みんなのレビューと感想「ハロー、イノセント」（ネタバレ非表示）

誰も悪くない

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作者さんも６巻の展開は感想が荒れると予想していたけど…
誰も悪くないか、もしくはみんな悪い（自分の見解を見誤っていたという意味で）。

結衣は彼氏がいたし、雪灯は遙夏といる「べき」だと信じてた。
雪灯は遙夏を大切に「できる」と思っていた。
遙夏は結衣と雪灯が惹かれ合っているのを知っていて、「それでもいい」と二人の情にや立場につけ込んだ。

それぞれの性格や相手への熱量を思うと、最初から結衣と雪灯がくっついてれば良かったじゃんとは、ならないと思うけど…

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早瀬くん、めっちゃ良いです！！
性格も、顔も、それに運動も勉強もできる
なんて、すべて完璧じゃないですか！

そして妹のためにお弁当まで作れちゃうなんて
優しさの塊だし。

幼馴染みも良い子なんだろうけど、なんだかんだ
お互い惹かれ合ってる宝生さんと付き合えたら
良かったのにな…
妥協してキズつけたくなくて付き合うのは
よろしくない。

無料が終わってしまって、この先の展開が
気になる。
やっぱり気持ちに嘘をつけず、宝生さんと…
となるのが良いんだけどどうだろ？？？

幼なじみが良い子。に、尽きる

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好きな人の妹だから、最初は良い顔したくて良くしてるのかと思い、正直連載当初は「如何にも良い子ちゃん、ほんとは腹黒？」なんて思ってたけど、真っ直ぐで裏表がなくて、結局【その人】をきちんと見る事が出来る素晴らしい女の子だった。私だったら正直あんな別れ方したら、いくら懐いてくれてるからって妹に同じ対応出来るかわかんないや。最後まで大切にしてくれて、ゆきとのご家族も天国から感謝してると思います。とにかく、はるかちゃん最高でした。

すごいな高校一年生……

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両親を亡くした後家族を支えながら生きてきた優等生雪灯。彼が高校に入学した時、祖母が倒れて入院することになった為、祖母と妹を支える為に、雪灯は希望していた剣道部入部を諦めることにする。幼馴染み遥夏一家に助けられながら前向きに生きる『真面目で優しい優等生』の雪灯。けれど少しずつ溜まった鬱屈に心が悲鳴をあげかけた時、雪灯は一人の少女に出会った………。

と云う冒頭の通り、雪灯と出会った少女結以との恋が作品のメイン。10歳にして家族を守る側になり、優等生として誰も傷付けないように本心を抑圧して生きてきた雪灯。自分を敵視する実母と自分を異性と見る義父から逃げる為に、全てを諦め心を殺して生きてきた結以。その二人が誰かを傷付けてでも、幸せになる為に生きられるようになるまでのお話。

その雪灯側の最大の試練として描かれたのが、幼馴染み遥夏との関係。ここは掲載時にでも荒れたと云うのが良くわかる。なにせ遥夏がとにかく良い子。ずっと好きだった雪灯が結以に惹かれているのを知った彼女は、優しい彼が断れない状況と知った上で告白をしてしまう。そして、やっぱり雪灯は断れなかった。遥夏とは家族ぐるみの付き合いで、両家族がそれを望んでいるから。なにより雪灯自身が遥夏を泣かせたくなかったから。そしてきっと自分は、気づいてしまった結以への気持ちを隠して、遥夏とのキスもそれ以上も上手くやれてしまうと考えていたから。………けれど、結局は出来なかった。どうしても諦められない本当の気持ちの為には、自分は良い人間ではいられない。誰かを傷つける事が出来てしまう。そう云う、周囲に望まれている自分を脱ぎ捨てて本心で生きる為に必要なイベントだったんだと思う。脱ぎ捨てた本性は意外と喧嘩っ早いし腹くくってるし好きな子相手への手も早いしで驚いたけど。

当の結以も好みが分かれるヒロイン像ではあるけれど、読んでいくと彼女が自分を軽く見るようになった理由が分かって胸が痛い。所謂当て馬と言われるキャラが良い人たちな分だけ、雪灯と結以の行動に不快感を抱く人がいるのも分かる。けれど、やっぱり必要で出会った二人だったんだと思う。色々なことを諦めていたまだ高校生の二人が、ちゃんと自分の、自分の人生の幸せの為に生きられるようになる為には。この出会いがなければ、なんだかんだと自分を殺して生きる人生には、いつかは行き詰まっていたかもしれない。

