5.0
今度こそ、愛?!
この手の華流時代劇に接するときは、一定度以上の根性が必要。登場人物の顔や髪型が、似たくさいものになりがちです、見分けるの大変だし、日本の常用漢字にないような文字が濫発されていて、読めねーし💢だし…でも、一番戸惑うのは、同一人物なのに、いくつもの呼び名で表記されること…これ、中国モノに詳しくない日本人には、お手上げだね〜💦
例えば、ヒロインの喬昭。転生後の名前は黎昭なんだけれど、黎三と名乗ったり、昭昭と呼ばれたりしている。字とか生まれ順とか身分とかで、いろいろ変わるみたいで、いったいどーしてくれるんだって感じです。
つまりはこの手のお話、よほどのマニアでない限り、難しい名前と人間関係を真面目に覚えようとするのではなく、うっすらの認識する…例えばヒロインは「昭」、ヒーローは「邵」の漢字で区別するとか…たまたま?どちらも「しょう」読みなんだけどね。そういう、「うっすら読み」を推奨します。
ところで、この物語のキモは、ただ一つ!前世と同じ時代、別人物に転生したヒロインが、真実の愛を手に入れられるか?!これに、限るでしょう(個人的に)。お互いのことを十分には理解し合わないうちに、死に別れてしまった夫婦の、やり直し物語です(個人的に)。喬昭の死にまつわる陰謀を解き明かすワクワクと同時に、二人の距離感が縮まるワクワクを楽しみながら、今度こそ愛!を期待したいと思います。
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