4.0
エヴァンだけは絶対に許さなくていい
サンドラの陰謀で、フレドリック王子から大勢の前で断罪され婚約破棄されたエレイン。
冤罪を主張するも、幼なじみの騎士見習いのエヴァンに頭を押さえつけられ、床に這いつくばる格好になり、罪を認めろ!と責められる…。その時に痛めた足を引きずりながら退出するも、詐病と言われるほど…
家を勘当されたものの、実は現代からの転生者だったエレインは既に二重生活をしていたため、貴族のしがらみから逃れられ伸び伸びと生きることになった…
そこから色々な出会いがあり、エレインの本来の姿も明らかになっていくわけで、その未来が幸せであることを願うばかり。
ただ、幼い頃に会って以来疎遠となっていたウィルフレッドは“エレインはそんなことをする人じゃない”とちゃんとエレインを信じたのに、幼なじみでずっと仲良くてエレインを好きだ…と思っていたエヴァンがエレインに事実を確かめることもせずに一方的に追い詰めたこと、これはどんなに謝罪しても許せない。
ネタバレになるからあまり言えないけど、自分の意思でしたことだから尚更。
とても好きな作品です。
最後まで読み切りたいと思っています。
- 10