【ネタバレあり】言えないことをしたのは誰?のレビューと感想

声を大にして言いたい

ネットニュースにスクールカースト、スクールセクハラ、教師による性暴力、、、のことでテーマに上がっており、読みました。
これは、男女問わず、もちろん生徒同士、教諭同士でも、あるようで、怒りに震えてしまいます。

離婚した元夫が、小学校教諭で、こういう話をよく聞きました。
同僚と不倫をしていて、それが原因で離婚しましたが、後から卒業生(元教え子の高校生や大学生)とも関係があったとか、セクハラ気質があることから、
まさかとは思うけど、現役生徒に手は出してないだろうね？？と心配になりました。

学校の中へは、警察も入れないし、監視カメラも無いし(セクハラ以外のことに関してもセキュリティ的にどうよ？と思う)、

この数年で処分が劇的に変わったし、ニュースにも上がるようになったけど、
懲戒免職にはならないし、異動されたら分からないし、本当になんなんだ？と思う。

そもそも国家資格なのに、国家試験無いなんてどうなんだろう？

医師免許、弁護士資格みたいに、いやいやそれ以上に厳しくするべきだと思うんだけど。

と、
色々思い出したりして、吐きそうになるくらい怒りに震えました。

この漫画、もっと世に出て欲しいな

4話読了。スクールセクハラの犯人は？

配信4話、読みました。


ネタバレ感想ご注意ください。


あらすじに書いてある通り、スクールセクハラの話です。


主人公の神尾莉生は養護教諭（保健の先生）。


女子生徒の小松川は、保健室の常連。


馬見塚先生は、小松川はサボりと決めつけています。

小松川は引退が近いので部活には出ます。

顧問の杉崎先生は優しく、神尾も一目置いてましたが、


小松川の異変には気がついてない様子。


前後しますが、ある日学校に、保健の先生あてに電話がありました。

電話の相手は円城。女性。


バクダンが学校に。私は9年でバクハツした。

私は許さない。今もそいつは学校に居る。

私の話を会って聞かなければ、後悔する。


神尾は彼氏とのデートをキャンセルされて時間が空き、電話を思い出したので、思い切って円城に会いに行きました。


円城は26歳でしたが、未成年のような風貌。時が止まったような、、


とても電話の主とは思えませんでしたが、

また後日、学校に電話がかかって来ます。


それを機に、現在進行中のスクールセクハラの実態を知る事になるとは、、


小松川は、被害にあっていました。


頭痛も酷く、保健室に退避、本音が出かかりますが、、気丈に振る舞う小松川。


顧問が迎えに来て、部活に行きました。


4話おわり。


感想。セクハラの話。それも先生が生徒にするセクハラです。


解説については作品に描かれてるので、はしょります。


神尾先生は、良心のある保健の先生。経過観察も細心の注意を払い、、表情の裏に隠された真実を読む。
教師に限らず大人が中々出来ない事。凄いと思った。


気になる犯人。馬見塚はいかにもダミー。

犯人は多分杉崎でしょ。


異変に気づかんって有り得ない。


上っ面が優しい（と思われる）人の裏の顔のギャップ。神尾は、杉崎の本性は、まだ見抜けて無いと思う。杉崎は馬見塚と比べりゃ優しく見える。


神尾の彼氏もセクハラの気質ありですね。


事件の真相。円城の過去現在。小松川さん。

どうなるか注目ですが、


テーマがセクハラで重いテーマです。


セクハラを受けた方は傷が残る。

学校の先生=正しい、ではないとまず思います。表向きは素敵な先生だしまさか…となるからこそ生徒もおかしいと思いつつなにも言えないんだよね。女だから結婚したら仕事を辞める、不器量だから手に職を、とか…ジェンダー問題もからめられていていろいろ考えさせられました。この話に出てくる養護教諭の先生みたいに寄り添ってくれる人が現実には難しいかもだけどいたらいいのになと思います。

無料分だけですが、それでも深く考えさせられました。教師と生徒、どうしても上下関係になりがちです。そして第三者の目が届きにくい閉じた環境なので、教師や学校運営側が意識して風通しの良さを保つ必要があると思います。教師といえど一人の人間、とは言え、モラル厳守は必須要件ではないでしょうか。そして物事を有耶無耶にせず、再発防止対策を周知させていかなきゃ、何度だって事件は起きるし犠牲者も出る。国家資格というなら、職務の質を保つ更新制度を設けても良いのでは？なんて考えてみたり…

希望はあったけれど

男性教師が女子生徒に性的なイタズラというか関係を強要していて、それも巧妙に洗脳まがいのことをして行為が発覚しないようにしている。
色んな理由で悪事に気づいたヒロインの味方が少ないことが辛かった。
学校全体として男性教師を問題視するのはずっと後だし、それまでは被害生徒を虚言癖や問題児扱いして全く話にならない、イライラしながら読んでました。
読者はあいつが悪い、犯人だとわかっているから尚更。
実話ではないが多少は事実に基づいたフィクションだろうから衝撃はあった。
ただ、今時イジメや暴力を隠ぺいする学校なんて珍しくもないし、教師だって人間、教師の資格を与えて育てるのも人間だから失敗はあるだろうと理解している。
でもせめて未成年に被害が及ばないように、万一あってもきちんと速やかに処罰できる仕組みを作ってほしいと心から思った。
ヒロインも養護教諭としてベテランになれば組織のしがらみとかで生徒に寄り添えないことも出てくるだろう、そんな未来も想像させる作品でした。
元被害者というかずっと被害者なんだけれど、未来を向いて生きていこうとする描写があって救われました。

他人事じゃない

教育現場での意識の低さ……
生徒もだけど先生の孤独な戦いが辛い……

知識と意識はあるけど経験が浅く立場が弱い、教育現場以外でも無自覚に女性蔑視のスパイラルに取り込まれていて、スーパーティーチャーじゃない等身大の先生というところが、他人事にさせないというか。
学校の教師たち、こんな教師たちまだいるのかって恐ろしくなるけど、自分がその現場にいたら戦えるだろうか……

保健室よく行きました。

貧血気味だった為、良く、利用させて頂き、いちに時間休み、平気な時は、部活に行きました。優しく、頼りに、成る女性👩の先生でした。その頃から、授業に、出なくて、保健室登校の生徒が、チラホラいました。今はスクールカウンセラーがいますが、当時は、まだまだサボりと、認識されてました。心の痛みに気付いてくれる大人が、増えて欲しいですね。

ギリギリまで購入してしまった！

早く続きが読みたいです！

う〜ん…これだけ被害者がいたら、途中で色々と明るみ出てもおかしくないし…黙って耐えている生徒ばかりじゃないとも思いますが…

それだと話しが続かないし、それ意外の学校の悪い所も、えがけないですものね！

学校じたいの体制が良くなる事を願いたいです。

もどかしい

主人公の先生が孤軍奮闘で頑張るが、中々前に進まない。もどかしい場面が多いけど、リアルでなんとか本性を暴いて生徒を救ってほしい…。少しずつ味方が出てきている事にほっとしました。

リアリティがあってドキュメンタリーみたい

心に悩みを抱えた子がいて、甘えだと頭ごなしに怒る先生に意見したら「生徒にいい顔したいのだろう」と話すり替えで流される。
職員室であるある風景です。
続きが気になる。