約束をしたのは私じゃない

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あらすじ
この世に初めて根を下ろしたといわれる「世界樹」を崇めるランバイア帝国。神は世界樹を守るため、強大な力を持つ漆黒の竜と平和をもたらす聖女にこの地を託した。しかし、その本分を忘れて聖女を愛してしまった竜は、神罰として末裔は短命となる運命を課せられてしまう。それを憐れんだ聖女の懇願により、竜の末裔と当代の聖女が婚姻関係を結べばそれを回避し、国に栄光がもたらされるように。以来、帝国の慣例になった竜の末裔と聖女との結婚だったが、その結婚式前日に当代の聖女レイラが失踪してしまった。神殿はその事実を宮殿に悟られぬよう、存在を隠匿されていた双子の妹エレナを聖女レイラに偽装し、竜の末裔である皇太子カイルと結婚させるべく宮殿へ送り込む。偽物であることが明るみに出ることを恐れながらも結婚式を終えたエレナに、カイルは意外な言葉をかけた。「8年前の約束通り、自分を殺してくれ」と。姉との約束により自らを殺せというカイルに、エレナは困惑し…。
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みんなのレビュー
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3.0
NEW姉はいずこへ?
まず絵はめちゃくちゃキレイで好き!
ただストーリーがいまいち意味不明w
昔出会ってた人が約束した本人なんだけど
見た目変わったからわからなくなってる?
そんな状況って不自然だなぁって…。
しかも双子のかたわれであるレイラが
謎の失踪!
姉レイラがほかに好きな人いる設定で
失踪したってことにしてほしい。
平和な解決のぞむ!
聖力がない聖女さまは
はたして皇太子の竜化と
世界樹は救えるのか!?by ウトウシlv-
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5.0
NEW約束をしたのは、あなた
「神」とは、一体何なのでしょう。イメージとしては、全知全能とか、崇高とか、慈悲深いとか…。けれども、ギリシャ神話の神々に代表されるように、大体は我儘で、自分勝手で、その偉大なる力を気まぐれに使う困ったちゃん。本作の「神」も、自分の思いどおりに動かなかった竜とその末裔に、過酷な宿命を負わせる、八つ当たり野郎のようです。
世界樹の花が満開になったら、完全な竜へと変化し、人間としての理性を失ってしまう…その宿命に立ち向かおうとしているのは、竜の末裔カイル本人ではなく、身代わり聖女のエレナ。自分が生き残るためでもありますが、それ以上に、犠牲をカイル一人に負わせたくないという誠実さに、彼女の芯の強さを感じます。そして、聖女である自分たちが双子として生まれたこと自体がイレギュラーで、そのため、竜の末裔の運命が変わりつつあるのではないかと考える冷静さと賢さ。このヒロイン、身代わり聖女以上の存在になりそうです。
息子カイルを消耗品のように扱う父皇帝、密かに皇位を狙う弟シェイン、日和見主義の家臣たち、強い権力を欲する神殿側、敵国エスペラの王子エドウィン…エレナとカイルの状況は、まさに四面楚歌。ここから、どのように逆転していくのか、興味津々です。
エレナ、カイルの命を奪う約束をしたのは、確かにあなたではないかもしれない。けれども、魂の片割れ、カイルの「イマーゴ」になると約束したのは、きっとあなただったはず。二人の記憶が交わり、お互いを「イマーゴ」と認め合ったとき、きっと奇跡が起こると信じて、星5です。by Mayaya-
2
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5.0
NEW続きが気になる!
話の展開がスムーズで、飽きることなく読めます。隠された過去や、これからどうなっていくんだろうと、想像を掻き立てるところが読み手の興味を誘います。
by Oak-
1
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3.0
NEWお姉さんは何故消えたのか。
結婚したら剣で刺してくれって言われてたから?
たった10日で何か調べられるのかな?
エレナが皇太子=昔あった人って気づくかな?by やゆよらりるれろわをん-
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4.0
NEW竜になるという皇太子と聖女の身代わりとなったエレナ、先行きが不安しかない、神官も皇帝も弟皇子も腹黒そうで嫌な感じがする
by 明日テスト-
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