンデレラサクセスストーリーです。
     現代物でも歴史物でも、ヒロインがメガネっ子の設定は、あまり多くはない。ましてや、綺麗めヒロインにメガネっていうのは、超貴重!元々頭が良いのに、努力家と謙虚さという美徳が加わって、シュリお嬢様、地味だろうがなんだろうが、とっても魅力的です!モブたちは、その美しさに気付かないって設定が不思議。願わくばシュリには、最終話までメガネっ子を貫き通してほしいかな。
     一方、ヒロインイリアスは、かなりの策士。さすが国家公務員上級、官僚レベルの巧みな駆け引きで、まんまとシュリを婚約者に仕立て上げることに成功しました。これって、絶対確信犯だよね。冷静な彼にとって、思い込み女子ヴァネッサの下衆な思惑なんざ全てお見通し、シュリともども、無能どもの遥か上を行く様は、見ていて小気味よいです。どんな女にも靡かない、ヒロインひと筋のヒーローって最高!
     さて残る課題は、いかにして鈍チンシュリに、自分の心の奥深くにしまい込んだ想いに気付かせるか…策士イリアス様、お手並み期待しています。

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