5.0
自然と読み進められる
医療系の専門的な言葉も登場するが、説明が簡潔でわかりやすいのでどんどん読み進められる。
絵も台詞からも優しさを感じる。
考察、調査など大変だと想像するが、ドラマ化しそうなテーマの素晴らしい作品だと思う。
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医療系の専門的な言葉も登場するが、説明が簡潔でわかりやすいのでどんどん読み進められる。
絵も台詞からも優しさを感じる。
考察、調査など大変だと想像するが、ドラマ化しそうなテーマの素晴らしい作品だと思う。
うつで休職して引きこもりになった、うつで自殺した等、ニュースで流れるたびに、
頑張り過ぎるから、真面目過ぎるから、他人と比較ばかりしてるから
何でもっと他人は他人、自分は自分と楽に考えないの?なんで?誰にも相談しないの?
家族がかわいそうと、本人よりも家族の事ばかり同情していた。
しかし、この本を読んで、家族もだけど、一番苦しんでいるのは本人なんだ、
そして、何でもかんでも「うつ病」ととらえるのは間違いなんだって知りました。
こういう本は、今、苦しんでいる人ばかりでは無くて、今、何事もなく過ごしている人にも
読んで欲しいと思います。元気づけるつもりで、言葉を間違えて、傷つけていたり、
病気だと知らなくて、変な人と決めつけたりする人も多いと思います。
生まれつきの発達障害も、その人の特性だと理解して、上手に周りが付き合えば、
問題なく生活が出来るのだから。
この本の中の精神科の弱井先生のような、患者としっかりと向き合い、命を救える医師は
存在しないと思うけど、弱井先生のような医師が増える事を願います。
この本を書かれた方は、かなり勉強されたのだと思います。すごい事だと思います。
心の弱った時期がありました。
精神的にすごく不安定だと自覚していて、病院へ行こうかどうするか、真剣に悩みました。
その後、特に大きな症状も出ないまま、それから20年ほど過ぎようとしているので、その時の真相はわからないままです。
でも、受けてもよかったのかな、とこの作品を読んで、考えました。
こんな素敵な、本当に理解ある先生だったら、ですけど…(^_^;)
読むのが少し苦しい時もあります。苦しい時の自分がフラッシュバックするからかも。なので、気の向いた時に、ゆっくり読むことにします。
どんどんのめりこんで読んでいます。摂食障害の回はじわじわ泣きながら読みました。私は摂食障害ではないですが、すごく身につまされました。良い人でありたいと思う気持ちが、自分をどんどん追いつめていく、それが「病気」として現れていなくても、私なんかじゅうぶん予備軍だと思います。
そしてPTSDの回に入って、もう泣けて読めないのに読まずにいられません。何だろう、児童虐待とか?とドキドキして読み始めたら、福島。そうですよね。あれだけのことがあって、心に傷が残ってしまうのが当然です。主人公がお父さんと口論して、それが最後のお別れになってしまった(直後に津波)場面では、涙でいったんスマホを伏せました。読み続けられませんでした。こんな苦しみに救いや、癒しや、治療があるんでしょうか?
