みんなのレビューと感想「ブルータル 殺人警察官の告白」（ネタバレ非表示）

サイコパスvs罪人

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トレースは読んでなくて、イケメンのサイコパスに惹かれて読み始めた。
絵が綺麗。グロくて綺麗だからリアルにゾッとする。イケメン壇さんは穏やかな笑顔で私刑を始める。

眼には目をじゃないけど、サイコパスにはサイコパスを当てがわないと太刀打ちできないんだと理解した。
一般人には理解出来ないし、理屈じゃないし、あんな事思い付かん。
犯人が言った事と同じ事を言って引導を渡すがなぜ知ってるんだろう。
それぞれ犯人が被害者にした行為を何十倍何百倍にして犯人にプレゼントする。

壇さんは謎だらけで愛する友と天国で再会する為に善行として悪人達に裁きを下す。
私刑中たまに子供のように無邪気に見える。
発達障害？とても純粋なのか？
サイコパスさんって頭はキレるけど感情がおかしいよね。欠落してるからか。

趣味と善行の為に遺体を窯で焼いて証拠隠滅。
自分の山にロッジがあってそこで趣味の陶芸をする為の窯がある。金持ちだからできる事。
犯人達の最期の絶望の表情をコレクションしてる。

陶芸造りが不器用で動物のイラストが下手なのでそこは少し人間らしい。
クマの箸置き(隕石？)は可愛いかった。
ついにお手製マグカップにDOGと書く。

偶然なのか必然なのか同じタワマンの隣に住んでる壇さん、
知らん間に人の車の後部座席に座ってる壇さん、
電車の荷物置きに寝転がる壇さん、
色々、すげーな(笑)

こんな事件あったな〜と思わせるお話だ。
1~4話　未成年の犯罪
5~13　有名私立大学のナンパサークル
14~21　犯罪者を執拗に追うジャーナリスト
22〜　男尊女卑のサラリーマン

方向の正しいサイコパス

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トレースを愛読していたので、憎き壇が主人公なんて……！と思いましたが、いやはや面白い。
グロいけれど、その対象がそうされても致し方ない人間ばかりなので、スカッとします。毒を以て毒を制すとはこの事。このようにサイコパスはサイコパス同士で戦ってくださったら安心です。
しかしどうしてお金持ちイケメンエリートなのにサイコパスになってしまったのか、気になります。

グロいが嫌さは無い

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悪人を相手に自己で制裁を加える主人公…
絵が上手く、悪人側のクズっぷりもしっかり書いてくれるおかけで、なかなか酷い制裁も不思議な爽快感(？)があります。

エリートの主人公は淡々飄々としていますが、何か過去にあるよう。
あえて心情が読めないように描かれているのかまだ謎だらけです。
続話が楽しみです。

もう少し

法では裁いてくれない憎き犯罪者を始末してくれるのは残された者にとっては神に等しいと思うので個人的にはとてもアリかと思います。なんなら現代社会にもそういう制裁者がいればいいのにな〜とも思います。日本は加害者にとても優しい国なので。

でももうちょっと世間的制裁というか、絶望を味あわせてから始末してほしいので☆4で。あそこまで被害者に対して許し難い行為を行ってるのにただ始末するだけはヌルいかと。

悪い人がエグい

漫画に出てくる人が、悪い人は徹底的に悪く、良い人はどこまでとお人よし。
こんな組合せだと、本当に漫画にあるような事件が起こるんだろうな、と思います。
必殺仕事人的な人のやり方も、違う域に達していて、ちょっと心臓がドキドキ痛いくらいです。

面白いけど…

内容はとても面白いし絵も綺麗なんだけど、あぁ〜…見なきゃ良かったなぁと思わせる後味の悪さが残ります。

法では裁けない悪人達に絶望を味あわせながら地獄に送ってくれるのは一時の爽快感をもたらしてくれるのですが…そこに至るまでの許しがたい所業の数々……。

この世のどこかで本当にこんな事をやってる人間がいるのか…と考えると吐き気すらもよおします。

読み終わったあとに気持ちを引きずりたくないので他の笑える漫画も合わせて読まないとモヤモヤが残る。

でもまた読んじゃうんですけどね（汗）

途中までなのでとりあえずこの評価で
手口は残虐だけど同じような目にあわせてその絶望の表情を写真に残すのが好きってサイコパス
警察官である彼が世間が裁いてくれない悪人を裁いて徳を積んでいるという自分では善行をしていると思っている所があっておかしいしずれてるんだけどそれで被害者を救ってるって面はあってスッとすることもある
ある意味ヒーロー、こういうのはダークヒーローっていうのかな
趣味が陶芸でよくわからない歪な陶器を完成させてしまう、モチーフは動物なようだけど似てない…
現代版必殺仕事人って感じの作品
彼のいく末が知りたい、ばれてしまうのか誰にも気付かれずに完遂するのか…

これは賛否両論あると思うけれど、被害者家族なら望む人もいるかもしれないと思った。
反省もしていないような犯人が少しの刑で世の中に戻ってくる。それは犯人自身の為にもならないのに。
万引きの経験者が言う事の多い「成功した時に、取れるんだと思った」というのと同じで、「これだけの刑でまた自由になれるんだ」と考える犯人も大勢いると思う。どうせなら二度と刑務所に戻りたくないと思わせる位の場所になればいいのに。それでこそ罰に抑止力になるのに。

本編より好きかも

驚くのは、これスピンオフなんですよ！この作品一本でも十分に楽しめます。個人的に絵柄は本編「トレース」より好きです。自分はとても好きな内容でハマッてしまいました。確かにグロな部分もあって苦手な人は注意が必要です。が、言うほど執拗な描写は無く結構あっさりその部分が描かれたりするので意外とサクッと読めちゃいます。何より壇さんがかなりお茶目で可愛いです。各刊統一された表紙にもこだわりを感じます。

グロ苦手な方は注意

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法的に裁かれ無い非道な奴らを警察官である主人公が裁いてくれるストーリー。被害者がやられた事を相手もやって痛め付けて始末してくれます。趣味が陶芸で山を持っていてその中の一軒家に自分専用の陶芸釜を持ってるけど、犯人をやっつけた後必ず新作の自作カップを使っているのが不気味です。同僚の女性刑事がいつか気が付くのでは？と思いながら読んでいます。表現がグロい場合もあるので苦手な方は気を付けて！