4.0
お鈍女子にも程がある!
「幼なじみもの」って、大好物なんだけれど、最近多いのが、男子が先に恋に目覚めて、女子のほうは、救いようもないほど鈍チンってパターン…それこそ、嘘っ!ってくらいに。だって、発達の段階を考えたら、体・心とも女子のほうが、成熟が早いはず。にも関わらず、昨今の幼馴染女子たちは、「幼馴染の関係を壊したくない」とか「恋って気持ちが、分からない」とか、悠長なことを言っちゃって、幼馴染男子たちを振り回しています。仁乃、あんたのことだよっ💢
そうなると、幼馴染男子の選ぶ道は、大きく分けて二つ。一つは、行き場のない恋心を持て余し、やさぐれた結果、来る者拒まずのクズ男に成り下がるパターン。正直、ヒーローといえども、これは避けたい。
もう一つは、一途に、純粋に、純情に、ただヒロインを想い続けるパターン。これは、いいわぁ。本作のヒーロー壱も、こっち側。仁乃がグダグダして、イライラさせられた分だけ、寄せ来る女どもを一刀両断、ブレない壱に救われます。星のほとんどは、思春期の誘惑に負けず、仁乃を大事に想い続けた壱に捧げよう!
ところで、「いち」と「に(の)」だから、二人の間に生まれる予定?の子供は「さん」になるのかな?(笑)
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幼なじみからの甘すぎる求婚が止まりません