主役の精神科医、ヨワイ先生のキャラクターがとても好きです。絵柄も優しくて、話がすっと心に入って来ます。ヨワイ先生自身が抱えている過去がいまから明らかになるようなので、まだまだドキドキしながら読み続けることになりそうです。
精神科に特化した漫画って案外初めてかも…。
医療作品の中での産後鬱や発達障害のお話は読んだことがあったけれど。
学びとなると同時に、読んでいてなかなかに苦しかった。
リアルに感じることが多くそこから来る生々しさと、ヨワイ先生の優しさが相まってとても胸にせまるものがあります。
ご本人もたいへんな悲しみと孤独を抱えているようなのに…だからこそ、なのかな…、先生のあの優しさは。
読むことがセラピーのようでもありました。
少しずつ大切に読みたいなと思う漫画に出会えました。
日本とアメリカの精神科への捉え方の違いや日本人ならではの勤勉さや責任感の強さから病気に結びつきやすいことが見ていて分かった。漫画だけど教科書のようなそんな漫画です。こうでなければいけないという固定観念の強さだったり弱音や弱さを見せずに頑張り続けていくことが美徳みたいなことは周りにとって良くても、自分や大切な人にとっては必ずしもよくないということを感じました。人によって受け入れられる強さや器は違うので、それぞれなのかもしれないけれど、どうせなら誰もが楽しく軽やかに自分なりの人生を生きたいと思うのは当たり前のことだと思うので、誰もが生きやすい世の中になるよう、この漫画で知った知識を多くの人が知ったり社会の仕組みもよい方向に多様化していけばいいのかなと感じました。見識が広がる、見て損はない漫画かなと思います。
精神科通院をしていますが、心療内科と言うこともしばしば。
やはり違うものなんですね。
「精神科に通院している」と言われても、そうなんだ、と思うが
自分からは言えないでいます
自分が自分に偏見を持ってしまっている。
私はうつは克服し、今は主に不眠症の治療です。
更年期が原因のうつの感じが出ますが、うつ病を経験したからこそ
違いもわかります(私だけの場合です)
精神科で対応できる症状はたくさんありますし、もっと身近になって欲しいです。
だからこのような作品はもっと広がるべきです。
夏にドラマが放送されますね。
ヨワイ先生のような医師に出会いたいです。
図書館に置いてほしいと言っても、ゴリゴリのお勉強系ではなくストーリーもおもしろくて、普通に読めるけど、知らなかった心の病とかが楽に知れてほんとにすごい漫画だと思います!
私自身も適応障害になったことがきっかけで、長年そうかな?と思ってたので検査してもらったら軽いADHDだと最近分かったのですが、ここで紹介されてる症状とかは一例で、同じ診断名でも人それぞれなので読んで鵜呑みにするというよりは、みんなが少しだけ知識を持てばもっとお互いに生きていきやすいかも!と感じました。
私自身は友人関係や恋愛、人間関係で苦労したこともなく、むしろコミュニケーションお化けと言われるタイプなので営業職をやってたけど、働き始めてから自分のミスの多さや優先順位が病的につけられないことなどがビジネス書を読みまくって対策してもなかなか改善せず悩んでて、産後復職した時に家事、育児、仕事という3足のわらじが優先順位つけるの下手な特性や手の抜きどころがわからない特性などでかなり苦戦して適応障害になりました。
この本を過去の自分が読んでたら、適応障害になる前に対策できたのかな。。?とも思うぐらい私にとっては勉強になったし続きが気になる作品です!人に勧めまくります!
様々な精神疾患、その中には治るものもあればコントロールしながら一緒に生きて行かざるを得ない病もあります。この漫画では、一つ一つの疾患について症状の現れ方、それによって生活に支障をきたし混乱する様子、治療の過程で患者が取る行動が分かりやすく分析・説明されています。
物語を読む事で病気に関する知識を得る事が出来るので、そういった疾患に心当たりのある人だけでなく症状に当てはまる人が周りにいる場合の対処方法もある程度理解出来るようになるのではないかと思いました。もちろん、きちんとした相談・治療を受けるためには診察を受ける事が必要でしょうが。
人間誰しも心の疲れを感じる時があります。その程度が激しくなると日常生活ひいては周囲の人にも悪影響を及ぼしてしまう。誰にでも起き得る事であるがゆえに、この漫画を通して人間の心そのものに対する理解が深まるような印象を持ちました。
精神科は理解するのがとても難しい分野だと思うのですが、とてもわかり易く勉強になります。
内科や外科では検査で数値や映像で結果が解り、
それに対して内服も処方されるが
精神の症状はなかなか説明するのも難しいし
上手く伝えられない人も多いし、話たくない事もある。
精神科のドクターは薬を多量に出すとこが多い中
よわい先生のように適切に今必要な治療方法を示してもらえるのは、とても信頼できる。
こんな先生に巡り会いたいですね