特待生でイケメンの雪灯と幼馴染みの遥夏。そこに評判のよくない不登校の同級生結以が現れて、雪灯はどちらが好きなのか？というお話。あまり恵まれていない家庭の事情があって所々重めな雰囲気になるけど、高校生らしいトキメキのある恋の行方が気になります。雪灯と遥夏はとーーーってもいい子。いい子すぎて心配になるぐらい。結以も2人に影響されて本来の可愛いところが出てきそう。雪灯結以エンドかなと思ってるから、今からもう遥夏が可哀想。絵も綺麗でいいけど、遥夏と結以の顔が似すぎてるので、そこはマイナスです。

純粋男子とツンデレ女子

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男性が主人公ですね❗️
主人公が、最強に良い子
成績優秀、運動万能、イケメンで性格も真っ直ぐで純真
家庭が両親は居ないが、祖母と妹の三人暮らし
祖母が体調悪く入院してしまうが、妹の世話を健気に学業も怠りません
こんな完璧な主人公が恋に落ちます✨
偶然助けた美少女ヒロインが気になりますが、家庭が複雑でぐれてます
少しずつ二人の距離は近づきますが、ヒロインには彼氏がおり、主人公は幼なじみから告白されてしまい、キスしてしまう…
ん( -_・)?
何故に～
続きが気になります❗️

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おすすめで出てきたので、何となく読み始めたけど、結果ハマってしまいました！
主人公達は高1ですが、とても大人びていてでもやっぱりまだ大人ではない等身大の高校生のリアルな心情や葛藤がよく描写されているなと思いました。
高校生には重くシリアスな面もありますが、とても引き込まれてしまいました。
私は子持ち既婚者ですが、マンガのストーリーとはいえ、こんな大恋愛をしてみたかったなと思ってしまったほど、良い作品に出会えて良かったです。

絵が綺麗で好きです。主人公は優等生で優しくてイケメンな完璧男子、家庭の事情で部活に入れなかったり、妹の面倒を見たり、すごく頑張ってるんです。普段はサラッとこなして顔に出さないようにしてるのですが、やっぱり大変で鬱屈しちゃう時もあり、、そんな心の隙間にふと入って来たのは不良少女の唯ちゃん。唯の前でだけ主人公は完璧の仮面を外して、弱みを見せたり甘えたりできるのです。

焦れったい

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結果とても良いお話しでした。
ただ、2人がくっつくまでが長いー!!当て馬で、幼なじみのはるかちゃんは小さい頃から主人公のゆきとが好き。
でも彼はヒロインであるユイに早々に惹かれます。
でもユイには彼氏がいるし、昔から大切にしている幼なじみのはるかに告白されて付き合って即キスをする。ここでなぜーーー？だった 笑
ただ、やっぱり作者さんは上手。はるかとキスをする時。ユイとキスをする時では全然ゆきとの表情も違うし、ユイの事が好きすぎて感情爆発します。
しかも幼なじみとしての感情しかないはるかと付き合った瞬間キスをしたある意味手の早いゆきとは、ユイと思いが通じ会った瞬間。いたします 笑
もっと純朴少年かと思ったらそんな事無かった!!
はるかと別れた時にギューってしてをしっかり受け入れたけど気にしてないのもすごいなぁ。
私なら嫌だ。
まぁ、総括してユイの方が昔から経験豊富だから良かったかな。
ただ、これ本当にはるかもいい子なのでどっち目線のお話しかで相当変わるなぁって思った。
義父のお話しはうーん。そっかぁ。気持ち悪い。犯罪やん。でした。

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主人公の男の子は超イケメンで高校に特待生で入学できる程に学力優秀との設定。いわゆるチートキャラですね。しかしその陰で両親はすでに他界して妹と２人、病弱のお祖母さんと暮らしているというハードな境遇でして、若干気が重たくなりつつあります。幼なじみでクラスメートという女の子、しかも美少女が最初から近くをウロウロしておりますが、今回彼が恋に堕ちるのは彼女ではありません。（多分）街中で偶然に出会った不登校中のクラスメートに心がときめいてしまいます。しかし彼女はいわゆる不良少女であり彼氏も存在する様で、家庭にも闇を抱えてるっぽい感じ。ざっと最初から数話を読んでみて、設定が完全に昭和のドラマだなと感じるのですが別に古臭いとかはないです。
ただ幼なじみと不良少女、このメインキャラの２人が全く同じ顔をしている点は減点だと思います。展開としては幼なじみをふって不良少女を選ぶのが妥当ですが、あえて予定調和を外してくれると面白そうです。