【ネタバレあり】王の獣～掩蔽のアルカナ～のレビューと感想（3ページ目）

全てが好みでした

絵に惹かれて読み始め、蘭月の冷たい目線の美しさや強さに引き込まれていきました。弟のための復習劇に始まり、王位継承者達の思惑と宮中ならではのお話、私欲がらみの陰謀などストーリーが移っていくので飽きません。どこかピリピリしたものが漂う所もいいです。主要な登場人物も個性的で顔ができ過ぎです(特に男性陣)。途中で顔面偏差値が高いというセリフがあるのですが、確かに…です(笑)。

今の世もこんな…

漫画ってばかにしたものじゃない｡漫画だから大人も若者も共感する｡影響力が大きいのだと思う｡
今の世の中まさにそう!力やお金さえあれば命さえ無くせると人権さえ無視の世の中｡パワハラ モラハラ セクハラ全て人権無視の言動｡縦社会の思考の在り方をもっと冷静に考えるべきなんだと思う｡社会の上に居る人間の力は､これからの社会や組織を正しく育てる為に使うべきもので感情や私利私欲に使うモノではない｡それを理解していない人間に力を与えるルールが間違っていると思う。まさしく『ブタに真珠』状態の社会をたたすべき。それを考えられない我々も変なのではないか？

主人公・藍月が子供の頃感じたように、亜人にとってこの世界は地獄。
でも彼女は、普通の亜人の女の子が生きていく道を捨て、己れの力で双子の弟の復讐の舞台まで登り詰めた。体だけでなく、その精神がとてつもなく強い。
彼女が時々見せるどこか冷めた表情が、亜人が人間に虐げられている現状を思い起こさせます。
復讐相手の第四皇子の従獣になれたが、どうも復讐相手は別人のよう。共に弟への復讐を手伝うことにした第四皇子に、彼女は心を開くことができるのか？

異能を持つ

人間と半獣 、半獣でも異能を持つ者 持たない者…様々な 位の違いもある世界。 半獣の藍月が双子の弟の仇を打つため 女を隠して 男として 王子の 従獣まで登り詰める… 王子との愛情が芽生え 敵討ちの為に自分を捨て 戦いを続けます。 読んでて切なくもあり、 王子の愛情にもキュンキュンしたり 読んでて止まらなくなります。

弟の仇討ち

宮中にて不遇の死を遂げた弟の仇を討つために、単身乗り込んだ主人公。
当初仇だと思ってた相手は、弟の死を心から悲しんだ人物で、互いの立場や本心を知った2人は犯人探しで共闘することに。
今無料分でここまで読み終えましたが、絵がとにかく綺麗です。
話の内容も異能者というファンタジー要素あり、いかにもありがちな宮中のドロドロありと盛りだくさん。
面白いのでオススメです

「黎明のアルカナ」の続編かと思ったらそう言うわけではなくて、アルカナ(異能)繋がりなのね？この作家さんのストーリーの組み立てがけっこう好きです。絵も整っていて綺麗。登場人物も皆魅力的です。個人的には天耀さまのお付きのヒト(名前何だっけ？)が好きです。藍月達亜人を差別する、作品中の社会観念を代表する立場ですが、藍月が女性と知ってドキマキする様子に、いつもニヤリとしてます🎵

まず、絵がきれいです!
それだけで読む価値があるというくらいこの作者さんの絵が好きです!
内容も言わずもがな面白いですが、、弟を殺された亜人のランゲツ（女性だけど男として振る舞ってる）と弟の敵の（実は違った）第四皇子のテンヨウとの恋愛模様（恋愛関係になってほしい（願望（笑）））もどうなってくのかなーと楽しみながら一話一話読み進めています。

絵がもの凄く繊細で、登場人物が皆美しく目の保養になります！
いつも穏やかで優しくて美しくて何でもこなせる天耀様が、藍月の事になると一杯いっぱいになってる姿がたまらなく可愛い♡
藍月も復讐の一心で男の子として育ってきたから、初めての感情にドキドキで…
毎回ハートをぎゅんぎゅん掴まれながらも、永遠に見ていたい二人です(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

これからどうなるのか…

主人公が心を開いていくところが面白いです!イラストが気に入って読み始めました!これから主人公の秘密がどうなっていくのか気になります!

面白い

双子の弟が殺されて、姉が仇をうつというハードな悲しくもあり寂しさを兼ねた物語だと思いました。弟の死を誰も悲しんでないと思ってたら、とても悲しんでいる人が居て良かったなぁって思いました。これから敵討ちしていくと思いますが、ヒロインが男として生きているので、弟の分まで幸せな余生を過ごして欲しかったなぁって思いました。