4.0
イラつきに負けず、読み続けて良かった。
お話の内容は面白くて、引き込まれましたが、どうにもこうにも佳子がネガティブすぎるし、結城くんは性格的に言葉が足らなすぎるので、なるべくしてなったすれ違いにイライラして、フラストレーションがたまっていました。
やっと結城くんが本音を伝えようとしたのに、またまた佳子がネガで逃げてばかりな上、結城くんも押しが弱くてさらにイラついてましたが、ついに!
何よりも、一貫して誰に対しても「私」だった結城くんの一人称が初めて「俺」になったとき、我を忘れるくらい佳子が心配で、大事な存在なのか想像できて、ああ、諦めずここまで読んできて良かったなーと思いました。
この調子でラストまで行って欲しい。
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